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【ONE】「脳膿瘍で入院している父のためにどうしても賞金が欲しい」6・5インナーサークルのメイン出場コンチャイが勝ちたい理由

2026/06/02 12:06
【ONE】「脳膿瘍で入院している父のためにどうしても賞金が欲しい」6・5インナーサークルのメイン出場コンチャイが勝ちたい理由

2度目の4連勝を目指すゴンチャイ(C)ONE Championship

 2026年6月5日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights157』と同時開催される『The Inner Circle』(U-NEXT配信)のメインイベントにて、ストロー級ムエタイ3分3Rでゴンチャイ・チャナイドンムラン(タイ/Tor Sangtiennoi)とヴァレリー・ストルンガリ(モルドバ/Team Mehdi Zatout)が対戦する。

 23歳のサウスポー・ゴンチャイはvs.外国人選手との3連戦で勝利を収め、絶好調だ。


【写真】対戦相手はONEで1勝(1KO)1敗、モルドバのストルンガリ

「コンスタントに試合を重ねることで、打撃への自信が高まり、パフォーマンスも向上しました。(ONEに参戦してから)最初の4連勝を経て、自信はほぼピークに達し、ファンからも多くの応援をいただいています。ファンは私がONEとの契約を獲得できるレベルまでスキルを磨くことを期待してくれています」とONE公式サイトでコメントするゴンチャイ。

 2023年2月からONE FFに参戦し、これまで11勝6敗。そのうちの3敗は日本でもお馴染みのコンペット・フェアックスに喫したものだ。ONEとの本戦契約を果たすにはコンペットの壁を越える必要があるが、それ以外にもゴンチャイには悩みがある。

「私が最も改善したい点は、フィニッシュムーブの決定力不足と、より速く、より安定した打撃の繰り出し方です。今回は、リング上でのフィニッシュムーブに活かせる、強力で連続的な打撃のコンビネーション練習に重点を置いています」と言うように、11勝のうちKOが2試合しかないこと。決定力の不足はONEでは高い評価を得られない。

 当初はアヤド・アルバドと対戦するはずだったが、アルバドが負傷欠場のためストルンガリとの対戦が決まった。ストルンガリはONEで1勝1敗だが、1勝はタイ人選手からKOで奪ったもの。

「対戦相手がヴァレリーに変わっても、特に大きな変更は加えませんでした。いつも通り、入念に準備を進めました。ヴァレリーはアヤドより動きは遅いかもしれませんが、力は強い。強力な打撃に集中し、決して彼を過小評価してはいけません。


 この試合では、ヴァレリーが攻勢に出る可能性が高いでしょう。私自身はあまり後退するつもりはありません。打ち合いのチャンスがあれば、いつでも応戦する準備はできています。そして、私が連続して強烈なパンチを繰り出せば、彼は耐えられないでしょう。私の左足は万全の状態で、彼のスタミナを突破できる自信があります」

 勝利に自信を見せるゴンチャイは、2度目の4連勝を目指すだけでなく、35万バーツ(約170万円)のパフォーマンスボーナスがどうしても欲しいという

 その理由は「今回は、いかにチャンスをモノに出来るかにかかっています。このチャンスを逃すわけにはいきません。試合を最後までやり遂げなければなりません。ボーナス賞金は、脳膿瘍で2~3カ月入院している父の面倒を見るためにどうしても欲しいんです。父が早く回復できるよう、励ますためにも勝ちたいと思っています」と、闘病中の父の治療費にあてるため、勝って元気を与えるためと告白した。

 そして「ヴァレリーとのこの試合に圧勝できれば、ONEとの契約獲得に向けて再び軌道に乗れると思う。ストロー級にはまだ多くの強敵がいる。この試合に勝てたら、他のONEファイターと対戦して自分の実力を証明し、次のレベルに進みたい」と、本戦契約へ向けて再びトップクラスと対戦していきたいと語った。

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