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【RISE】SNSで物議を醸したダウンについて伊藤隆代表が見解「顔に当たって倒れているのでダウンと言えばダウン、スリップと言えばスリップ。微妙な感じではあった」

2026/07/13 11:07
 2026年7月12日(日)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 200』のメインイベント「ISKAユニファイドルール世界バンタム級(-55kg)王座決定戦3分5R」花岡竜(橋本道場)vs.ジラリー・キャルービー(フランス/CARCHARIAS GYM)の判定がSNSで物議を醸している。  この試合はISKAルールで行われ、レフェリー・ジャッジ3名がRISEの審判団ではなくISKA日本が派遣したISKA公認の審判団が裁いた(和田良覚ジャッジのみRISE審判団だがISKA公認の資格を持つ)。 【写真】2Rの花岡のダウンシーン、花岡はすぐに立ち上がった 試合はオープンスコア制で行われ、1Rは10-9×2で花岡、10-9でキャルービーと割れ、2Rはキャルービーがヒザ蹴りでダウンを奪い10-8×3でキャルービーのラウンドに。3Rは花岡が左フックでダウンを奪い返して花岡の10-8×3。4Rと5Rはオープンとされないため、最終的な判定はジャッジ2名が47-46、1名が48-45で3名とも花岡を支持した。 【写真】3Rのキャルービーのダウンシーン、キャルービーはこの後、右手で「ダウンじゃない」とアピール 議論が起こっているのは、3Rの花岡が奪ったダウンについて。花岡がキャルービーのヒザ蹴りへのカウンターで放った左フックでダウンを奪ったのだが、この左フックが当たっておらず、スリップだったのではないかという指摘だ。 【写真】花岡の左フック直後、キャルービーの鼻と右頬が歪んでおり、パンチは当たっていたのが確認できる 大会終了後、伊藤隆RISE代表はこの件についての質問を受け「一応顔には当たっているんですよね。今回のレフェリーって我々の既存のレフェリーではないんですよ。ISKA日本推薦レフェリーだったんですね。みんなISKAのライセンスを持っているのかな。聞きたい部分もあるんですけれど、一応顔に当たって倒れているので、スリップと言えばスリップだし、ダウンと言えばダウン。それもレフェリーの見解だと思うんですよ。  当たっていないわけではなかったので、頬に当たっていたのでダウンと言えばダウンだし、ダウンと言えなければダウンじゃないという微妙な感じではありました」と、左フックはキャルービーの顔を捉えているためダウンと見なすことも出来るが、ヒザ蹴りで片足立ちになったところでその左フックに押されてのスリップだったとの解釈も出来るとした。  実際、SNSで拡散されている動画ではなく、ABEMAで放映された別角度からのスローモーション映像では、花岡の左フックがキャルービーの右頬辺りを捉えてキャルービーの頭が左に揺れているのが確認できる。  キャルービーは両手を着いて尻もちをつくように倒れ、すぐに右手を伸ばして横に振り「ダウンじゃない」とアピール。立ち上がるのも早かったためダメージはなさそうだった。なお、2Rの花岡のダウンも、花岡は同じように両手を着いて尻もちをつくように倒れ、すぐに立ち上がっている。 【写真】「ダウンじゃない」とアピールするキャルービー 解説の一馬が「フラッシュ(ダウン)」と言っているように、フラッシュダウン(相手の攻撃によって瞬間的にリングへ倒れ込むものの、本人のダメージは浅く、すぐに立ち上がって試合を続行できる状態のダウン)と判断されるか、スリップと判断されるかは微妙な倒れ方だったと言える。  花岡自身は「ダウンなんですかね、分からないですけれど。試合中に外野もやってたじゃないですか。ダウンだ、ダウンじゃないみたいな。自分はそんなん知らんし、一生懸命だったので当たったのか当たってないのか分からないし。ただ、あれがダウンならダウンでああいう戦い方だし、ダウンじゃないなら戦い方も違ったし。後日判定が覆るならそれはそれでいいけれど、もう1回やったら同じ結果にはさせないので、文句あるならもう1回やらせろよって感じですね」と、もしダウンにならかったらまた別の戦い方をその後にしていたと言い、再戦で決着をつける意思はあるとした。  また、伊藤代表はこれで花岡は12月に開幕する55kg世界トーナメントに出場決定なのかと聞かれると「花岡はもう1回見たいですね。9月のビッグマッチに出てもらいたい。ジラリーもシャッフルして組みたいと思います。彼はRISEで勝ってないんですけれども、毎回いい試合をするので組み合わせを変えて、ジラリーも作って花岡ももう1回見たいですね」と、両者の再戦ではなく別の相手とのセレクションマッチを考えているとし、キャルービーにもトーナメント出場のチャンスを与えたいとしている。
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