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【K-1】武尊と村越優汰が計量パス「自分が負けたらK-1の負け。過去最高の緊張感を持ってやる」(武尊)

2019/11/23 17:11
2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』の前日計量&記者会見が、23日(土)都内にて13:00より行われた。  第17試合のスーパーファイト、K-1スーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで対戦する、武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)はリミットちょうどの60.0kg、村越優汰(湘南格闘クラブ/第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者)は59.9kgでそれぞれ計量をパス。  その後の会見に出席した村越は「今までやることは全てやって来たので、明日は全てを出すだけです」、武尊は「怪我をして8カ月、試合ができない期間があって僕の中で苦しい期間でしたが、成長できる部分も見つかって怪我する前より強い武尊として帰ってこれたので、明日は最高の試合と最高のKOを見せて待っていたファンに最高のプレゼントをします」と挨拶。  計量で顔を合わせたお互いの印象を聞くと、村越は「相手どうこうより自分の仕上がりが大事なのでバッチリです。完璧です」と、武尊のことは気にしないとコメント。武尊は「僕も仕上げてきましたし、村越選手は階級を上げても脂肪が付いていなくていい仕上がりだと思ったので、いい試合になると思います」と、村越の身体も冷静に観察していたようだ。  どんな技でKOを狙うかとの質問には、村越が「言えないです」とノーコメントだったのに対し、武尊は「僕は最近アメリカに行って、今まで使わなかった技を研究できて、今まで出していなかった攻撃も含めてどの攻撃でも倒せる技を用意してきたので、何で倒すか分かりませんが楽しみにしていてください」と倒せる武器は多数あると言い放つ。その言葉を受けても村越は「試合は全てを懸けてやるものなので、どの技が来ても問題ないです」と冷静さを貫く。  村越はこの試合に関して「KOは狙わない。勝ちに徹して完封する」と発言しており、改めて聞くと「変わってないです。なによりこの試合に勝つと決めているので、勝ちをモノにします」と、ブレずにとにかく勝つことを優先すると断言。  倒しに来ない相手と戦うことになった武尊だが、「しっかり対策もやって来たし、(卜部)弘嵩君が村越選手と過去にやっているので話を聞きました。また、(卜部)功也君は最強のサウスポーなのでサウスポー対策もやっています。完封すると言っていますが、それくらいの覚悟では僕には勝てないよ、と言っておきたい」と、倒しに来る気持ちがなければ自分には勝てないと返答した。  それでも村越は「結果として、結局みんな勝てていないじゃないですか。彼らができないことを自分はやる。みんなと自分はスタイルも違う。自分のスタイルがあるので俺はKOを狙わないし、目の前の試合で勝つことしか考えない」と、自分は今までの相手とは違うとした。  この試合に勝ってK-1を背負っていく覚悟はあるのかとの質問に、村越は「もちろんこの試合をすると決めた時から覚悟がないとできないと思いますし、その覚悟はあります」と断言。武尊は「僕は毎試合毎試合K-1を背負ってやっています。自分が負けたらK-1が負けることになるのでその気持ちは変わらないです」と、元RISE王者である村越に自分が負けることはK-1の敗北を意味するとの決意を語った。  そして、8カ月ぶりの試合を控えて「緊張感が高まっています。デビュー戦とまでは言いませんが、新鮮な気持ちがあって、いい感じの緊張感があります。練習の時から緊張感を持ってやっていました。緊張感がなくなるのはよくないので、過去最高の緊張感を持ってやれています」と、精神面でも油断はないと話した。
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