2026年6月27日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 44』(U-NEXT配信)に、日本から鈴木真治(フジマキックムエタイジム)の出場が決定。フェラーリ・フェアテックスとONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ3分3Rで対戦する。
鈴木は2005年に藤原ジムからプロデビューし、40戦以上のキャリアを持つ大ベテラン選手。様々な団体に出場してトップ選手と拳を交え、2018年11月に開催されたシュートボクシング世界トーナメントS-cupでは決勝進出を果たしている(決勝は棄権)。ヒジ打ちやローキックを駆使する粘り強いファイトが持ち味。
2022年から2023年4月にかけて行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」ウェルター級トーナメントで優勝。2023年9月の『ONE Friday Fights 32』でスーブラックに2R、左アッパーでKO負けを喫したが、2024年3月の『ONE 169』でハン・ズーハオに左フックでダウンを奪い判定勝ちした。2025年2月には隻腕ファイターのジェイク・ピーコックにTKO負け。12月、計量オーバーで臨んだドミトリー・コフトゥン戦で判定負けと連敗中。
イタリアの高級車メーカーの名をリングネームにしたフェラーリは2016年頃からラジャダムナン&ルンピニーの両スタジアムで活躍。2018年に7チャンネルスタジアム認定ライト級王者となり、2019年にはアマチュアムエタイ世界選手権のIFMAにて-63.5kg級で銅メダルを獲得。2019年3月のルンピニースタジアム認定スーパーライト級タイトルマッチではクラップダムに敗れて獲得に失敗。
2021年にはタイのスポーツ・ライターズ・アソシエーションが選定するファイター・オブ・ザ・イヤーに輝いた。ムアンタイ、ヨードレックペット、リッテワダから勝利を収め、ONEには2022年9月に初出場。連敗から4連勝を記録したが、直近3試合は2敗1無効試合と調子を落としている。ONEでの戦績は5勝4敗1無効試合。
下り坂にあるフェラーリだが、まだドミトリー・コフトゥンとフルラウンド渡り合えるだけの実力を持つ。鈴木がパンチ&ローの粘り強いファイトで金星を得るか、それともフェラーリが圧倒的なキャリアの差を見せるのか。
また、前日の26日(金)にタイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 160&The Inner Circle』(U-NEXT配信)では、ロシアのノックアウトマシーン、アサドゥーラ・イマンガザリエフ(ロシア・ダゲスタン共和国/Team Mehdi Zatout)が、ウズベキスタンの天才アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン/Sport club Shakhriyor/TC Muaythai)と、空位になっているONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ世界タイトルを懸けて対戦することが決定。
イマンガザリエフは180cmの長身を持つ22歳。2024年7月からONE Friday Fightsに参戦すると、2025年8月にはパンパヤックを1R2分7秒、右ハイキックでKO。2026年1月にゴントーラニーも左ボディでKOした。3月にはノンオーとONEフライ級ムエタイ世界王座決定戦を行い、2Rに左フックでKO勝ちを収めたが、計量オーバーで戴冠はお預けとに。右の蹴りを多用し、右ロー、右ミドル、前蹴り、カカト落としと多彩な蹴り技を繰り出す。ONEで8勝(7KO)と無敗の快進撃。通算戦績でも12勝無敗だ。
オルチコフは2023年7月から『ONE Friday Fights』に参戦し、タイ人選手を相手に8連勝(4KO)で本戦契約を獲得。2025年10月に本戦デビューを迎え、ゴントーラニーに判定勝ち。2026年5月にはジョーダン・エストゥピニャンも左フックでKOし、24戦無敗(13KO)のレコードを誇る。
ダゲスタンとウズベキスタンの無敗同士がついに激突、ONEの黄金のベルトを巻くのはどっちだ。