せりなとジョン・ミンジ、ともにプロデビュー戦勝利後の日韓成長対決
▼女子アトム級(48kg)
ジョン・ミンジ(韓国)1勝0敗
和田静里奈[せりな](日本)※アマチュアMMA1勝3敗
DEEPで戦ってきたせりなこと和田静里奈は、空手ベースで、2017年KWFヨーロッパ極真空手道選手権大会、14~15歳女子50kg級優勝、18年&19年JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 高校女子48kg未満の部・優勝、2019年全国少年少女選抜テコンドー選手権大会優勝などの実績を残して、BreakingDownに出場。
JTTに所属し、2024年3月の『DEEP JEWELS 44』のキックルールで島村優花を相手にDEEPデビュー戦を判定勝ち。25年3月『DEEP JEWELS 48』でアマチュアルールでMMAデビュー。あきぴにリアネイキドチョークで一本負けすると、9月の50回大会で横江明日香に判定負け。11月の51で和智美音に判定負けと、組み技の課題を突かれて3連敗。しかし、26年2月の山岸佳音戦で初回にテイクダウンされながらも下からの仕掛け、2Rに右サイドキックで尻餅を着かせると、バックを奪い、リアネイキドチョークを狙い判定勝ち。アマチュアルールながら組みの成長を見せたMMAで初勝利を挙げていた。
今回、韓国ROAD FCデビューに向け、せりなはSNSで、「このたび、韓国を代表するトップクラスのMMA団体であるROAD FCと契約することになりました! 私はテコンドーと空手をバックボーンとして競技を続けてきたこともあり、これまで韓国の文化に触れる機会がたくさんありました。その中で韓国という国が大好きになり、大好きな韓国で試合ができることを本当に嬉しく思っています。そして、朝倉未来さんが出場されていた大会の舞台で、自分も戦えることをとても嬉しく思っています」と、韓国格闘技がバックボーンのひとつであること、JTTの朝倉未来、朝倉海がRIZIN前に参戦していたROAD FCに自身も参戦する喜びを記した。
さらに「いつも応援してくださるファンの皆さん、そして韓国の皆さん、ぜひ私の試合を楽しみにしていてください。日本でも韓国でも試合ができることを本当に嬉しく思っています。一戦一戦、全力で戦います!! このような素晴らしい機会をくださったROAD FC様、DEEP様、本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします!」と、ROADとDEEPの名前を挙げ、日韓両国で戦うとした。
また、自身のYouTubeでは、「未来さんが多分初めて出た時の歳と同じ歳と知って、めっちゃ嬉しくなって。海さんも出ていたし、その大会に出るっていうのはめっちゃ嬉しい。未来さんがあの時選んでくれた恩返しをそろそろしたいんで。ちょっと近づけてきたかなと思っています」と、未来と同じ24歳でROAD FCに参戦し、活躍することで自身を見出した未来に恩返しをしたいと意気込み。
対戦相手のミンジについて、「ファイトスタイルはもうガンガン前に来る感じ。食らってもバーンってくる感じなんね。ウチも打たれるのは結構強いからね。空手もやってるし、テコンドーもやってるから。面白い試合をします。そして絶対に勝ちます。ここはね、もう本当にチャンスなんで掴みに行こうと思います」と、国際舞台での勝利を誓った。
対するジョン・ミンジは、ROAD FCの企画番組『Matchmaker Series XX』を通じて発掘された選手。2026年3月時点では、ソウル観光高校の観光サービス科に在学中の学生。MMAトレーニング歴は試合の時点で半年。
26年3月15日に開催された『ROAD FC 076』で、同じくMatchmaker Seriesから選出された因縁のキム・スヨンとアマチュアルールで戦い、グローブタッチに左右で殴りかかるなど気の強さを見せ、荒削りながらも果敢に打ち合い。粘り強いダブルレッグテイクダウンで尻を着かせるなど健闘したが、有効打の差で判定0-2で惜敗。
続く『ROAD FC 077』では、26年2月の『DEEP JEWELS 52』で万智に58秒、ギロチンチョークで一本負けしたキム・ダンビと対戦。リーチのあるダンビにオーソから細かいステップで組みを混ぜてのワンツー。スイッチしての左ストレート、左ミドルなど、回転の速い打撃で判定3-0で勝利。打撃の進化を見せてプロMMAを白星デビューで飾っている。18歳。
身長は同じ158cm。蹴りも混ぜた打撃の技術ではせりなに分があるが、パンチの距離に持ち込む前進力はジョン・ミンジ。そしてケージレスリングからのテイクダウンのミンジに、テイクダウンディフェンスからの切り返しのせりな、と間合いの勝負と互いの伸びしろが勝敗を分ける「48kg」のアトム級戦となる。










