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【DEEP&PANCRASE】前田吉朗が12年ぶりPANCRASE帰還で一本勝ち、川原波輝が潤鎮魂歌に1R TKO勝利

2019/11/17 17:11
【DEEP&PANCRASE】前田吉朗が12年ぶりPANCRASE帰還で一本勝ち、川原波輝が潤鎮魂歌に1R TKO勝利

(C)DEEP/PANCRASE

2019年11月17日(日)大阪国際交流センター 大ホールにて「DEEP&PANCRASE 大阪大会」が開催された。

「DEEP & PANCRASE大阪大会」
2019年11月17日(日)OPEN 13:45 /START 14:00
※開場時間中にプレリミナリーファイト実施。
大阪国際交流センター 大ホール(大阪市天王寺区上本町8-2-6)

▼第16試合ダブルメインイベント PANCRASE公式戦 フライ級 5分3R
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組) 56.75kg
[1R 3分18秒 リアネイキドチョーク]

×ペイヨングサック(Tarnthong Gym) 56.50

ダブルメインイベントでは、前田吉朗が2007年9月5日vsジョニー・フラシェ戦以来約12年ぶりとなるPANCRASE公式戦に出場。タイからの刺客ペイヨングサックを迎え撃つ。

前田は2003年にPANCRASEでプロデビューし、2006年8月にはPANCRASE初代フェザー王者決定トーナメント決勝戦でDJ.taikiを撃破し、初代王座を獲得。その後、活躍の場を『WEC』『DREAM』『DEEP』に広げ、2012年には大塚隆史を破り、第3代DEEPバンタム級王者に輝いている。現在は3冠王を目指し『修斗』のトップランカーに名を連ねる前田は1月に修斗・後楽園大会で清水清隆に1R TKO負けも、6月の大阪大会では修斗世界フライ級ランキング5位の内藤頌貴にスプリット判定勝利、フライ級で1位にランキングされている(※世界王者は扇久保博正)。

11月17日のPANCRASE帰還となる一戦で前田は、タイからの刺客ペイヨングサックを迎え撃つ。タイ・バンコクで秋山賢治氏率いる心技道場でMMAを学び、現在は中井りんと対戦したゲオチャイと同じTarnthong Gym所属というペイヨングサックは、MMA1勝1敗。2014年の「Full Metal Dojo 3」で現在ONEで活躍中のポンシリ・ミートサティートに判定負けも、2015年3月の「Wardog Cage Fight 2」では松浪孝芳に1R、下からの腕十字で一本勝ちするなど、トータルファイターとして極めの強さも見せている。

1R、サウスポー構えの前田は右ジャブを突き出入り。オーソドックス構えのペイヨングサックはかわしながらカウンター狙い。さらに圧力かけて右で飛び込む。前田は左ハイを当て、右も振り前に出た前田は、ペイヨングサックが打ち合いで左を振ったところにカウンターのダブルレッグテイクダウン!

噛みつきパスガードからサイドに回る前田。シングルレッグで立とうするペイヨングサックのバックに回りリアネイキドチョークに入る前田。スタンドで背負うペイヨングサックに背後からヒジを突く前田がリアネイキドチョークで絞め上げて引き込むとグラウンドでタップを奪った。

失神気味になったペイヨングサックはすぐ起き上がり、立ち上がって握手を求める前田に試合中と勘違いし後退も、試合が決したことに気づき、前田とハグをかわした。

ケージのなかで前田は、「12年ぶりにただいまー! 稲垣組、全員勝ちました」とチームメイトとともに勝利を喜んだ。

(試合前コメント)
◆前田吉朗

「久々のパンクラスなんで気合が入ってます! 僕がやることは、勝つこと。相手に勝つのはもちろん、会場に足を運んでくれるお客さんに勝つのと明日出場する他の選手にも勝つ。3つに勝つのが今回のテーマです。明日は稲垣組の大爆発を楽しみにしてて下さい!」

◆ペイヨングサック
「(前田選手は)ベテランの選手で経験豊富だと思うが、柔術も打撃もしっかり練習してきたのでトータル的に勝負できると思う。明日は打撃で倒したい」

▼第15試合ダブルメインイベント DEEP公式戦 ストロー級 5分3R
〇川原波輝(フリー) 52.70kg
[1R 1分54秒 TKO]

×潤鎮魂歌(HARVEST) 52.15kg

もうひとつのメインイベントでは川原波輝(フリー)vs 潤鎮魂歌(HARVEST)が行われる。川原は伝統派空手出身で、チーム・アルファメールでの中村優作との練習のなかで日拳スタイルも融合し、2019年3月の「DEEP 88 IMAPACT」ではストロー級王者・越智晴雄から右ストレートでダウンを奪うなど、DEEPストロー級王座まであと一歩という場面を作ってみせた。

DEEPでの惜敗から、6月2日の『RIZIN.16』では修斗の元ランカー・征矢貴と59kg契約で対戦。1R4分05秒、征矢のカウンターの右フックからのサッカーキックを浴び、KO負けを喫していた。

対する潤鎮魂歌(HARVEST)は、2009年の第16回全日本アマチュア修斗選手権フライ級で優勝後、2011年4月のプロ修斗から2015年12月の「PANCRASE 273」まで7連勝。2016年10月のジャレッド・ブルックス戦で2R KO負けで初黒星を喫したが、2019年4月のDEEP大阪大会で約2年半ぶりにMMA復帰。永井美自戒を相手にスプリット判定で勝利している。

