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【ONE FF】スアキムがダウンを奪いナビル・アナンの猛反撃に耐えて殊勲の勝利! RISEの翼がハイキックで鮮やかな初回KO勝ち、スーパーレックが負傷でダヤカエフにTKO負けまさかの4連敗に、グレゴリアンが“奥足ローキック”で準決勝へ一番乗り、チャットペットが伊藤陸紅との激戦を制してリベンジ

2026/08/07 20:08
ONE Friday Fights 165 & The Inner Circle 252026年8月7日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信 ▼第6試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R×ポン・ズーハオ(中国)KO 1R 2分56秒 ※左ハイキック〇翼(TARGET/RISEバンタム級8位)  翼は第2代ジャパンキックボクシング協会バンタム級王者で、2022年2月からRISEに出場。10月に負傷判定ながら花岡竜から勝利を奪った一戦が光る。その後は泥沼の3連続KO負けと調子を落としたが、2024年2月に小林大樹から勝利を奪うと京介に判定勝ち、京谷祐希に右フックでKO勝ちを収めた。2025年11月に伊東龍也に判定負けして以来の再起戦となる。戦績は14勝(7KO)7敗1分。RISEバンタム級(-55kg)8位。  ズーハオは今回がONE初出場。散打をベースに持ち、中国国内の地方大会やローカルプロ興行を主戦場としてキャリアを積んできたようだ。  1R、サウスポーの翼は左ミドルで先制し、左インローを蹴る。ズーハオはその蹴りに右ストレート。翼の蹴りをかわして左右フックを打つズーハオ。軽快なステップで左右に動き、翼に左右フックを浴びせていくズーハオに翼は左ローと左ミドル。打たれても前へ出る翼は徹底した左ロー。  ズーハオの左右フックを被弾してもものともせず、前へ出て左ローと左ミドルを蹴る翼。左ストレートで前へ出る翼が右フックをヒットさせ、コーナーを背負ったズーハオに連打を浴びせる翼。  翼のパンチ連打に下がるズーハオに、翼は一度フェイントを入れてここで左ハイキック。この一発が見事に決まり、ズーハオはカウントアウト。翼の見事なKO勝ちとなった。 「今日はパンチから蹴りへとキックボクシングをやろうと思って、ずっと練習してきたことなので。ロー、ミドル、ハイキックと蹴り分けて最終的にハイキックでKO出来て、ONEデビューを飾れて本当に嬉しいです」と勝利者インタビューに答える翼は35万バーツ(約167万円)のボーナスを獲得。 「ありがとうございます。僕、今年プロデビュー10年目でこんなに賞賛を受けたのは初めてなので素直に嬉しいです」と笑顔を輝かせた。 [nextpage] ▼第5試合 ONEバンタム級ムエタイ 3分3R×ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/Team Mehdi Zatout)判定1-2〇スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ/Sor Jor Thongprajin) アナンはテコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。『RWS』出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。  しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせるなど5連勝を飾り、2025年1月にはニコ・カリロに初回TKO勝ちで暫定バンタム級ムエタイ世界王座を獲得。  3月の日本大会で正規王者のスーパーレックと王座統一戦を行うはずだったが、スーパーレックが体重超過で王座はく奪、ノンタイトル戦でアナンがリベンジを果たした(その後、アナンが正規王者に昇格)。その後はキックボクシングルールに挑み、イリアス・エナッシとは無効試合となったものの、2025年11月の日本大会ではフェザー級(-70.3kg)で元K-1王者の和島大海に判定勝ちした。しかし、2026年3月にランボーレックに敗れ王座を奪われた。ONEバンタム級で195㎝という規格外の長身で、戦績は39勝6敗1分1無効試合。 スアキムはルンピニースタジアムのバンタム級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級の三階級制覇王者で、2018年2月の『KNOCK OUT』に初来日。那須川天心への最強の刺客として大きな話題を呼んだが、那須川に5R判定負け。2019年7月には『RISE』で那須川と再戦したが、胴廻し回転蹴りで目尻を切り裂かれて流血、3R1分25秒、TKOで敗れている。 