MMA
ニュース

【HEAT】日韓対抗戦第2弾! HEAT志村代表「前回の敵を取る。喧嘩ファイトとは別物」×AFCパク代表「絶対に全勝!」=8月19日(土)ニューピア

2023/08/18 21:08
 2023年8月19日(土)15時から、東京・ニューピアホールで開催される『HEAT52×AFC27』に向け、18日、都内で前日計量が行われ、第1試合(※サイヤドガディー坂井が体調不良で中止)を除く11試合の22選手が計量をパスした。  日韓対抗戦の第2弾。4月に韓国で行われた第1弾では、2勝6敗と苦杯を舐めたHEATの志村民雄代表は、「前回、ミドル級のHEATのMMAのベルトがAFCに渡り、負けました。今回、2つの王座戦があり、絶対に渡すわけにはいかない。今回は前回よりレベルが高い、いい試合が出来ると思う。前回の敵を取って、HEATの名前を売ってもらいたい」と日本での巻き返しを宣言。 【写真】4月の前回の対抗戦では、韓国AFCが6勝2敗と大きく勝ち越した。(C)HEAT  対するAngele's FCのパク・ホジュン代表は、「AFCの韓国の選手たち、ここまで聞いてきて、ほんとうに全身全霊を尽くすと言っていますし、明日は期待してもらっていい。前回は6勝2敗。今回は、日本側が6勝してもらってこっちが2敗になってもいい。そうなれば韓国の選手たちがもっと強くなると確信している。負けてもいい試合ではないですが、明日は絶対に勝つ、7勝1敗くらいの気持ちでいます」と言いつつ、一方でAFCの選手たちには「絶対に、全勝で勝つ」とゲキを飛ばした。  また、今回の対抗戦のフェイスオフでは必要以上に対戦相手同志を近づけることをせず。志村代表は、名前こそ出さなかったものの、同時期に行われた『BreakingDown8』での日韓戦での会見での乱闘と試合を指してか、「ほかの団体で日韓戦もあったと思いますが、HEATとAFCはそういう喧嘩ファイトではなく、プロのスポーツ、この格闘技をしっかりとしたプロの競技として日韓対抗戦をやりたいと思います。AFCもHEATもああいう喧嘩ファイトとはまったく別物だと思っていますので、明日はプロのファイトを見せていただき、格闘技の良さを伝えたいと思います」と、アマチュア喧嘩ファイトとは一線を画した対抗戦であることを伝えた。 志村民雄 HEAT代表「プロのファイト、格闘技の良さを伝えたい」 「前回、ミドル級のHEATのMMAのベルトがAFCに渡り、負けました。今回、2つの王座戦があり、絶対に渡すわけにはいかないと思っています。  HEATの王座の空位が多いので、来年はそれを埋めていくことで開催も多くなります。また、AFCさんとはあと2回大会の契約が残っていますし、韓国に行くのか、日本でやるのか決まっていませんが、こうして日韓対抗戦が出来ることを非常に喜んでいます。いい試合になることを確信しています。ぜひまた来年もAFCさんとやれることことはありがたいと思います。  ほかの団体で日韓戦もあったと思いますが、HEATとAFCはそういう喧嘩ファイトではなく、プロのスポーツ、この格闘技をしっかりとしたプロの競技として日韓対抗戦をやりたいと思います。AFCもHEATもああいう喧嘩ファイトとはまったく別物だと思っていますので、明日はプロのファイトを見せていただき、格闘技の良さを伝えたいと思います。 (パク・ホジュン代表から「ベトナム大会を一緒に」という提案について)前回の韓国大会のときに、ホーチミン大会のこともチラッと聞きましたけど、ホーチミンでやることは全然、可能だと思います」 パク・ホジュン Angele's FC代表「対抗戦で韓国の選手たちがもっと強くなる」 「AFCの韓国の選手たち、ここまで聞いてきて、ほんとうに全身全霊を尽くすと言っていますし、明日は期待してもらっていいと思います。  今回は対抗戦2回目。前回は6勝2敗でした。今回は、日本側が6勝してもらってこっちが2敗になってもいい。そうなれば韓国の選手たちがもっと強くなると確信しています。負けてもいい試合ではないですが、明日は絶対に勝つ、7勝1敗くらいの気持ちでいます。  来年、HEATとAFCがやると。