(C)ONE Championship
2026年5月15日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて、『ONE Friday Fights 154 & THE INNER CIRCLE』(U-NEXT配信)が開催された。(※翌日の『ONE Fight Night 43: Tang vs. Gasanov』はこちら)。
▼ONEヘビー級(-120.2kg)MMA世界選手権試合 5分5R
×オマール・ケイン(セネガル/Black Panther Sports/TRIPL3 MMA)王者 8勝1敗
[4R 1分54秒 TKO] ※右ストレート
〇アナトリー・マリキン(ロシア/Golden Team)挑戦者 14勝2敗
※マリキンが王座奪還で引退
「ONEヘビー級(-120.2kg)MMA世界タイトルマッチ」。当初、両者の試合は、2025年11月16日の『ONE 173: SUPERBON vs. NOIRI』有明アリーナ大会で行われる予定だったが、ONEヘビー級王者のオマール・ケイン(セネガル)が、「重大な交通事故に遭い負傷」(11月6日発表)。挑戦者アナトリー・マリキン(ロシア)との試合は延期となっていた。
24年11月以来の再戦。前回は、三階級王者マリキンにセネガル相撲王者のケインが挑戦し、1Rにマリキンの左フックをかわしたケインがダブルレッグテイクダウン。立つマリキンをさらにテイクダウンする際に、マリキンがロープを掴んだことで、イエローカードで20%の減点に。
これが響き、マリキンが右のパンチで反撃し、テイクダウンを狙うも、ケインがコーナーを背にして防御する展開のなか、5R判定2-1のスプリットでケインが勝利し、ヘビー級王座奪取に成功している。今回の齊瀬はいかに?
1R、前戦に続きサウスポー構えで入るケインに、マリキンは右ロー。圧力かけるマリキンに左の蹴りはケイン。コーナー背にするケインにマリキンは左ロー。ケインも左ロー。右の関節蹴りを見せる。
マリキンの右フックに左ストレートを返すケイン。インローで崩す。右インローのマリキン。左の蹴りのケインに得意の右フックを伸ばすが、左でガードしているとケインはアピール。いったん下がって中央に引き出すマリキン。
テイクダウンを警戒し、コーナー背にするケインは左インカーフ、マリキンは右ミドル。ケインも左ハイを突く。中央に来いと示すマリキンに出ていかずに打ち返すケイン。
2R、左ミドルのケイン。マリキンも左右から右ミドル。ケインは右関節蹴り。中央に下がるマリキン。左右ローのマリキンにみたび下がるケイン。マリキンは右オーバーハンド。ブロックするケイン。ともにロー。マリキンは右ミドル。右前蹴り。ケインは右から左も深追いせず。左ハイを当てる。
マリキンはコーナーに詰めて右ボディストレート、左で出入り。インローのケインはダーティボクシングも、マリキンも右。ケインの左インローにマリキンは足を流す。左の攻撃のケイン。ブレークに「次は互いにイエローカード」と注意。
3R、前に出て右ジャブ、左ミドルのケイン。さらに右関節蹴り。マリキンの左ローに左右で詰めたマリキン。右を当てる。ケインのシングルレッグを切ると、ケインの右に左をかぶせに行く。
右オーバーハンドを首筋に突くマリキン。右ボディ、左ボディ。右ジャブのケインに右オーバーハンド。コーナーからまた出ないケイン。喧嘩四つの前手争いから左インローを当てるケイン。マリキンの右ストレートに横のコーナーに回ったマリキン。前手を左手で押さえて左ジャブ、右を突く。ケインは左インロー。マリキンは右ストレート。前手を合わせて押し合いゴング。
4R、右ローのマリキン。コーナー背にするケインは左フック右ボディ。ケインも右フックを合わせに行く。前手の押し合いから左ジャブのマリキン。一転、右ストレートをまっすぐ突いてケインのガードの間に打ち抜いて効かせると動きの止まったケインにマリキンは左右でレフェリーが間に入った。
そこにマリキンがヒザを突いたことで、ケインのコーナーが怒り、マリキンコーナーのRIZINヘビー級GP覇者のアレクサンダー・ソルダトキらも飛び込み、両陣営乱闘。マリキンがその乱闘を止める騒動に。最後はマリキンとケインもハグをかわした。マリキンが王座奪還。オープンフィンガーグローブをマットに置いた。引退を表明。
Absolute MADNESS 🧨 Anatoly Malykhin KOs Reug Reug to reclaim the ONE Heavyweight MMA World Title! @AnatolyMalykhin
— ONE Championship (@ONEChampionship) May 15, 2026
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試合後、マリキンは「チャトリさんには、素晴らしい6年間を過ごさせてくれたことに心から感謝したいです。スポーツへの情熱を失いかけていましたが、今日ここに来られて──ここにいる人の半分はロシアから来ています。みんな私を応援するためにロシアからわざわざ来てくれました。こっちにはピョートル・ヤンがいます。ここ2週間、彼と一緒にトレーニングしてきました。そして、チャトリさん、本当にありがとうございます。私の人生はクレイジー、それが私たちの作ったものです。
(グローブを外したのは?)兄弟、愛してるよ。でも、もう終わりだ。ここにいるドクターや、見てくれている皆さん、タイの皆さん、ありがとう。ここ6年間ここに住んでいて、この人たちは本当に僕の人生を変えてくれた。ありがとう。
(「アナトリー、これが君の終わりじゃないことを願ってる」)俺はタイに戻って、自分の牛と犬たちの世話をするつもりだ。血を流すのも、家から離れているのももううんざりだ。
(「これを終わりだと呼ぶのか? それなら、これは君が今まで受け取った中で最高の送別プレゼントになるかもしれない。君がグローブを置くのは分かっている。妻を腕に抱いているのも分かっているが、今まさに君は10万ドルボーナスを手にした」)チャトリさん、本当にありがとう。この6年間、あなたは私の人生を変えてくれました。私はあなたを失望させたことは一度もなく、あなたも私を失望させたことは一度もありません。愛しています。これが私の家族です」とコメント。
最後にマリキンは「ONEミドル級、ライトヘビー級、そしてヘビー級のMMAチャンピオンに、大きな拍手を」とコールされた。
3️⃣階級制覇を成し遂げた
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) May 15, 2026
アナトリー・マリキン👑が
引退を表明🙏✨
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