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【RISE】第5代RISEライト級王者は? 秀樹「最終的には気持ちのぶつかり合いになる」vs 白鳥大珠「探って探って、一瞬の隙が大きくなる」=2月3日(日)『RISE 130』出場選手コメント

2019/02/03 03:02
2月3日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 130』の前日計量&公開記者会見が2日14時より、都内ホテルで行われ、全選手が1回でクリアした。 メインイベントでは「第5代RISEライト級(-63kg)王座決定戦」として、秀樹(62.95kg/新宿レフティージム)と白鳥大珠(62.95kg/TEAM TEPPEN)が対戦する。同王座決定戦は、3月10日の大田大会で開幕する『RISE WORLD SERIES -61kgトーナメント』の出場者決定戦(一回戦でヘクター・サンチアゴと対戦)も兼ねるが、両者ともに「(WORLD SERIESのことは)試合が終わってから考える」と、まずは3日のメインで勝利することに集中するとした。 また、会見で伊藤隆RISE代表は、「今年はプロとアマチュアの大会数を18から19に増やします」と発表。「地盤を固め、飛躍の年にしたい」と、2019年の意気込みを語った。主な出場選手のコメントは以下の通り(※続報あり) ▼メインイベント(第11試合)第5代RISEライト級(-63kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R秀樹(62.95kg/新宿レフティージム/同級1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者)白鳥大珠(62.95kg/TEAM TEPPEN/同級2位、スーパーフェザー級4位) ◆秀樹「会長と毎日作戦を立てて、二人三脚で対策を練ってきた」 「去年の今頃になりますが、チャンヒョン・リー(RISEライト級王者)選手とやらせてもらって、大変な思いをして勝って、夏に悔しい思いをして(※KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦で不可思に判定負け)11月に再起戦をやらせてもらい、今回タイトルマッチという大きなチャンスをもらってこの日まで必死に乗り越えてきました。絶対に倒してチャンピオンになりたいと思います。 (浜川憲一)会長と毎日作戦を立てて、二人三脚で対策は練ってきたので、あとはいつも通りにそれをやるだけです。白鳥選手も全力で来ると思うので、最終的には気持ちのぶつかり合いになってバチバチの試合になると思います。 (白鳥との8cmの身長差について)かなり大きいと想定していたので、意外にこれくらいの差でよかったとという感じです。 (勝者がWORLD SERIES -61kgトーナメント出場権を得られることについて)自分も(白鳥と同様に)僕も(白鳥と)同じです。終わってから考えようと思っています。今は明日の試合に集中しています。 (理想の王者像は?)チャンピオンとしてお客さんをしっかり喜ばせる、魅せられる試合をする、競技の楽しさを伝えられるのがチャンピオン。各団体の中でも格闘技のイメージを変えていけるようなチャンピオンになりたいです」 ◆白鳥大珠「5戦目でタイトルマッチの権利をもらった意味を理解している」 「今年一発目の試合ですが、僕は去年ボクシングからキックボクシングに復帰して4戦しました。今回の5戦目でタイトルマッチの権利をもらった意味を理解しています。出来ることは全てやってきました。明日ベルトを巻くために死ぬ気で獲りに行こうと思っています。 (大晦日『RIZIN 平成最後のやれんのか!』でのウザ強ヨシヤ戦のダウンのダメージは?)正月だけゆっくりしましたが、ダメージは正直なかったです。自分的にはタイミング(ダウン)だと。11月から1カ月ペースの連戦だったので、正月だけゆっくりする時間が必要かと思って、そこから追い込んでやってきました。 (今回、勝者がWORLD SERIES -61kgトーナメント出場権を得られることについて)実際、前からその話は聞いていて、正直、いま聞かされてもどうでもよくて、それよりも明日のことしか考えていません。考えるのは明日終わってから。いまは何も思っていないです。 (タイトルマッチの3分5Rについて)毎回、試合のたびに戦略は考えているんですが、いざ(対戦相手と)向き合った時にこうしようとその場で決めることがあります。キックでは久々の5Rですが、(秀樹の)試合も観たけど、最初は探って探って、一瞬の隙が大きくなる試合になると思います。そこで倒すタイミングを見つけたいです。 (RISEの王者像は)普段の立ち振る舞いとか、周りからチャンピオンに相応しいと思われる姿を見せていきたいし、そのほかの選手との差を見せられるのがチャンピオンだと思います。 (2月2日が誕生日で)自分でいい誕生日にするために、明日は必ず勝ちます頑張ります。あと、俺のTシャツとタオルを作りました。