2019年12月に日本の『BOM』でチャンヒョン・リーにTKO勝ちし、BOMスーパーライト級王者になった。しかし、2020年4月に突然の引退宣言。2023年7月、ONEで現役復帰を果たして2026年4月のウラジミール・クズミン戦まで8勝(4KO)2敗。現在7連勝中(4KO)と波に乗っている。 連勝がストップしたアナンはこれが再起戦。再び王座へ近付くためには、強敵ウラジーミル・クズミン戦をもクリアしたスアキムの連勝をストップしなければならない。誰が相手でも乱戦に巻き込み、パンチとヒジの打ち合いで競り勝つスアキムとの対戦は実に興味深い一戦となった。  1R、アナンが右ローを蹴る。両者コンタクトがあまりなく、レフェリーがアグレッシブを促す。ジャブから左ミドルを蹴るアナンにスアキムは右ロー。長いジャブを伸ばすアナンはボディへのワンツー、右ロー。スアキムは右ローを蹴るが、アナンは伸びるワンツー。スアキムが右ローを蹴ってラウンド終了。両者かなり慎重な出足となった。  2R、スアキムが右ローを蹴るとアナンは打ち下ろしの右ストレート。ジャブで突き放すアナン。そのジャブに左右ローを合わせるスアキム。アナンは前後のステップを踏みながら右ストレート、スアキムが組み付くと長い脚を振り上げてヒザを蹴る。離れたスアキムは飛び込みの左をフェイント、右ボディストレートからの左フック、続いての首相撲からのヒザで同体で倒れたが、アナンにダウンが宣告される。  詰めてくるスアキムに組んでのヒザ蹴りで応戦するアナン。スアキムは左右フック、首相撲で必死の防戦のアナンだが、パンチを打って来るスアキムにワンツー、左右フック、ハイキック、ヒザ蹴り、右ヒジを叩き込む。  3R、アナンはワンツーから首相撲、離して左ボディ。スアキムも左右ヒジで応戦するが、アナンが左ボディ、さらに右ヒジと猛攻を加える。ロープを背にして右ストレートを打つスアキムだが、アナンがボディへのヒザから頭部へのヒザを突き上げ、右ストレート、左ボディでスアキムを追い込む。  ロープを背にするスアキムへ右ストレート、左ボディ、右ヒジ。さらに左右ボディ、ヒザ、左右フックとまるで人間サンドバッグとなるスアキム。アナンは攻撃の手を休めず、左ボディと右ストレート、ヒザ。スアキムは顔面を血に染めながらも右ストレートを返す。アナンのバックスピンエルボーをかわして抱え、投げ倒す。  猛攻を見せたアナンだが、一歩及ばず。判定2-1のスプリットでダウンを奪ったスアキムが8連勝を飾った。当然、35万バーツのボーナスも。  スアキムは「正直1Rの時点ではどう距離を詰めればいいか分からなかった。少しずつ修正したけれど2Rの一撃はラッキーだった。3Rはスピリットで耐えた。普段の5倍トレーニングしてきたよ。ナビルはこれからどんどん強くなると思う。チームのみんなに感謝したい」と勝利者インタビューに答えた。 [nextpage] ▼第4試合 ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ 3分3R〇アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)TKO 2R 0分39秒 ※レフェリーストップ×スーパーレック・ギャットムー9(タイ/スーパーレックムエタイジム) ダヤカエフは2023年11月の『ONE Friday Fights 39』から参戦すると4連勝を飾ったが、2024年10月にヨッドIQにONE初黒星を付けられた。2024年12月の再起戦では日本でもお馴染みのシップムーン・シットシェフブンタムを1RでKO、2025年2月にアレッシオ・マラテスタも1RでKO、5月にはセーマペッチをも2RでTKOに破り、7月にはフェザー級でノンタチャイを左フックで初回KOと4連続KO勝ち。2026年1月にランボーレックに2RでKO負けを喫したが、5月にスーパーレックから勝利を奪った。蹴り足キャッチからの強打が武器。戦績は16勝3敗。 スーパーレックは、ルンピニーのフライ&バンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座のほか数多くのタイトルを獲得。2012年にはタイのスポーツ省が認定するムエタイMVPにも選ばれている。ONEでは2023年1月にダニエル・プエルタスに勝利してONEフライ級キックボクシング世界王者となり、9月にはノンタイトルマッチでロッタンと対戦し、2Rにヒジ打ちでダウンを奪い判定3-0で勝利している。  2024年1月、ONE日本大会で武尊の挑戦を受け判定3-0で勝利、ONEフライ級キックボクシング王座2度目の防衛に成功すると、9月にはONEムエタイ世界バンタム級王者ジョナサン・ハガティーに右ヒジで初回KO勝ち。2階級制覇を達成して13連勝を飾っていたが、2025年3月のバンタム級ムエタイ王座統一戦で体重超過、王座をはく奪され試合でもナビル・アナンに敗れた。