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インタビュー

【RIZIN】パッチー・ミックスが減量に失敗した理由を明かす「どうすれば勝てたのか。同じ間違いをしないために、活かすために反省したい」「佐藤選手の言葉は真実の言葉」

2026/08/12 13:08

佐藤将光には最大限のリスペクト



――最後サイドポジションを取った場面があったかと思います。あそこでフィニッシュに向かう動きはなかなか難しかったでしょうか。

「あのポジションからはクルスフィックスを狙っていました。右側にいたので右の足を使ってクルスフィックスに行きたかったんですけれども、(カーフを蹴られた)右足のダメージがあってなかなか思い通りに行かなかったし、佐藤選手がやはり上手かった。バギーチョークではないけれども、上手く固められてしまったので、流れとしてはハンマーフィストを落としながら、佐藤選手が嫌がったところでバックを取りたいって狙っていたんですけれども、それを強引にやってしまうと自分が下になってしまうリスクもあったので、そこのリスクを取るか取らないかっていう部分でちょっと悩んだっていうのはあります。

 なので結果、残り14分15秒ぐらいのところでスタンドアップされたんですけれども、もう少しアクティブにいなければいけなかったかな思いつつも、スタンドの状態になったことに対してはさほど何とも思っていないです。というのも、打撃の展開で彼もいい打撃を当てましたし、自分もヒジを当てる機会があったので。その時に考えていたのは1Rは取ったと思う。2Rははっきりと分からない。ただ、3Rはこれだけやれば自分が取ってるだろうなという考えがあったんですけれども、はっきりとは分からなかった。

 コーチたちはフィニッシュをしないとダメだと指示を出していたんですけれども、とにかくあのサイドポジションでは、佐藤選手が対戦相手を嫌がってどっちかを向いてくれることを狙っていました。そこでアナコンダかギロチンを狙っていました。佐藤選手は今回58戦目になるので、その経験は本当に素晴らしいと思いますし、修斗、ONE、RIZINのタイトルマッチも全部経験してきている本当にレジェンド的な選手なので、思うようにはやらせてくれなかったという感覚なので、振り返って反省して次回はそういった間違いがないように、対策していきたいと思います」



――今回バンタム級に戻して、パッチーが以前のような強さを見せてくれるのを期待してたんですけれど、それが計量失敗で。日本のファンはきっとアメリカのファン以上に計量失敗に厳しくて、かなりパッチーに対して厳しい意見が飛び交っていたんですけれど、そこで佐藤選手が「パッチーが終わったって言う人もいるけれど、真摯に誠実に向き合っていれば必ず見てくれる、チャンスをくれる人がいる。だから、自分のやりたいように誠実に真摯にやってほしい」とマイクでファンに言ってたんですね。それを聞いてどのように思われますか?

「それを聞いて本当に最大限のリスペクトを持つようになりました。自分自身も佐藤選手のファンであります。井上との試合もサバテロとの試合もアンドラージとの試合も太田との試合も全部見ていますし、本当に彼は上手い選手だと思います。ご自身でもコーチをやっていますし、非常に高いレベルのファイターだと思います。自分の体調が悪くなってしまって計量を失敗してしまったんですけれども、日本のファンの方が厳しいっていうことに関してはちょっと疑問に思います。アメリカのファンもだいぶ厳しいので、その点に関してはどうなのかなと思いますが、とにかくそういった意味でリスペクトは凄く持ってます。



 佐藤選手の言葉を今聞いて、本当にそれは真実の言葉だと思いますので、真摯に向き合えば物事は磨かれますし、頂点を知っている人はいつでも向き合い方でまたそこに戻れることが出来ると信じています。自分はここ数年、だいぶ厳しいタフな状況ではあったんですけれども、それでも挫けず諦めずに前向きにずっとやってきたつもりです。そんな中で、自分としては失った日本のファンの信用をまた戻すために、真摯に向き合う必要があると思います。いい試合をして、榊原さんとファンの皆さんが喜ぶような、戦士としてふさわしい試合内容をしようと思っていました。

 1R、バックを取ってフィニッシュできる状況だったと思います。本当に数センチの差で佐藤選手のディフェンスが本当に上手くて逃げられたと思うんですけれども、結果として本当にフィニッシュから数センチ遠かっただけで、近づいたという部分では自分のことを評価したいと思いますし、完全に落胆してるわけではないと思います。少しの修正ができれば16個目のフィニッシュを持って自分は今日帰れたんじゃないかなと思いますので、そういった気持ちで向き合いたいと思います。

 RIZINのファン、日本のファン、ボスの榊原さん、RIZINのスタッフの皆さん、このショーを作るために皆さんとても努力しているのは凄くよく分かりますし、メディアの皆様もみんな一丸となって、こういう素晴らしいものを作っているっていうのは本当に感じていますし、一つのチームとしてこういったイベントが出来ることを私は知っています。そこに対してのリスペクトはあります。話を戻すと、佐藤選手が試合後に何と言ったのかを聞いて、さらにリスペクトする気持ちが強くなりました」



――次戦をやるとしたら、RIZINのバンタムでやるのか、あるいはフェザーに上げるのか、あるいは他の団体で試合をしようと思っているのか、何か今選択肢として浮かんでいるものはありますか?

「現状ではRIZINとの契約がまだ残ってますので、とりあえずはRIZINとの契約をしっかりと満了させたいと思っています。今聞かれても、1時間ぐらい前に試合が終わったばかりなので、どんなオプションがあるのか聞かれても分からないんですけれども、今はまず怪我を治して健康になりたい、足が回復するのを待ちたいと思います。今はだいぶダメージで腫れてしまってるんですけれども、チェックした時に佐藤選手の足の骨と骨が当たった感じで痛めてしまったので、そこを良くしたいです。とにかく健康になってまずは反省をする。

 反省をして、その上で次の自分のオプションっていう部分を見直したいなっていうふうに思います。良くない流れが続いているので。体重さえ作っていれば内容的には自分が勝っていた試合だったとは思いつつも、下を向かずに上を向きながら前に進んでいくしかないと思いますし、立ち止まらずに前に進み続ける。そして自分は肩を落として帰るのではなくて、自分の家族だったりジムだったり、いろんなものを背負って今ここにいるので、頭を上げて前向きに帰りたいと思っています」

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