販売するのでよろしくお願いします」 ▼セミファイナル(第10試合)SuperFight! -53kg契約 3分3R延長1R田丸 辰(52.95kg/平井道場/初代RISEスーパーフライ級王者)一樹(52.85kg/PLACE-K/MA日本スーパーフライ級王者) ◆田丸辰「身体作りをやってきた」 「平井道場の田丸です。11月の試合(タイトルマッチ)が終わってから3カ月間くらい、フィジカル負けしないように身体作りをやってきたので、(筋肉がついて)減量がキツかったけれど、ちゃんとクリアできてホッとしています。相手の身体を見ても自分はあまり分からないので、相手の顔を見ていますが、イケメンだなと思ったくらいです。KOして勝ちたいなと思います。あと、自分もタオルを作りました。購入お願いします」 ◆一樹「気持ちの面では絶対負けない自信がある」 「今回RISE初参戦なんですけど、無敗の注目されている王者を相手にしっかり勝って、自分の知名度を上げてまた呼んでもらえるように頑張ります。 僕は自分でテクニックがあるとは思っていなくて、21~22歳で格闘技を始め、7年やっていま29歳です。小さい時から格闘技をやってきた人に比べ、テクニックであったり、スピードであったりいろんな技術は劣ると思いますが、気持ちの面では絶対負けない自信があります。これまでも相手の心をへし折って勝ってきました。蹴りは得意なので、バンバン蹴って相手のペースにさせないようにしたいです。 (田丸は)自分よりデカいなと思っていたので、対峙してそうでもなくてホッとしました。あとは若いなと。MAのチャンピオンとして恥じない試合をして、会場を沸かせて、毎回、勝てるよう努力するだけです」 ▼第9試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R山口裕人(62.9kg/山口道場/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)北井智大(62.8kg/チームドラゴン/同級3位) ◆北井智大「打ち合う期待通りの試合を見せましょう」 「相手(山口裕人)は打ち合う選手なので、打ち合いを見たいと思ので、いい試合をして、期待通りの試合を見せましょう。(山口を見た印象は)黒いなって思いました。俺も結構焼いてきたのに(苦笑)。まだRISEに来てからKOがないので、いいのが入れば……」 ◆山口裕人「胸に残る試合で倒して、またRISEに呼んでもらう」 「RISE、メッチャ出たかったんですよ。北井選手とオモロイ試合して、みんなの胸に残る試合して倒して、またRISEに呼んでもらおうと思います。(北井を見た印象は)僕も黒いなって(笑)。渋い男のオーラ出てますね。いい試合になると思います。(どのラウンドでKOする?)俺は倒せるけど、何もらっても倒れるんで(苦笑)。判定は狙ってない。何ラウンドでもいいんで。倒すか倒されるか、いや、絶対倒します」 ▼第8試合 清水賢吾引退エキシビションマッチ 2分2R ※計量無し清水賢吾(極真会館/第3代RISEヘビー級王者、SB日本ヘビー級王者)“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者) ▼第7試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R森田崇文(69.9kg/フリー/同級1位、元同級王者)松倉信太郎(69.95kg/TRY HARD GYM/同級3位、K-1甲子園2009 -70kg王者) ◆松倉信太郎「ボブ・サップとやるためにも日本で一番強くならないと」 「減量がキツいのですが、計量の時にたくさんの人にこうして来てもらえると(体重を)落としてよかったなと思えます。会見で掴み合ったりできないので本当申し訳ないんですけど、そんなキャラでもないので。本当に明日頑張るだけなのでしっかりやります。 (森田を見て)大きいな……大きいなと思いました……すみません、まだ糖質が足りてなくて頭回ってなくて(苦笑)。 (SNSでボブ・サップとの対戦に触れていたのは)マジで冗談じゃなくて、チャンスがあったら本当にやりたくて。元々は小さい人が大きい人を倒しているのを見て、自分もそんな存在になりたくて。憧れて格闘技をやっていたのに、気付いたら生活のためにやっていて、縮こまっていて。サップも思いっきり殴ったら倒れるかなと思っています。サップとやるためには、日本で一番強くならないと全然話にならないと思うので負けられないです。あれは本気です」 ◆森田崇文「フェイスオフで目を合わせてくれなくて、ちょっと恐怖心を覚えました」 「金子(梓)選手とちょっと話してみたかったのですが、僕は高校からレスリングをやっていて、計量でアンダーしたことが無くて、今日は100gアンダーで、やってしまったなって。100gごときと思われそうですけど、矜持を痛めつけられました。それがショックでしたね。 松倉選手がどのくらい強いかは分からないですけど、僕は減量は楽でした。僕も噛み付かないキャラなのですみませんというか。松倉選手には申し訳ないって感じですけど(笑)、正々堂々といい試合をしようと。それを念頭に全力でぶつかっていきたいと思います。ただ、計量の時に(フェイスオフで)松倉選手が下を向いていて、目を合わせられず、人生で初めてちょっと恐怖心を覚えました。