対抗戦3回目でも4回目でも韓日戦をやってもらえるなら喜んでやりたいと思います。最後に志村代表、ご招待いただきほんとうにありがとうございます。 (すでに3回大会を開催した)ベトナムのホーチミン大会に志村代表が来たら、好まれるものも多いかと思います。ホーチャムグランドホテルで、韓日戦を組んでも面白いかなと思います。(ほかに質問は?)無い? ビビッているのかなということで(笑)」 [nextpage] アビラル・ヒマラヤン・チーター「『早く帰る?』早くKOして早く帰らせようかなと」 ▼第12試合 日韓対抗戦 大将戦 HEAT KICK ミドル級(70kg)タイトルマッチ 3分5Rアビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)69.9kgヤン・チャンウォン(Team Buffalo)69.4kg  アビラルはカトマンズ出身。K-1に参戦経験がある格闘家デーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、2016年にネパールから来日。志村道場でキックボクシングを始め、2020年1月にHEATキックルールミドル級王座を獲得した。9月に初防衛に成功すると、12月のK-1両国大会で初参戦。1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。  その後は連続初回KO勝ちで波に乗っていたが、2021年7月のK-1では和島大海のローキックで3RにKO負け。10月にHEATでTKO勝ちして再起、2022年2月にはK-1で松下大紀に初回KO勝ち。5月にはHEATでムエタイのラーシーシンに初回KO勝ちしたが、9月にジョムトーンに初回KO負け。2023年3月のK-1でジョーダン・ピケオーと対戦し、3RにKO負けで、いずれも強豪相手ながら連敗を喫している。14勝(13KO)5敗。  対するヤン・チャンウォンは、HEAT44でアビラルが2R KO勝ちしているチョ・ギョンジェに、2022年10月に1R KO負けしているが、今回どこまでHEAT王者に肉薄するか。 アビラル・ヒマラヤン・チーター「自分はネパール人ですが、明日は1日、日本人の心を持って、3回目の防衛をしたいと思います。押忍。(相手の印象は?)思ったより小っちゃくて、自分にKO負けした相手にも負けてるんで……あとは相手にならんかなって。『早く勝って早く帰りたい』と言っていたので、早くKOして早く帰らせようかなと思っています。楽しみにしていてください」 ヤン・チャンウォン「相手がどんな人かは関係なく、自分のスタイルで戦って勝って帰って、美味しいごはんを食べたいと思います。(どう勝ちたい?)特に考えていることはなくて、早く勝って早く家に帰りたいかなと思っています」 [nextpage] ユ・ジュサン「どう勝つか? 逆に聞きたい、僕にどうやって勝つというのか」vs 倉本「打撃で倒す」 ▼第11試合 日韓対抗戦 副将戦 HEAT MMA フェザー級(65.8kg)王座決定戦 5分5R倉本拓也(志村道場)65.7kgユ・ジュサン(Tiger Gym)65.8kg ユ・ジュサン「明日は楽しく、まあスパーリングやる気持ちで戦いたいと思います。(相手の印象は?)まず相手に聞きたいのですが、僕にどうやって勝てるのかイメージとかあるのかな?(倉本の「打撃で勝とうかと思っています」の言葉に)分かりました(微笑)」 倉本拓也「前回負けちゃってるんですけど、今回タイトルマッチをさせていただけるということで、連敗はできないので、しっかり勝って、そこのベルトをもらいたいと思います。(相手の印象は?)打撃も寝技も全部出来るかなという印象です。僕はしっかり打撃で倒したいと思っています」 [nextpage] ヒョンジュン「ベテラン相手で美味しい試合」vs 堀友彦「半分の年齢の相手なのでバチバチな試合を」 ▼第10試合 日韓対抗戦 三将戦 HEAT MMA バンタム級(61.2kg)5分3R堀 友彦(フリー)61.5kgソン・ヒョンジョン(HAVAS MMA)61.4kg ソン・ヒョンジョン「相手の選手はベテランなので、美味しい試合をして韓国に帰りたいと思います」 堀 友彦「せっかく僕(41歳)の半分くらいの年齢(21歳)の選手が相手なので、バチバチに殴り合って盛り上げて勝ちたいと思います。