11月の日本大会で与座優貴、5月にダヤカエフに敗れ連敗中。戦績は139勝32敗4分。  前述の通り、両者は5月に対戦。ダヤカエフが前日計量で約1.45kgオーバー。ダヤカエフがスーパーレックに補償金を支払うことで試合合意となった。1Rにダヤカエフが右ストレートでダウンを奪ったが、2Rからスーパーレックがヒジ、右ローキック、首相撲からのヒザで猛反撃。判定は2-1でダヤカエフの勝利となったが、この判定は物議を醸した。ファン、批評家、専門家の意見は分かれたが、多くの人がスーパーレックは2Rと3Rで勝利に十分なパフォーマンスを見せたと主張。そのため、今回のダイレクトリマッチが実現することに。  大歓声に迎えられて入場したスーパーレック。指で“S”の字を作ってその歓声に応える。  1R、ダヤカエフが前蹴りで先制、スーパーレックが右ローを蹴ると右カーフを蹴り返す。場内は『スーパーレック』コールの大合唱。スーパーレックが右ローを蹴ると、すぐに右ストレートを返してくる。フェイントを入れて重い右ローを蹴るスーパーレック。その右ローをフェイントにして右ヒジを叩きつけると、ダヤカエフがガクッと崩れる。  しかし、深追いはしないスーパーレック。ダヤカエフはジャブを突き、右ボディストレート。スーパーレックの右ローに右ストレートを合わせに来るダヤカエフだが、スーパーレックは頭を下げながら蹴る。スーパーレックが前蹴りをキャッチし、カウンターのパンチを見舞おうとするとダヤカエフはバックスピンエルボー。これは空を切った。  2R、スーパーレックは小さいステップを踏む。ダヤカエフが右ローから右ストレート、スーパーレックは右ヒジを合わせようとしたがダヤカエフの左右フックと左ボディをもらってダウン。  スーパーレックは頭部のダメージではなく、右手を上げて右足の異常を訴えて“もう戦えない”との意思表示。レフェリーが試合をストップし、ダヤカエフのTKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼第3試合 ONE SAMURAIフェザー級(-70.3kg)キックボクシングトーナメント1回戦3分3R〇マラット・グレゴリアン(アルメニア)判定3-0×マムカ・ウスビャン(ロシア)※グレゴリアンが準決勝へ進出。 8月8日(土)東京・EBARA WAVE アリーナおおた『ONE SAMURAI 2』(U-NEXT配信)にて行われる「ONE SAMURAIフェザー級(-70.3kg)キックボクシングトーナメント」の1回戦を、グレゴリアンがひと足先にタイで行う。 グレゴリアンは2015年のK-1 WORLD GP初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで3試合連続KO勝ち。初代王座に輝くと2019年5月にシッティチャイを破りGLORY世界ライト級王座も獲得。ONEには2020年12月に初参戦。2023年8月にONEフェザー級キックボクシング世界王者チンギス・アラゾフに挑むも判定負けでタイトル獲得ならず。2024年1月のONE日本大会ではシッティチャイと5度目の対戦でKO勝利を奪った。  4月にはスーパーボンとONEフェザー級キックボクシング暫定世界タイトルを争ったが、判定で敗れている。2025年11月のONE日本大会では安保瑠輝也に判定勝ち、2026年4月には海人を初回KOに沈めた。戦績は70勝(37KO)14敗1分1無効試合。 ウスビャンは2024年2月の『ONE Friday Fights』からONEに出場。シャドウ・シンハ・マウインから判定勝ちを収めると、2戦目でクンスクレック・スーパーボン・トレーニング・キャンプにKO勝ち。2026年2月にヤシン・アイラド、6月にエンゾ・カルトゥームに判定勝ちしてONEでの戦績を4戦全勝とした。生まれはグレゴリアンと同じアルメニア。  1R、サウスポーのウスビャンに圧をかけて前に出るグレゴリアンはジャブから右ボディストレート。コーナーに詰めて左右の連打。その後も右ミドル、左カーフ。ウスビャンは左ミドルを蹴っていく。ウスビャンはジャブを突き、左ストレートと左ミドル。グレゴリアンは右インローを蹴ってから左カーフを蹴る。ウスビャンは顔面前蹴り。  ウスビャンにロープを背負わせると左ボディと右フック、ウスビャンは離れるとジャブ。前に出るグレゴリアンにテンカオを突き刺す。グレゴリアンは左ロー、右ボディストレート。下がって左ミドルを蹴って来るウスビャンにグレゴリアンは右ボディストレートを狙い撃ち。  2R、ジャブを突きながら右へ回り込むウスビャンに、グレゴリアンは右ミドルハイ。圧をかけるグレゴリアンが右インロー、左カーフ。ウスビャンはジャブを突きまくる。ガードの隙間からジャブをもらうグレゴリアンは前へ出て右ロー。