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【ONE】海人をハイキックでKOしたシアサラニが試合後に語った全て「SNSでシェアされた、彼がスパーリングパートナーをKOした動画を見て『教訓を授けてやる』と思った」

2026/08/10 21:08
 2026年8月8日(土)東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)にて開催された『ONE SAMURAI 2』(U-NEXT配信)のセミファイナル「ONE SAMURAIフェザー級(※70.3kg)キックボクシングトーナメント」1回戦で、海人(TEAM F.O.D)を左ハイキックで1R1分27秒、マットに沈めたモハメド・シアサラニ(イラン)が試合後インタビューに答えた。  感想を求められたシアサラニは「あの左ハイキックは凄く練習してきた。本当に、凄く。特に相手の腕に3発蹴り込む蹴り方だ。相手の脚を狙おうかとも考えていたんだけれど、その後にトリッキーなハイキック3連打を放った。相手はいつものようにパンチを返そうとして来た。そこで、相手の頭めがけて左ハイキックを放って、どうなるか見てみたんだ」と、左ハイキックはこの試合に備えてたくさん練習してきたものだと明かした。 「最初のキックは――彼に当たってなくて、彼は後ろに身を引いた。次に、まず脚にキックを1発入れ、それから腕に2発蹴りを入れた。彼が迫ってくるのが見えたので、キックかパンチを返してくるのだろうと予想したんだ。たいていの場合、キックやパンチを放つ時は手が下がる。だから彼が動き出した瞬間、私は左ハイキックを放ったんだ。私はこのためのトレーニングを本当にたくさん積んできたんだよ」  海人との再戦については「この試合については以前も言った通り、私にとっては再戦というわけではなかった。単にトーナメントの最初の試合の相手の一人に過ぎなかったんだよ。それに、彼は日本では有名なファイターだから、彼が本気を出してくることは分かっていたので、しっかり準備をしてきた。以前にも戦ったことがあるので、彼はリベンジを目論んでいたと思う。でも、私は以前よりもはるかに強くなって臨み、この試合のために人生で最も過酷で困難な試練を乗り越え、最高のトレーニングキャンプをこなした結果、最高の結果を得ることができたんだ。海人は非常に優れたファイターだと思う。また、とても礼儀正しい人だ。彼のことは大好きだし、深くリスペクトもしている。しかし、リングの上では、リスペクトなどない」と、過酷なトレーニングキャンプを積んできたという。  そもそも、なぜ左ハイキックを重点的に練習してきたのか、海人の戦い方に何か弱点を見つけたのかと聞かれたシアサラニは「ご存知の通り、試合前にスパーリングで彼が相手にハイキックを放って、その相手が失神していた動画がネット上で話題になっていたよね。それで、たくさんの人がその動画を私に送ってきたんだけど、なんで私にその動画をシェアしてくれたのかは分からない。でも私は、『よし、海人がスパーリングパートナーを仕留めたのと同じやり方でやるぞ。アイツを仕留めてやる。あんなふうに仕留めてやる』って思ったんだ。そして、まさにそれが実現したってわけさ」とSNSで流れてきた、海人がスパーリングで相手をハイキックでKOした動画を見てハイキックを使おうと決めたという。  それは、やられた側の気持ちを教えてやるというような理由なのか、と問われると「私はその動画を見て『この男は非常に無礼だ』と思った。なぜなら、彼はスパーリングパートナーをハイキックでKOし、しかもそれは安全な環境で行われたわけではないからだ。彼がどこでパートナーと練習しているのか。私には安全性が担保されている場所であるようには見えなかった。そして私は自分自身にこう言った。『私からも(彼に)メッセージがある。お前には教訓を授けてやる。彼は礼儀がなっておらず、愚かだ。だからこそ、私はこうしてやり返すのだ』とね」と、練習相手に敬意がなかったことに腹を立て、海人を同じ目に合わせたかったと告白した。■シアサラニが見たと思われる動画  今後の展望については「ご覧の通り、今、私は最高のものを手に入れた。人生で最大の報酬だ。だから、このスポーツのために、もっと良い環境を作っていこうと思っているよ。このお金を使って、次の試合や将来に向けて、より良いトレーニングキャンプを整えていくつもりだ。そうして、自分自身をより優れたファイターに育てていくつもりだ。“プリンス・オブ・ペルシャ”としての実力をさらに高めていく。これはまだ始まりに過ぎない。これは最初の試合に過ぎず、賞金は30秒分くらいだった。だから、まだまだ、もっともっと先がある。私たちはこのトーナメントで優勝するつもりだ。私はこのトーナメントで優勝を狙う。それに、タイトルを獲らなければならないと誓っている。そのタイトルを獲った時の感覚を味わわなければならない。そして、そのために出来ることは何でもやるつもりだ」と、750万円のパフォーマンスボーナスを自分がさらに強くなるために使いたいと話し、トーナメント制覇を目標に掲げる。  野杁正明との準決勝について聞かれると「野杁とリウ・メイヤンの試合はまだ見てないけれど、野杁が凄く強いのは知っているし、私に次いでこのトーナメントで一番の選手だと思う。彼と戦えることは本当に嬉しいよ。私のこれまでの試合を見れば分かるけれど、私はいつもスター選手と戦ってきたからね。私はいつもスター選手たちに挑んできたんだ。メンヤンともすでに戦ったし、彼との対戦で自分の実力を証明した。だから、野杁と戦えることを今は嬉しく思っている。彼との対戦は僕にとって挑戦だ。それに、準決勝だし、大きな一戦だ。今夜と同じ結果を出せるよう、また全力を尽くすつもりだ」と、楽しみにしているとした。  なお、未発表の準決勝の日程についてチャトリCEOは「まずは選手の怪我の状況を見なければいけないけれど、9月か10月にやる可能性もあります」と、9月12日(土)神奈川・横浜BUNTAIでの『ONE SAMURAI 3』か10月17日(土)東京・有明アリーナでの『ONE SAMURAI 4』でやりたいと話した。  現実的に、1カ月後の9月は可能性として薄いことから、10月が濃厚だ。
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