(C)DEEP NAGOYA
2019年11月24日(日)愛知・ホテルプラザ勝川にて「DEEP NAGOYA IMPACT 2019 公武堂ファイト」が開催された。
メインではDEEP名古屋を主戦場とする巽大佑(ネックススポーツ)が、2002年のPRE-PRIDE.5からMMA経験を持つベテランの鬼頭 潤(TEAM K)と対戦。1R リアネイキドチョークで巽が勝利を収めている。
またセミでは、2018年アマチュア修斗全日本ストロー級3位でプロ昇格も果たした多湖力翔(タゴ・リキト/ICHIMUAY)が、グラジエーターを中心にMMA戦績7勝6敗のA-KILLER(風吹BJJ)と対戦。多湖が1R、マウントからのパウンドでTKO勝利している。
■「DEEP NAGOYA IMPACT2019 公武堂ファイト」
2019年11月24日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
GSBグラップリングシュートボクサーズ/スプラッシュ
▼第9試合 DEEPフェザー級 5分2R
〇巽 大佑(ネックススポーツ)
[1R 4分47秒 リアネイキドチョーク]
×鬼頭 潤(TEAM K)
アマSB、DEEPフューチャーキングトーナメントを経て、DEEP名古屋、中部、大阪で活躍する巽大佑。2018年9月の公武道ファイトではLUIZに敗れた巽だったが、今年9月のDEEP浜松大会で柴田貴稔に判定勝ち。2連勝なるか。
ベテランファイターの鬼頭に対し、1R序盤の打撃戦で巽は左フック、右アッパーをクリーンヒット。そのままテイクダウンしたが、一度は立ち上がられてしまう。再びテイクダウンした巽はマウントポジションからマウントパンチ。うつ伏せになる鬼頭にスリーパーをガッチリ極めて一本勝ちした。
▼第8試合 DEEPストロー級 5分2R
〇多湖力翔(ICHIMUAY)
[1R 1分28秒 TKO] ※レフェリーストップ
×A-KILLER(風吹BJJ)
修斗でもプロ昇格を決めた多湖と、グラジエーターを中心にMMA戦績7勝6敗のA-KILLERの一戦。1R、お互いにフルスイングの打撃を出す中で、多湖が左フックをクリーンヒットさせダウンを奪う。そのまま抑え込んだ多湖はマウントポジションからのマウントパンチ連打。A-KILLERは防戦一方となり、レフェリーがストップした。
▼第7試合 DEEPバンタム級 5分2R
〇三宅輝砂(ZOOMER)
[判定3-0] ※20-18、19-19(マスト:三宅)、20-18
×高瀬一平(MCN)
1Rはお互いに慎重な打撃を見せる中、三宅が徐々に右ローからパンチにつないで流れを寄せる。2R、左の蹴りを上下に散らす三宅だが、高瀬のパンチを被弾し鼻血を出す。高瀬も左ハイ、ミドルと攻めるのに対し、三宅はテイクダウン力で上回る展開に。三宅が判定勝ち。
▼第6試合 DEEPフライ級 5分2R
〇久保健太(GSB多治見)
[2R 1分07秒 リアネイキドチョーク]
×高田翔平(MACS GYM)
1R、右フックで高田をぐらつかせた久保だが、高田はダメージを感じさせない動きでテイクダウンに成功しこつこつパウンド。立ち上がる久保は逆に高田のバックに付いてテイクダウンを狙う。
2R、打撃戦の中、高田は組み付くが、これを切った久保がテイクダウンして上からパウンド。背中を見せた高田にスリーパーを極めて、久保が一本勝ちした。
▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R
〇アゴデマン(スプラッシュ/宇留野道)
[判定3-0] ※20-18×3
×野木崇政(禅道会駒ヶ根道場)
1R、伝統派空手の構えのアゴデマンに対し、野木は何度もテイクダウン狙いでタックルを仕掛けるが耐えられてしまう。2Rもタックルを潰したアゴデマンが上のポジションを取りながら野木を抑え込み、パウンドをこつこつ落とす。アゴデマンが判定勝ちした。
▼第4試合 DEEPストロー級 5分2R
〇木戸脇広樹(MACS GYM)
[1R 1分41秒 肩固め]
×河合歩夢(禅道会駒ヶ根道場)
1R、パンチで前進する河合に対し、木戸脇はテイクダウン。マウントポジションを奪うと、そのまま抑え込みながら肩固めに移行し華麗に一本勝ちした。
▼第3試合 DEEPライト級 5分2R
〇佐藤 仁(風吹BJJ)
[判定3-0] ※20-18×3
×河村嘉展(ネックススポーツ)
1R、パンチを振り回す佐藤は河村のタックルを潰してバックを奪う。そのままスリーパー狙いで追い込んでいく。2R、攻め疲れを見せる佐藤だが、河村のタックルを潰してパンチを振るい主導権を握ったまま。佐藤が判定勝ち。
▼第2試合 DEEPバンタム級 5分2R
〇小川スパルタン(MACS GYM)
[判定2-1]※20-18、19-19(マスト:八田)、20-18
×八田ホセ(アニマルハウス)
1Rからお互いに右ローからパンチにつなぐ激しい打ち合い。小川は左ジャブ、右ストレートと当てていくも、八田も大振りのパンチで返していく。2Rもガンガン前に出ながらパンチを振るう小川に対し、八田は右-からパンチにつないで一歩も引かずに攻撃を返す。判定で小川が勝利。
▼第1試合 DEEPフライ級 5分2R
〇松岡疾人(ICHIMUAY)
[2R 3分56秒 チョーク]
×宮里翔太(GSB多治見)
1R、打ち合いの中で松岡が左フックを当て積極的にテイクダウン狙い。終盤には宮里からマウントポジションを奪い優位に試合を進める。2R、宮宮里のタックルを潰す松岡はマウントポジションからスリーパーを極めて一本勝ちした。