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【ONE】OFGの強豪タイ人同士の対決はノンオーがセーマペッチを衝撃KO! デェダムロンがTKO勝ち、シウバが見事な腕十字葬、セージ・ノースカットの姉コルビーがONEデビュー戦勝利=「ONE: EDGE OF GREATNESS」

2019/11/23 05:11
【ONE】OFGの強豪タイ人同士の対決はノンオーがセーマペッチを衝撃KO! デェダムロンがTKO勝ち、シウバが見事な腕十字葬、セージ・ノースカットの姉コルビーがONEデビュー戦勝利=「ONE: EDGE OF GREATNESS」

(C)ONE Championship

2019年11月22日(金) シンガポール・インドアスタジアムにて、ONE Championshi「ONE: EDGE OF GREATNESS」が開催された。

メインは、ONE Super Seriesムエタイ世界バンタム級タイトルマッチ。リングでオープンフィンガーグローブをつけたONE無敗の強豪タイ人同士の対戦が実現した。王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)と挑戦者セーマペッチ・フェアテックス(タイ)の対戦。

ノンオーはシンガポールのメガジム「Evolve MMA」に所属する32歳。259勝54敗1分の驚異的な戦歴を誇り、ルンピニーでスーパーバンタムからライトまで四階級制覇、ラジャダムナンのベルトも獲得している、まさにムエタイの伝説的存在だ。2019年5月のバンコク大会では、元SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭を2Rに腓骨を骨折させるなど、強豪ぞろいのONEで3連勝中。

対するセーマペッチはMTGP(ムエタイ・グランプリ)ウェルター級世界王者。4月大会ではLion Fight世界ライト級王者オグニエン・トピッチ(セルビア)を判定で下し、ONEムエタイの超新星と呼ばれている。

試合は、初回から得意の右ミドルを効かせていくノンオーが2Rに右ストレートを当ててセーマペッチを下がらせるとコーナーに詰めての右アッパーの連打でダウンを奪取。

さらに4Rには、右ミドルで腕にダメージを負わせたノンオーが、互いに見合った刹那、いきなり中央を打ち抜く右ストレートをヒット。後方にもんどりうって倒れたセーマペッチを見て、レフェリーが試合終了を告げた。

かつてノンオーに判定で敗れている鈴木が、試合後SNSで「あのミドルと右ストレートのタイミングが過去イチ読みづらい。ミドルも強いし巧いんだけど、正直威力ヤバいなと思ったのは右ストレートだった」と証言するフィニッシュブロー。

上り調子のセーマペッチをマットに沈めたノンオーは、メインをKOで締めると、「どうだいシンガポール! セーマペッチはタフでスマートでスーパーアスリートだった。勝ててよかったよ」と挨拶した。

▼ONE Super Seriesムエタイ世界バンタム級選手権試合 3分5R
○ノンオー・ガイヤーンハーダオ(王者/タイ/65.8kg)
[4R 1分46秒 KO] ※右ストレート
×セーマペッチ・フェアテックス(挑戦者/タイ/65.2kg)
※ノンオーが3度目防衛に成功

オープンフィンガーグローブ&リングでのムエタイ。タイ人同士のONE無敗対決。サウスポー構えのセーマペッチに、オーソドックス構えのノンオー。

1R、右ストレート&右ミドルはノンオー! ブロックするセーマペッチも左ミドルを軽く返す。右ミドルから組みにいくノンオー。対処するセーマペッチ。構えて沈み込んでから右ミドルを当てるノンオー! さらに右ロー。セーマペッチも左ボディストレートを当てる。しかし左ミドルの打ち終わりにノンオーが右ストレートを当てる。速い右ローはノンオー。さらに右ヒジがかすめる。ノンオーの右ミドルに左を返すセーマペッチ。

2R、右を伸ばして右ミドルを蹴るノンオー。さらに右ハイ。ブロックするセーマペッチだがノンオーのリズム。セーマペッチも左ミドルを蹴り返す。

左の奥足ローはセーマペッチ! そこに右ストレートを狙うノンオー。右インローはノンオー。左ローを蹴り返すセーマペッチ。しかし右ミドルはノンオー!

