(C)Takazawa Keisuke/GONG KAKUTOGI
2026年7月13日(月)東京・後楽園ホールで開催される『Lemino修斗.7』のメインイベントに、宇野薫(UNO DOJO)が出場する。
1996年10月4日のプロ修斗デビューは、今回と同じ後楽園ホールで第1試合だった。3カ月前に川崎のクラブチッタで行われた第3回全日本アマチュア修斗選手権ウェルター級(※68kg)決勝で戦った桜井速人と、プロデビュー戦で再戦。桜井が腕十字で一本勝ちし、宇野は黒星デビューだった。
アマ修斗経験1試合のみで23名参加の全日本大会で準優勝。その大会には桜井のほか、鶴屋浩、大内敬、トレバー&トッド・ラリーといった現在では指導者として名を成す選手たちが出場していた。
あの日の後楽園から、30年。MMAという言葉がまだ使われていなかった時代から、修斗のマットで宇野は、ファイターとしての成長、強さを追い求め続けてケージの中に立っている。なぜ、MMAなのか。
その間、柔術大会にも出場し、29年前のトーナメント・オブ・Jで対戦した柔術の師・植松直哉氏から、黒帯を授与されている。
「黒帯を巻くたびに身が引き締まる」という宇野は、「MMAの練習でも、改めて柔術的なムーブは非常に大事だと感じます」としながらも「それを“全てがある”MMAの試合のなかで『打・投・極』で出す難しさがあります。一瞬の判断で上回り、相手に勝利することの難しさ、それが自分がMMAにトライし続ける理由のひとつだと思います」と語る。
対戦相手の児山佳宏は44歳。元修斗ライト級環太平洋王者で、PANCRASE、WSOFでも戦い、2016年7月から修斗に復帰。5勝4敗1分と勝ち越している。
宇野は「元チャンピオンで、同じように続けている強さは必ずある。自分がしっかり練習して、いいコンディションで児山選手に挑戦するだけ」という。
5月で51歳になった。
「天命を知る」五十路を過ぎた宇野の使命は「51歳になり、いつかはやっぱりMMAができなくなる。今、できるからこそ、できるところまでしっかり修斗の『打・投・極』オールラウンドの戦いを極めたい」──“30年目の宇野薫の修斗”を、後楽園ホールで見届けよう。
なお、今回の後楽園ホール大会は、ファン層拡大の新たな試みとして「高校生以下」「女性」に限定して「1,000円」の割引チケットが導入されている。また、標準チケットでもB席を2,000円に設定。“聖地”後楽園ホールで、伝統と革新の修斗をライブ観戦できるチャンスとなる。