お願いします」 [nextpage] 三上「『グローブタッチ無しで』と約束した」vs ホチュル「相手はイケメンだが自分が勝つ」 ▼第9試合 日韓対抗戦 HEAT MMAミドル級(83.9kg)5分3R三上ヘンリー大智(格闘DREAMERS)84.0kgチョン・ホチョル(TEAM MAD)83.8kg  会見で三上は、「チョン・ホチョル選手、さきほど個人的に挨拶をさせていただいて、非常に礼儀正しい方で互いに健闘を称え合う感じなんですけど、『リングの中ではグローブタッチ無し』と約束したんで、そこはガチンコで勝負して、自分の実力を確認してみたいと思っていますのでよろしくお願いします」と、剣道家らしく向かい合って「始め」となったら、即、斬り合いをしたいとした。  日本人の父とブラジル人の母とのハーフである25歳の三上は、2カ月に一度はメンタル面を鍛える為に、地元の山に籠って練習しているという自然児。  剣道で大学時代に全国3位。2年時に剣道を辞め、MMAを見据え、シュートボクシング、キックでも活躍。立ち技アマチュア16勝14KO、プロ4戦4勝4KO。SBで小澤和樹を2R KO、内田ノボルを1R TKO。RISEで石川利輝を1R KO。2020年12月のJAPAN KICKBOXING INNOVATIONで渡辺颯を1R TKOに下している。  アマチュアMMAでは、『格闘DREAMERS』で、GENの先輩・岡見勇信とスパーリングするなど活躍後、2021年8月の『EXFIGHT1』で古谷宗太郎にTKO勝ち。しかし、12月19日の『EXFIGHT3』でアンディ・コングにTKO負けを喫すると、2022年4月にMAX吉田に1R TKO勝ちで再起。  2022年4月の『POUNDSTORM』でのプロMMAデビュー戦では、岩﨑大河に2R 0-2のテクニカル判定負け(アイポーク)したが、その後、『EXFIGHT05』で フェルナンド・マツキ、2022年10月の前戦『EXFIGHT06』では藤本新を相手にともに1R TKO勝ちを収めている。今回は約9カ月半ぶりの試合となる。プロMMA2勝1敗。  対するチョン・ホチョルは、チョン・オジン(チーム:エクストリームコンバット)の欠場によりスクランブル参戦した韓国名門のTeam MAD所属選手。三上と同じプロMMA2勝1敗で、MAX FCではキックボクシングルールでも勝利している。話題のBlack Combatでも1勝1敗のホチュルは、三上について、「明日、戦う選手がかっこよくて技術もあり、身長も高くイケメンですが」と、笑顔を見せながらも「自分が勝ちたいと思います」と勝利を宣言した。 チョン・ホチョル「明日、戦う選手がかっこよくて技術もあり、身長も高くイケメンですが(笑)、自分が勝ちたいと思います」 三上ヘンリー大智「チョン・ホチョル選手、さきほど個人的に挨拶をさせていただいて、非常に礼儀正しい方で互いに健闘を称え合う感じなんですけど、『リングの中ではグローブタッチ無し』と約束したんで、そこはガチンコで勝負して、自分の実力を確認してみたいと思っていますのでよろしくお願いします」 [nextpage] フリーとなった優翔「大きな決断をしてきた」vs ジョンジュン「絶対に勝つ」 ▼第8試合 日韓対抗戦 三鋒戦 HEAT KICK ライト級(60kg)3分3R優翔(フリー)59.9kgパク・ジョンジュン(Team Buffalo)60.3kg 優翔「今回、試合をここでするのに結構、大きな決断をしてきました。簡単には負けれないと思います。頑張ります」 パク・ジョンジュン「みんな同じかもしれませんが、韓日対抗戦、絶対に勝つ試合を見せたいと思います」 [nextpage] 大道「しっかり殴り合いを」vs ユンソン「楽しく試合をします」 ▼第7試合 日韓対抗戦 次鋒戦 HEAT MMA ウェルター級(77.1kg)5分3R大道翔貴(TEAM TED)77.5kgチャン・ユンソン(KOREAN ZOMBIE MMA)77.4kg 大道「名前は……チャン・ユンソン選手、明日はしっかり殴り合いましょう」 チャン・ユンソン「楽しく試合をします。