一気に畳かけ右ストレートを効かせると、下がるセーマペッチにノンオーは右アッパーの連打! ダウンしたセーマペッチは立つ。コーナーに詰めるノンオーは左右ラッシュから右ヒジ、右アッパー! 前方にダウンしたセーマペッチだが、なんと立ち上がる。ゴング。

3R、右ミドルで前に出るノンオーに左ミドルを返しにいくセーマペッチ。さらに左インロー! ノンオーの右ミドルをスウェイでかわして左を打ち込む! 首相撲ヒザはセーマペッチ。

離れて右ミドルはノンオー、さらに右ストレート! 蹴りの打ち終わりに左ストレート、左ヒザを当てるのはセーマペッチ! 右ミドルのノンオーにワンツーも当てる。しかしノンオーも右ストレートを返す。

4R、右ミドルから入るノンオーは軸足払いでセーマペッチをこかす。さらに右ミドルをガード上に叩き込むノンオー。ボディストレートも。セーマペッチも左の蹴り返しを入れ、左ボディストレートも。

ノンオーは右ミドル! 腕で受けたセーマペッチだが、互いに見合った刹那、ノンオーがジャブは打たずいきなり中央を打ち抜く右ストレート! 後方にもんどりうって倒れたセーマペッチを見て、レフェリーは試合終了を告げた。

メインの激闘を見事にKOで締めたノンオーは、「どうだいシンガポール! セーマペッチはタフでスマートでスーパーアスリートだった。勝ててよかったよ」と挨拶した。

また、ノンオーの試合を、現地でAbemaTVのゲストコメンテーターとして生観戦したSKE48の松井珠理奈はメインの迫力に興奮。

同じく現地解説の青木真也との大会振り返りのなかで、「これは生で観戦してほしい! 私はムエタイがお気に入りで、あのビシッっていう音が好きなんです。試合はAbemaTVで振り返って見たい」と、キックの練習経験を持つ松井ならではの印象を語った。芸能活動を一時休止していた時期には、ONE大会サポーターとしての活動も控えていた松井だが、今回の現地リポートを期に「また来ます!」と元気よく復活した様子を見せていた。

さらに、メイン後には、EVOLVE MMA Fight Team入りを果たし、シンガポール・インドアスタジアムで今大会を生観戦した澤田龍人も登場。12月6日のONE Championshipクアラルンプール大会に向け、「デビュー戦に続いていい勝ち方をしたいです。相手は強い選手(※ボカン・マスンヤネ。レスリングで実績を持ち、MMAでもアマチュア6戦無敗、プロでも6戦無敗。PANCRASEで驚異的な身体能力を発揮)ですが、同い年(23歳)なのでいい勝ち方をして早い段階で王者に挑戦したいです」と、意気込みを語っている。


▼ライト級(※77.1kg)5分3R
○アミール・カーン(シンガポール)
[判定2-1]
×イヴ・ティン(マレーシア)

1R、ともにオーソドックス構え。圧力かけるティンに突き放すカーン。左を振り前に出るティンに右で差してスタンドで横につくカーンが崩し。立つティンにカーンは深追いせず。

シングルレッグのティンに立つカーン。ティンの組みに再び脇を潜り崩すもスタンド勝負を望む。ティンは右で差してテイクダウンを狙うが四つに組むカーンは体を入れ替え右ヒジ! ティンのバックを狙うが落としたティンが上に。ゴングに上体を上げるとティンの顔が真っ赤に出血している。鼻の右側をカットか。

2R、オーソから左ハイで前に出るティン。しかし、右で差すもコーナー背に凌ぐカーンは突き放す。右フックのティンもいなすカーンはスタンドバックにつく。右フックを振るティン。しかしカーンは左ジャブ、アウトボクシング。右を振って上体を上げさせてコーナーにつめてシングルレッグテイクダウンはティン。しかしガードから立つカーンは、ロープを背にサークリング。

3R、距離を取り右ローを2連打するカーン。互いに左の蹴りで牽制後、右で差して組むティンだが、正対し体を入れ替えるカーン。しかし手数が足りない。詰めるティンは右から左、さらに右! 下がるカーンだが左の差しで体を入れ替え離れる。詰めて頭を下げて触りに来たカーンに左ヒザをカウンターで当てるティン! 回るカーンは左ハイ牽制も「モアアクション」を告げられる。左右振り右で差してテイクダウンはティン! すぐに立つカーン。

判定は2-1スプリットで1Rにヒジでダメージを負わせたカーンがEVOLVEジムの地元で勝利した。

▼ムエタイ・バンタム級 5分3R
○トロイ・ウォーセン(米国)
[2R 4分56秒 TKO]
×チェン・ルイ(中国)※68.45kg

▼ライト級(※77.1kg)5分3R
○ラフール・ラジェ(インド)※78.85kg
[2R 3分00秒 リアネイキドチョーク]
×ファカン・チーマ(パキスタン)※80.95キロ

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