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インタビュー

【K-1】近藤魁成「ピケオー選手の穴を見つけた。どれだけ強い気持ちを持って、その穴を突けるかの勝負になる」=11月24日(日)横浜アリーナ

2019/11/22 20:11
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」K-1ウェルター級で、近藤魁成(大成会館)がジョーダン・ピケオーー(オランダ)と対戦する。 近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビューを飾り、2018年K-1甲子園を連覇。2勝無敗1分の戦績で今年5月、木村“フィリップ”ミノルのK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。また、8月のK-1大阪大会では格上の松岡力を一撃初回KOで葬っている。 対するピケオーは、K-1ウェルター級戦線に参戦以降、木村“フィリップ”ミノル、野杁正明と日本のトップ選手を次々と撃破。“VS日本人無敗”の記録を更新し続け、今回が5度目の防衛戦となる。 「来年3月のさいたまスーパーアリーナ(K'FESTA.3)でタイトルマッチをやるためには戦わないといけない相手だったので、オファーを受けた時にもうOKしました」と語る近藤は、“ストップ・ピケオー”を成し遂げられるか。 近藤魁成「ピケオー選手を初めて倒す日本人は僕」 (C)M-1 Sports Media ――ジョーダン・ピケオーという強敵との対戦が決まりましたが、最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか? 「はじめに聞いた時は、木村“フィリップ”ミノル戦もそうでしたけど、自分が思っていたよりも全てが早く進んでいるので、いいことだなと思いました。来年3月のさいたまスーパーアリーナ(K'FESTA.3)でタイトルマッチをやるためには戦わないといけない相手だったので、オファーを受けた時にもうOKしました」 ――高校在学中にK-1チャンピオンになるという目標を達成するためにも戦わなければいけない相手という認識ですか? 「そうですね。僕的に野杁正明選手とピケオー選手、この強い2人を倒さないと絶対にチャンピオンにはなれないし、挑戦もできないと思っていました。だからこの2人はずっと見てきたし、良い時期にピケオー選手と戦えるなと思います。むしろここで負けていたら目標を達成できないので、これがラストチャンスだと思っています」 ――では、強敵との対戦を打診されて“どうしよう”ではなく“チャンス”だと思った? 「はい。その日のうちに返事をしました。やる以外の答えがないっていう感じです」 ――“高校生K-1チャンピオン”というのはやはり近藤選手の中に揺るがない目標としてあるのでしょうか? 「K-1甲子園のベルトを獲ったあと、トレーナーの方とも話して決めた目標なので絶対に成し遂げたいです」 ――今年は大きな試練となった木村選手との試合が5月にありましたが、あの試合を経て変わったことはありましたか? 「今までもそんなに楽な試合をやってきた訳ではないんですけど、さらにトップの選手とやってみて足りない部分が明確に見えて、あの戦いで自分の気持ちもトレーニング内容も変わったので、やってよかったと思います」 ――では木村戦の前は何が足りていなかったのでしょうか? 「高校生のうちにK-1チャンピオンになるとずっと思っていたんですけど、それに対する姿勢がちょっと甘くて、あの試合以降本気で目指すようになりました。8月のK-1大阪大会で松岡力選手に勝てたのはそういうところかなと思います。もう木村戦の時の自分と今の自分では全然違います」 ――これまで試合を見てきてピケオー選手の印象をお願いします。 「初代K-1スーパー・ウェルター級の王座決定トーナメントの頃から見ていた選手で、野杁選手も木村選手もやられているので、確実に今までで1番強い相手だと思います。ウェルター級だったら世界中を探してもトップじゃないかと思うし、小さい時から見ていてピケオー選手はメチャクチャ強いと思います」 ――そんな相手にどう戦おうと思っていますか? 「試合が決まってから映像を見てどこに勝機があるのか研究をして、何個か見つかったんですけど、そこを自分がビビらず、どれだけ強い気持ちを持って突けるかの勝負になると思います」 ――AbemaTVの企画で魔裟斗さんからも指導を受けていましたが、ピケオー戦に向けて役立ちそうですか? 「初めて知る技術もありましたし、魔裟斗さんに教えてもらったことはすべて次の試合に活かせられると思います。魔裟斗さんに教えていただいたことを試合で出来れば自分のペースになると思うんで、それを全部使ってKOで勝ちます」 ――それでは最後に意気込みや、ファンの方へのメッセージをお願いします。 「ピケオー選手を初めて倒す日本人は僕だと思うので、その瞬間を横浜大会まで見に来てほしいです」
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