今後の議論の対象になるのは凄くいいこと

――またいつか、ベストな最強のパッチー・ミックスと戦いたいとの想いは?
「彼がまだやっていって、そういう風な姿勢が見えるんであれば、全然まだトップに行ける選手だと思うので。32歳だから、僕も30歳ぐらいから強くなったんで、まだまだできるはずだと思うから、彼が本気でまたこれから気持ちを入れ替えてやるのであれば、世界のトップを全然狙えると思います」
――今も話されたことを自分が勝った試合で、あえてファンの前だとかテレビにのるように話されたっていうのは、それだけパッチ―への想いが今も残ってるっていうことでしょうか。
「もったいないなってすごい思う。才能とか、もちろん実力もあって、ちゃんとやれば絶対もう一回トップに戻れる選手なのに、自分でそのチャンスを潰してるからすごいもったいないなっていうのが一番の気持ちです」
――計量失敗で相当ファンに叩かれてるじゃないですか。そういうファンの反応みたいなものも何か思うところはありましたか。
「いや、ファンは好きに言ってもらっていいと思うんですけど。僕自身は彼をまだ応援したいというか。でも、彼がもう格闘技を離れるって言うんであれば、そっちの道を応援したいと思うけど、そっちに行ったとて誠実に真摯にやっていかないとうまくいかないんじゃないかなと思います」

――今回自分が体重超過された側になりましたけども、改めて夏場の水抜き、塩抜きだったり、あるいは海外から来た選手の日本っていう気候の中での計量だったりとか、あるいはノーコンテストルール、何か思うところが実際に当事者としてあったら教えてください。
「いろんなところで意見言われてるんですけど、確かに夏って勘違いしやすいんですよね。水抜けている状態がその体重だと思っちゃってとかあるんですけど、もうどれだけやってんの?って。ラスベガスでしょって。もっと暑いじゃんって。湿度とかは違うけど、そこはやっぱりプロだから、そこは言い訳にはできないと思うし。パッチ―自身は別にそこを言い訳にはしてないと思うんですけど、それ言ったらもう全部言い訳ついちゃうし、ルールだからっていうところが一番あって。難しいですよね。計量オーバーした時にどういう査定にしていくかっていうのは。
今回が初めてじゃないけど、今回改めてそこにスポットが当たって、今後の議論の対象になるのは凄くいいことだと思うので、何がベストだって結局ないからいろんな方法をみんなが考えてやっていると思うんですけど、僕は別にノーコンテストルールが悪いとは思わないし、当日計量も悪いとは思わないし、決められたところでちゃんとやるっていうのは大事かなと思うけど、お客さんが乗れる形で試合が成立するのが一番いい。契約を守ればそういうことはないんで。でも、どうしてもつきものだから、そういった問題は出てくるんで、いろんな意見が出てみんなで考えていくことが大事なんじゃないですか」

――大会前に後藤丈治選手にインタビューした時に、前の彼の試合が終わってすぐに佐藤選手のところに行って、2人でダニー・サバテロ対策を話していろいろやってきたという部分で、今2人がサバテロに対してどれぐらいの力量をつけてきたのかと、そこまでやっている選手が挑戦権を争うライバルでもあるということについては、今後どのように考えていますか?
「タイトルマッチまで行けたらやろうっていう感じだと思うんですけど。丈治には僕がサバテロについて研究したことを伝えて、俺はこういう時はこういうふうにしてっていう、こういうテクニック使ったとか、ここはもうちょっと俺が上手かったらもうちょっと攻めれたんだけどねみたいな話をして。彼も自分の中の技術と僕の意見を多分うまく融合して、自分でイメージしてると思うんですけど、木曜日のTRIBEのプロ練では、別にサバテロ対策をしてるわけじゃなくて、うちのジムに来た時の一回だけ伝えて意見交換したっていうだけなんで。
その後、彼がどんだけその先をやっているかはわからないので何とも言えないところですけど、確実にサバテロのアタックに対してのカウンターの理解度は上がってきていると思うし、僕自身もそこはサバテロと戦ったことで一個成長できたと感じて伸びた部分がすごいあるんで、また挑戦する時が来るまで、そこを伸ばしながらまた試合で試す日が来るのを楽しみにしているって感じですかね」