(松倉のボブ・サップ戦希望に)それは僕とやらずに、もうやっちゃっていいのかなと思います(笑)」 ▼第6試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R良星(55kg/平井道場/同級2位、Bigbangスーパーバンタム級王者)竹内将生(54.9kg/エイワスポーツジム/MAスーパーバンタム級王者、WMC日本スーパーバンタム級1位) ◆竹内将生「やることは互いに分かっている」 「いつもムエタイルールで試合をしてますけど、デビューして3戦くらいはヒジ無しの試合をやってました。久々にこういう試合ですけど、バッチリ印象づけられればと思います。良星くんとは、3、4年前に出稽古に来たときにスパーをやっていて、やることは互いに分かっていると思います。勝ってRISEさんにまた呼んでもらえるようにしたいです。あと、堀尾竜司選手とも戦ってドローだったので、決着戦を組んでもらえればと思います」 ◆良星「3、4年前の僕とは違うぞと」 「キッチリ練習してきたことを出してKOできるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。竹内選手には(出稽古で)お世話になった時期がありますが、3、4年前の僕とは違うぞ。というのを見せたいです。 (2019年の目標は)去年、RISE初参戦の大事な試合で鈴木真彦選手に負けたので、今年は鈴木選手にリベンジするのが目標です。チャンピオンになった鈴木選手とタイトルマッチを組んでもらえるようになりたいです」 ▼第5試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R金子 梓(55kg/新宿レフティージム/スーパーフライ級1位)堀尾竜司(54.95kg/TRY HARD GYM/第4代Krushスーパー・バンタム級王者) ◆堀尾竜司「ハンドボール仕込みの足さばきで対抗したい」 「僕はアニメのキャラの『NARUTO』を本気でリスペクトして、どれだけ劣勢でも負けない姿勢を学んで試合に臨んでいます。まだRISEで2戦とも負けていて、ふざけていると思われていないか不安ですけど、明日勝って、真剣に信じているものを証明して安心したいです。金子選手は身体がガッチリしていて、近い距離で踏ん張って力強い攻撃も出してくる。僕も中高6年間ハンドボールをやっていたので、ハンドボール仕込みの足さばきで対抗したい」 ◆金子梓「しんどい試合になると思うけど、勝ってバンタム級のタイトルに絡みたい」 「11月の田丸選手とのタイトルマッチで負けて、今回が復帰戦、バンタム級転向の初戦です。メインイベントで(同門の先輩の)秀樹さんのタイトルマッチもあって、僕が勢いづけるためにも、絶対に負けられないです。 (印象は)堀尾選手はアグレッシブに動いて、ハイキックとか跳びヒザ蹴りとか変則的な技もあって、しんどい試合になると思います。僕も『NARUTO』は全巻持っています。堀尾選手ほどのリスペクトはないですけど、(NARUTOファン同士の対戦として)そこも楽しんでもらえればと思います。 まだバンタム級で実績が無いですが、今年はバンタム級のタイトルに絡みたいと思います」 ▼第4試合 -58.5㎏契約 3分3R延長1R篠塚辰樹(58.45kg/TEAM TEPPEN/RISEフェザー級5位)Ryuki(58.4kg/RKS顕修塾/英雄伝説2017年-60kg級アジア王者) ▼第3試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R高橋幸光(64.9kg/はまっこムエタイジム/元MA日本ライト級王者、元J-NETWORKライト級王者)山田洸誓(64.7kg/正道会館 高知/同級2位) ▼第2試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R津田鉄平(57.45kg/新宿レフティージム/同級10位)澤谷大樹(57.35kg/HAWK GYM/同級11位、2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝) ▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3RYA-MAN(57.5kg/TARGET SHIBUYA/2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝)門口佳佑(57.3kg/EX ARES/那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝) ▼OPF.2 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R中澤良介(59.8kg/TRY HARD GYM)大日方景都(59.9kg/TARGET/2015年KAMINARIMON全日本大会 -60㎏級優勝)▼OPF.1 フェザー級(-57.5kg)3分3R須田翔貴(56.7kg/TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝)松元アウトサイダー仁志(57.45/kgFLUT UP)
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