世愛「逃がさないようにして一気にまとめたい」

世愛はサウスポーで現役JK、2025年11月の『KNOCK OUT REBELS SERIES.8』に初参戦すると山崎希恵と熱闘を展開して判定勝ち。2026年3月の『KPKB vol.27』では、ベテランの百花を破りKPKB女子アトム級王者となった。兄はRISEで活躍する弾丸風太。
──世愛選手は昨年11月にKNOCK OUTに初参戦して、今年3月には九州のKPKBで王座決定戦に勝ってチャンピオンになったとのことで、おめでとうございます!
「ありがとうございます。王座決定戦では自分の中で一番やりたい動きができました。今までの試合はうまくいかないことの方が多かったんですけど、その試合は自分のしたいことができて、一番いい仕上がりだったかなと思います」
──相手はキャリアでかなり上の選手だっただけに、大きな勝利ですね。
「練習でやっていた対策とかがキレイにハマって、キレイに闘えたかなと思います」
──その前の試合で、KNOCK OUTで勝利していたことも自信につながっていましたか?
「そうですね。それまで4連敗していたんですけど、常葉で勝って連敗から抜け出すことができて、さらに連勝できて、だいぶ自信がつきました」
──今回はチャンピオンとして常葉に乗り込んで、Kiho選手との対戦になりました。このオファーを聞いた時はどう思いましたか?
「『やっとか』という感じですね。Kiho選手は前チャンピオンなので楽しみですし、自分がどのくらい通用するのかを試したいです」
──Kiho選手とは以前からやりたかったんですね。
「はい。KNOCK OUTの顔というか、トップ選手なので、ずっとやりたかったです」
──Kiho選手のファイターとしての印象は?
「ジャブと蹴りがうまくて、距離の取り方がすごく上手だなと思います。そのジャブと蹴りは警戒して、相手のペースにならないように意識していきたいです」
──自分としては、どう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
「言い方がアレなんですけど、今回は負けてもいいと思っていて。被弾覚悟でバチバチに打ち合って、とにかくインパクトを残して、倒して勝ちたいです」
──Kiho選手の過去の試合で、その点で参考になった試合はありますか?
「直近の試合なんですけど、風羽選手みたいに出入りのスピードが速くて、Kiho選手の距離にさせないという闘い方がベストだなと思ってます。遠い距離の蹴り技だったり、ジャブの差し合いとかは、自分の方ができると思うので」
──では最初は遠い距離から蹴りを出しながら詰めていって、接近戦に持ち込むというイメージ?
「そうですね。一気に詰めて、逃がさないようにして一気にまとめたいです」
──そのために、練習で一番重点を置いてやっているのはどういうことですか?
「とにかく接近戦の練習をしています。前蹴りをよける練習とか、ジャブの差し合い、踏み込むタイミングの練習とかに重点を置いてやっています」
──その練習は、お父さんとお兄さんの弾丸風太選手と一緒にされているんですか?
「そうですね。お兄ちゃんとスパーリングしたり、ミットを持ってもらったりして、お父さんにもミットを持ってもらって、という練習をずっと毎日やってます」
──出稽古だったり、それ以外の環境での練習はあるんですか?
「たまにしかないですね。出稽古も最近はあまりしていなくて、3人でやっています」
──フィジカル面に関してはどうですか?
「前まではちょっと重い重量を何回か挙げる感じだったんですけど、今は軽い重量でいっぱい回数を重ねるという感じにして、筋持久力を上げる練習をずっとやっています。それでスピードも速くなったと思いますし、疲れにくくなった感じがして居ます」
──今回、Kiho選手に勝てばかなり大きいと思います。その先はどうしたいと思っていますか?
「その先は…あんまりわがままは言えないんですけど、欲を言えば、組んでくれるならタイトルマッチがしたいです。Kiho選手に勝った風羽選手ともやりたいし、6月のタイトルマッチ(山田真子vs平岡琴)の負けた方とか、どっちかとやりたいですね」
──Kiho選手に勝ったら、タイトルマッチを組んでほしいというのはわがままじゃないと思いますよ(笑)。
「本当ですか(笑)。連勝してベルトも獲れたのでけっこう自信がついていて、今はもう早く試合がしたいです」
──では最後に、今回の試合で注目一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「Kiho選手は前チャンピオンなので、Kiho選手の方が勝つと思っている人が多いと思うんですけど、そこを覆す自分の技術だったり、気持ちだったり…とにかくインパクトを残す試合をするので、自分の気持ちに一番注目してほしいです」