お願いします」 [nextpage] ソン・ミン「ボコボコにします」vs 平山「負けないように頑張る」 ▼第6試合 日韓対抗戦 先鋒戦 HEAT MMA ライト級(70.3kg)5分3R平山 学(フリー)70.2kgソン・ミン(Team MAD)70.5kg ソン・ミン「平山選手はグラップリング、相当強いと思いますが、僕も自信があるのでボコボコにします」 平山 学「初めまして。HEAT初参戦となります。よろしくお願いします。ソン・ミン選手、若くてとても勢いのある選手だと思いますが、負けないように頑張りたいとます」 [nextpage] AXEL RYOTA「負けられない一戦」vs ジュンゴン「誰よりもかっこいい試合を」 ▼日韓対抗戦 HEAT MMA フライ級(56.7kg)5分3RAXEL RYOTA(ロータス世田谷)56.5kgチョ・ジュンゴン(Team Marco)56.8kg チョ・ジュンゴン「対抗戦、誰よりもかっこいい試合をします」 AXEL RYOTA「格闘家としても日本人としても負けられない一戦だと思うので、気持ちの入った試合をして勝って繋ぎます」 [nextpage] ▼第4試合 HEAT ムエタイ 64kg 3分3R+延長1Rペットサムイ・シムラ(志村道場)64.0kgシン・ドンヒョン(HIT & FIT)64.2kg [nextpage] ▼第3試合 HEAT KICK 57.5kg 3分3R一仁(真樹ジムAICHI)57.4kgウォームONE LINK(ONE LINK)57.3kg [nextpage] ▼第2試合 HEAT MMA フェザー級 5分3R今井舜也(DFC Promotion Team LEOS)66kg菊川功武(KATANA GYM駒込)65.7kg 【中止】 ▼第1試合 HEAT MMA フェザー級(65.8kg)5分3Rサイヤドガディー坂井(ISHITSUNA MMA)萩原悠人(リバーサルジム久喜)※坂井が体調不良により病院に緊急搬送されたため、試合は中止に。 [nextpage] AFC24×HEAT51 対抗戦第一弾・試合結果と動画 2023年4月6日(木)韓国ソウル/光明AKプラザ ▼ミドル級タイトル戦(MMA) 5分3R・延長1R〇コ・ソクヒョン(AFC/TSG/HAVAS MMA)[2R 0分56秒 TKO] ※レフェリーストップ×桜井隆多(R-BLOOD)※コ・ソクヒョンがAFCミドル級王座を防衛、HEATミドル級王座を獲得。 ▼第7試合 ウェルター級(MMA) 5分2R・延長1R〇キム・サンウク(TSG/HAVAS MMA)[2R終了 判定3-0](20-18、20-18、20-18×山田翔馬(ISHITSUNA MMA) ▼第6試合ライト級(MMA) 5分2R・延長1R〇ホン・ジュンヨン(Korean Zombie MMA)[1R 3分23秒 TKO] ※レフェリーストップ×マーシーグローブTV(パラエストラ池袋) ▼第5試合 フェザー級(MMA) 5分2R・延長1R〇ソ・ドンヒョン(ピナクルMMA)[2R終了 判定3-0] ※20-18×3×倉本拓也(志村道場) ▼第4試合フライ級(MMA)5分2R・延長1R〇藤田大舜(志村道場)[2R終了 TKO]×チュ・ドンジョ(Team MAD)※チュ・ドンジョがハムストリング負傷により延長ラウンド出来ず ▼第3試合 60kg契約(キックボクシング)3分3R・延長1R〇安川由貴(志村道場)[1R 2分59秒 KO]×キム・テゴン(福光ジム) ▼第2試合ヘビー級(MMA)5分2R〇チャン・ソンヒョ(TEAM U-GYM)[1R 1分58秒 アームバー]×ジャイロ楠(志村道場) ▼第1試合 ウェルター級(MMA) 5分2R・延長1R〇チャン・ユンソン(Korean Zombie MMA)[1R 1分29秒 TKO勝ち]×三角 宗(IMPACT)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント