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【KORAKUEN JAMBULL】後楽園ホールを運営する株式会社東京ドームが、自らキックボクシング興行を主催する理由「もっと網羅的にキックボクシング業界を押し上げるような取り組み準備を、プロジェクトとして進めています」(小林P)

2026/08/22 15:08
 株式会社東京ドームが2026年9月27日(日)に東京・後楽園ホールで開催するキックボクシング大会『KORAKUEN JAMBULL』について、大会誕生の背景と、本大会で導入している選手・団体専用URLによるチケットオンライン販売の取り組みを発表した。 『KORAKUEN JAMBULL』には、NKB日本キックボクシング連盟、ジャパンキックボクシング協会、SHOOTBOXING、新日本キックボクシング協会、SUK WAN KINGTHONG、ニュージャパンキックボクシング連盟、KNOCK OUT、Bigbang、RISEの9団体が参加する。  以下、プレスリリース全文。  本大会の特徴は、異なる団体の選手が集まることだけではありません。各団体が長い時間をかけて培ってきた戦い方、歴史、哲学を「イズム」と捉え、選手とともにその背景にある団体の魅力まで伝える大会を目指しています。  これまで後楽園ホールという「会場」を通じて、数多くの格闘技団体と関わってきた株式会社東京ドーム。特定の一団体に属さず、多くの団体と接点を持ってきた当社だからこそできる形で、キックボクシングの魅力をより広く届けられないか。その発想から、KORAKUEN JAMBULL の企画は始まりました。  また本大会では、リング上の大会設計だけでなく、選手が試合に臨む環境についても新たな取り組みを進めています。その一つが、選手・団体専用 URL によるチケットオンライン販売です。選手がチケットの受け渡しや代金回収などを担わずに販売できる仕組みを導入しました。 「会場を提供する側」から、キックボクシングにもう一歩踏み込む  後楽園ホールでは、長年にわたりボクシング、プロレス、キックボクシング、MMA など、さまざまな格闘技興行が開催されてきました。株式会社東京ドームは、その会場運営者として多くの格闘技団体と関わってきました。  KORAKUEN JAMBULLの企画は、その立場からもう一歩踏み込み、キックボクシングに対して当社だからこそできる取り組みは何かを考えたことから始まっています。 『KORAKUEN JAMBULL』小林米仁プロデューサー コメント「これまで東京ドームとしては、ありがたいことに“聖地”と呼んでいただいている後楽園ホールを通じて、各団体の皆さまと関わり、共に格闘技を盛り上げていくという立場でした。ただ、それだけではなく、キックボクシングをもっとプロスポーツとして押し上げていくために、私たち自身もこれまで以上に踏み込んで取り組んでいこう、というところから始まっています。いろいろな団体の皆さまとつながりがあり、ある種会場プラットフォーマーである私たちの立ち位置だからこそ、果たせる役割があると思いました」  キックボクシングには多くの団体があり、それぞれ異なる歴史や戦い方を持っています。その違いを一つに揃えるのではなく、違いそのものを魅力として一度に感じられる場所をつくる。その具体的な取り組みの一つとして、東京ドームが自ら主催する『KORAKUEN JAMBULL』が生まれました。 [nextpage] 9団体が一体となり、団体の魅力と共にキックボクシングを広く届ける 『KORAKUEN JAMBULL』では、出場選手だけでなく、その背景にある団体にもスポットを当てています。 「RISE代表」「NJKF代表」「SHOOTBOXING代表」など、選手がどの団体を背負ってリングに上がるのかを明確にし、その団体が受け継いできた戦い方や考え方も、大会の見どころとして発信しています。  小林プロデューサーが大会設計の中で一貫して重視してきたのが、「団体の魅力が伝わること」です。 小林プロデューサー コメント「選手の背景には団体があって、それぞれが自分たちのポリシーや哲学を持ちながら、歴史を積み重ねています。選手だけではなく、そこの部分もしっかりフィーチャーして、各団体の魅力を感じてもらえる大会にする。それは企画をつくる中でも、絶対に外したくないと思っていました。  選手個人の魅力を入口に、その背景にある団体にも興味を持ってもらう。KORAKUEN JAMBULL では、そうした新たな格闘技の楽しみ方も目指しています。出場選手は当然変わっていきますが、その団体が大切にしているイズムは、1回目、2回目、3回目と続いても変わらない部分だと思っています。 『この選手が好きだ』だけではなくて、『この団体の戦い方が好きだ』『次はこの団体からどんな選手が出てくるんだろう』という楽しみ方が生まれ、『次はこの団体のイベントを観に行こう』にまでつながってほしいと思っています。そうやって、選手をきっかけに団体を知り、団体からまた新しい選手を知っていく。そんな循環が生まれればと思っています」 なぜ、第1回は王者ではなく「プロ10戦以内」なのか  9団体が一堂に会する大会であれば、王者やトップファイター同士による団体対抗戦を期待する格闘技ファンもいるかもしれません。一方、第1回『KORAKUEN JAMBULL』では、原則としてプロ10戦以内の次世代選手を対象としています。そこには、初回大会だからこそ、まず各団体が参加しやすく、今後も協力体制を継続していける土台をつくりたいという考えがあります。 小林プロデューサー コメント「東京ドームとして初めて、各団体の皆さまのご協力を得ながら大会をつくっていく中で、まずは参加しやすい形をきちんとつくることが大切だと思っていました。まずはプロ10戦以内という枠組みからスタートして、大会そのものを育てていきたいと考えました。  現在は幼少期からアマチュア大会で実戦経験を積む選手も多く、各団体で実施された代表出場者決定戦でも、プロキャリアの数字だけでは測れない戦いが繰り広げられました。実際に出場者決定戦を見ていても、非常にレベルの高い試合がありました。今はアマチュアも充実していて、ジュニア時代から何十戦も戦っている選手も多い。プロ10戦以内だからといって、競技レベルについて心配はしてません」 [nextpage] 「最強」を決める前に、まず各団体の魅力を知ってもらう  9団体が集まる以上、「どの団体が一番強いのか」という見方が生まれることについて、小林プロデューサーは否定していません。それもまた、格闘技の楽しみ方の一つと捉えています。  一方、第1回大会でまず伝えたいのは、それぞれの団体が持つ「イズムの違い」です。 小林プロデューサー コメント「いずれ『じゃあ、どの団体が強いんだ』という視点は、どうしたってファンの皆さんの中から出てくると思います。それはそれで、そういう目線で楽しんでもらえばいいと思っています。  ただ、まずはいろいろな戦い方があって、いろいろな背景を持った団体がある。60年の歴史をもつ日本のキックボクシングだからこその面白さを知ってもらいたい。 「最強」を決めることを急ぐのではなく、まず「多様なイズム」を知ってもらう。そこから、応援する選手や団体を見つけてもらう。第1回KORAKUEN JAMBULLは、その入口となる大会を目指します」 選手の負担軽減を目指し着手した「選手チケットオンライン販売」  本大会では、出場選手・参加団体ごとの専用 URL からチケットを購入できるオンライン販売を導入しています。格闘技興行では、選手自身がチケットを案内し、受け渡しや代金回収を行う販売方法が現在も重要な販売チャネルの一つとなっています。選手を直接応援するファンとの接点になる一方で、その販売に伴う実務を選手自身が担うケースもあります。 小林プロデューサー コメント「自分自身も経験していますが、まず声をかけて、『買う、買わない』を確認する。期日もありますし、直前でのチケットキャンセルもあります。今回、一番大切にしたかったのは、そうした対応によって選手の練習時間や休養時間を奪わないことでした」  そこで本大会では、イープラスの販売システムを活用し、選手・団体ごとの専用 URL を用意。ファンは応援する選手や団体の専用 URL から直接チケットを購入できます。選手自身がチケットを預かり、購入者との受け渡しや代金回収を行う必要はありません。選手チケットのオンライン販売も、『KORAKUEN JAMBULL』で進める取り組みの一つです。  一大会だけでなく、キックボクシングに対して東京ドームだからできることを9団体が、それぞれの歴史や戦い方を持ったまま一つのリングに集まること。各団体の興行から代表選手が勝ち上がり、その団体の「イズム」を背負って戦うこと。次世代の選手が、これまで接点の少なかった団体の選手と向き合う舞台をつくること。  そして、リングの外側でも選手がより競技に向き合える環境を考えること。『KORAKUEN JAMBULL』は、東京ドームがキックボクシングに対してこれまで以上に踏み込んで取り組む中で生まれた、一つの形です。 小林プロデューサー コメント「今、KORAKUEN JAMBULLやKICKJAMなど具体的に形になっている取り組みもありますが、もっと網羅的にキックボクシング業界を押し上げるような取り組み準備を、プロジェクトとして進めています」  後楽園ホールを通じて、長年多くの格闘技団体と関わってきた株式会社東京ドーム。その立ち位置だからこそできることを考えながら、『KORAKUEN JAMBULL』の第1回大会を9月27日(日)、後楽園ホールで開催します。
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