MMA8勝のうち、腕十字での一本勝ちが4つ、2012年10月には室伏カツヤにカーフスライサーでタップを奪うなど、極めの強さに定評がある。また現在、RIZINに参戦中の強打者ブルックスを序盤はいなすなど、対ストライカー相手にも上手さを見せており、川原との対戦は、互いのスタイルのぶつかりあいとなりそうだ。

1R、オーソドックス構えの川原の右の蹴りにサウスポー構えの潤は引き込みも川原は突き放しつき合わず。スタンドを要求。ならばと潤は金網詰めてダブルレッグテイクダウン。

サイドに付き背中を一瞬着かせるが、ケージウォークで頭を中央に回した川原はエビで腰を逃がすと、蹴り上げで潤を突き放して立つことに成功。スタンドから右ハイを当て、右のインロー! 崩されて右を振った潤がバランスを崩してダウン、そこにすかさず川原がパウンドを当て、レフェリーが間に入った。試合後、潤を気遣った川原。

ケージのなかで、「強敵で一生懸命練習してきました。家族や仲間に結果でしか恩返しできないので結果を出せてよかったです」と語り、リングサイドの佐伯繁DEEP代表に「準備してます」とビッグマッチ出場をアピールした。

▼第14試合セミファイナル DEEP公式戦 バンタム級 5分3R
〇赤尾セイジ(パラエストラ東大阪) 61.55kg
[判定3-0]※30-26,30-27,30-27

×城田和秀(NEXUSENSE) 61.50kg

DEEP公式戦として、赤尾セイジが城田和秀と対戦。赤尾は2018年12月の大塚戦での判定負け後、2019年4月のDEEP大阪大会で瀧口脩生に判定勝利。しかし7月のHEATバンタム級王座決定戦では春日井たけしに2R、リアネイキドチョークで一本負けしており、今回が再起戦となる。

対する城田和秀は、2019年は3月に平澤宏樹に判定勝ち、5月にKENにギロチンチョークで一本勝ちと連勝も、9月には遠藤大翼に判定負け。赤尾同様に今回が再起戦となる。ともにグラップリングに長けた両者だが、ケージレスリングに強い赤尾と、柔道ベースの城田の互いの強みはどのように発揮されるか。

1R、ともにオーソドックス構え。右を振って金網詰めダブルレッグテイクダウンは赤尾。金網で上体立てる城田はハーフも、左に回し背中着かせる赤尾は細かいパウンドからパスを狙うが、足を戻されセコンドから「ハーフでいい」の指示に細かく削る。立つ城田との右の打ち合いを制する赤尾。そのまま右で差して押し込む。

2R、右で踏み込み、支え釣り込み足のように崩してテイクダウンした城田! バックに回り、片足をかけるがひざ立ちから前に落とした赤尾がすぐさまダブルレッグテイクダウン! そのままサイドを奪う。しかし、シングルレッグからすくい上げてテイクダウン奪う城田はバックに! 片足巻くがまたも亀から落として立つ赤尾が金網まで詰める。左で差して金網に押し込む赤尾。右で差して回す城田に再び体を入れ替え押し込み2R終了のゴング。

3R、右の打ち合いから左ミドルまでつなぐ赤尾に、城田は右を打ち返したところに赤尾がダブルレッグテイクダウン。右で差してニアマウント奪う赤尾に、腰を切ろうとする城田の腰を殺す赤尾がマウント、さらにサイドに。すぐに亀から立とうとする城田だが、そこを逃さずバック奪う赤尾が4の字ロックに! 背後からパウンド打つ赤尾。

城田の動きに4の字を外して左足ヒザ裏にあててコントロール。さらに4の字に戻して細かいパウンドでゴング。

判定3-0(30-28,30-27,30-27)でレスリングのみならず柔術、グラウンドコントロールでも勝った赤尾は、「35歳ですが、またDEEPでチャンピオン目指して頑張ります。また呼んでください」と語り、代表を務めるパラエストラ東大阪をアピールした。

▼第13試合 PANCRASE公式戦 バンタム級 5分3R
×土肥 潤(総合格闘技道場MIBURO) 61.10kg
[判定1-2]※28-29×2,29-28

〇三村 亘(パンクラス大阪稲垣組) 61.35kg

 

▼第12試合 DEEP公式戦 ウェルター級 5分2R
×中尾受太郎(中尾受太郎総合格闘技スクール) 77.40kg
[2R 3分20秒 ドクターストップ]

〇嶋田伊吹(Fight-Holic) 77.60kg
※嶋田の右に中尾がダウン。パウンドで左目腫らした中尾にドクターストップ

▼第11試合 PANCRASE公式戦 バンタム級 3分3R
〇平田丈二(総合格闘技闇愚羅) 61.45kg
[判定3-0] ※30-26,29-27,29-27

×瀧口脩生(総合格闘技スタジオSTYLE) 61.55kg

▼第10試合 DEEP公式戦 ライト級 5分2R
×泉 彰洋(BLOWS) 70.30kg
[判定0-3] ※19-19×3 マスト判定

〇小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部) 70.45kg

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