この右ローでウスビャンの足が大きく流れる。さらに右ミドルも蹴り、右ストレートへつなぐ。ヒザも突き刺すグレゴリアン。  ジャブを突き続けるウスビャンは左ボディも。グレゴリアンは右ローから左右フックを狙うが、パンチは空振り。しかし、グレゴリアンの奥足を蹴る右ローでウスビャンが何度もバランスを崩す。  3R、グレゴリアンは踏み込んで右ローを蹴り、ワンツーにつなげる。右ロー、右ミドルを当てるグレゴリアンにウスビャンはワンツーを打つ。ジャブから左ストレートのウスビャンに、ブロックを固めて前へ出るグレゴリアン。ウスビャンはテンカオで迎え撃つ。このラウンドは左ストレートと左右フックも打つウスビャン。グレゴリアンよりも手数が多い。グレゴリアンは前へ出てのジャブ、右ローの狙い撃ち。  ウスビャンのパンチをブロックで受け、右ローを蹴り返すグレゴリアン。右ローが次々と決まり、ウスビャンはバランスを崩し、足が流れ、下がる。明らかなダメージを感じさせるウスビャンだが、右ローを蹴られながらもテンカオ、左右フックで抵抗。最後はグレゴリアンが右ローを蹴り続け、試合を終えた。  判定3-0でグレゴリアンが準決勝一番乗りを果たした。 [nextpage] ▼第1試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R〇チャットペット・スーブラックムエタイジム(タイ)判定3-0×伊藤陸紅(ジットムアンノンジム) 伊藤はタイに留学中でロッタン擁するジットムアンノンジムに所属する16歳。2026年2月、ONE FFに初参戦するとムハマド・リズアン(マレーシア)に判定2-0で敗れたが、5月のチャットペット戦でスプリット判定での初勝利。戦績は15勝2敗。  チャットペットは2025年5月にONE FF初出場、トゥン・ミン・アウン(ミャンマー)にTKOで敗れ、2026年5月に伊藤に惜敗。戦績は13勝5敗。16歳。 前回の試合では、1Rにボディ連打で攻め込んだチャットペットに、伊藤が2Rに右ストレートでダウンを奪った。3Rは攻撃の手を休めない伊藤をチャットペットがヒジで流血させ、左ミドルを連打。最後は追い上げられた伊藤が、判定2-1のスプリットでONE初勝利を収めた試合となった。  1R、右ミドルの蹴り合いからスタートし、伊藤が右ストレートをクリーンヒット。チャットペットも右ストレートを放ち、右ヒジも打つ。さらに伊藤がワンツーで切り込むとチャットペットはヒジを合わせに来る。伊藤は右ストレート、左フック。チャットペットは右ヒジを合わせに来る。組むと伊藤を崩すチャットペット。  伊藤は左ボディ、すかさずチャットペットが右フックを打ち返す。さらに右フックを打つチャットペット。首相撲になると両者ヒザ蹴りで譲らない蹴り合いに。左ミドル、左前蹴りのチャットペットに、伊藤は首相撲に捕まえるとヒザ蹴りを連打。チャットペットは崩し倒す。チャットペットは飛び込んでの右ヒジをクリーンヒット。チャットペットは右の連打で前へ出ていき、伊藤は首相撲に捕まえてヒザ。  2R、互いに右ストレート、チャットペットは左ヒジも。左右の連打で前に出てくるチャットペットを伊藤は首相撲に捕まえてのヒザ。離れると左ボディを打って前へ出る伊藤。前蹴りと左ミドル、ジャブで距離をとるチャットペット。伊藤のワンツーには左フックを返す。それで前に出る伊藤が左右の連打でチャットペットにロープを背負わせるが、チャットペットも強気に打ち合ってヒットを奪う。  前に出て右ストレート、左フックを打って来る伊藤にチャットペットはテンカオ、右フック、右ヒジ、さらに左ミドル。蹴りをもらいながらも左右のフックを打つ伊藤。どんどん前に出る伊藤だが、チャットペットが右ヒジを叩きつける。伊藤の右フックにしゃがみ込むチャットペットだがこれはスリップ。伊藤は首相撲からのヒザ。激しい攻防となった。前に出たのは伊藤だが、パンチと蹴りを当てたのはチャットペットか。  3R、チャットペットは長い前蹴りで伊藤を突き放し、左ミドルハイ。伊藤は前に出てワンツー、チャットペットはそこへ右アッパーをヒットさせる。前へ出る伊藤に左ミドルを蹴りながら下がるチャットペット。伊藤は左ボディを狙うが、チャットペットは前蹴りで突き放して前へ出てくる伊藤に左ヒジを狙う。  ジャンプしての右ヒジを繰り出すチャットペット。前へ出る伊藤は左ボディをヒットさせるが、左ミドルと前蹴りをもらってしまう。下がるチャットペットはステップで回り込み、伊藤が来るところへ左右のヒジ、左フック。伊藤も左右ミドルを蹴ってワンツーを打つが、チャットペットはかわして右フック。  1、2Rはパンチとヒジでアグレッシブに攻め、3Rは蹴りとヒジ&ヒザで下がりながら迎え撃ったチャットペットが、16歳にして老獪な試合運びで判定3-0、リベンジを果たした。
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