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【Lemino修斗】西條英成が後半に猛攻も、マコア・クーパーの巧みな打撃と強いレスリングに判定負け=『Lemino修斗.5』

2026/04/20 23:04
 2026年4月19日(日)沖縄・ミュージックタウン音市場にて、プロフェッショナル修斗公式戦沖縄大会『Lemino修斗.5』(Lemino見逃し配信中)が開催された(※セミ以前のリポート追記あり)。 ▼ウェルター級(77.1kg)5分3R×西條英成(THE BLACKBELT JAPAN) 6勝3敗[判定 0-3] ※28-29×3〇マコア・クーパー(Tribe Of Judah)3勝2敗  西條は、25年6月の『ONE Friday Fights112』でのカシム・マゴメドシャピエフと対戦、6戦全試合1Rフィニッシュのマゴメドシャピエフを相手に左フックで1R KO負けを喫した西條だが、10月のLemino2でクルボン・バトルを相手に判定3-0で勝利。30歳。  クーパーは、ハワイのMMAファミリーの一員。修斗、Superbrawl等で活躍したレイ・ブラダ・クーパーを父に持ち、兄はPFLウェルター級2019・2021王者のレイ・クーパー3世。カイ・カマカやステファン・パーリングも親族だというサラブレッド。2022年にBellator参戦後、Tuff-N-Uff、AKAに参戦し、プロMMA2勝2敗で23年2月にはハワイDestiny MMAで1R TKO勝ちでウェルター級王座にもついている。25歳。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るクーパー。左フックを押しだす西條。右フックを被せてシングルレッグも、前足を引いて右の打ち下しはクーパー。すぐに圧力をかけるクーパーに、回りながら左ジャブの西條は低いダブルレッグも切るクーパーはアッパーも。  詰めて左から右フックを当てたクーパー。右前蹴りを突き、左前蹴りのフェイントで前に着地して右ストレート。そこに左を狙う西條は、右ストレートも。かわしたクーパーに遠間からダブルレッグに入る西條。切ったクーパーに下になった西條。  サイドバックで腰を抱くクーパーは左のパウンド、西條をめくって仰向けにさせると西條はハーフに。左で差す西條に、頭をアゴ下につけて寝かせるクーパーだが右目周辺から出血も。右で腰を抱いてケージに押し込み、左の細かいパウンド。さらに左ヒジを押し付けて滑らすクーパーに、西條は右ヒジを着いて上体をケージに立てて座ると、両足を引き付けるクーパー。  左手首を取りに来たクーパーから手を抜き左手をマットに着くと、右小手で回して立ち上がり。さらに小手投げで腰に乗せるが、クーパーは残して正対。右で差して体を入れ替えた西條が押し込み、右をかちあげて脇を開けさせて右ヒザ! もう1発ヒザ。続けて抜群のタイミングでダブルレッグに入るが、左で差し上げてめくって上になるクーパー!  左腕で頭を抱えるが、西條も下から右で差して立ち上がりバッククリンチ。後ろからヒザ。崩しながらヒザを突く。打撃を当てたクーパーのラウンドに。  2R、レベルチェンジのフェイントの西條は左ミドル。詰め返すクーパーも右ロー。右カーフを当てた西條。足を流したクーパーの右ローは空振り。右オーバーハンドをかわした西條は左インロー。クーパーはじりじりと圧力をかけると左フックをガード上に。さらにワンツーの右ストレートを届かせ、左フックまで繋ぐ!  被弾した西條はシングルレッグも差し上げるクーパーが上に。バタフライガードの西條はいったんクーパーを押し上げて左足で跳ね上げるが、クーパーの頭がケージに詰まり、スイープできず。左パウンドを当てるクーパー。右鉄槌も。アゴ下に頭をつけるクーパーは、左のパウンドをこつこつ突く。背中を着かされた西條は左ヒザを間に入れるが、クーパーは、左のパウンド。  クーパーは、左フレームで西條を中に潜らせず。右手を着いて上体を金網に立てた西條に、両足をまとめようとするクーパー。左で腰を抱くクーパーに右小手の西條。左ヒザを右足首に乗せて頭は顔につけて右のパウンド連打! 西條は左足を立てに行くが、クーパーは右に移動し右足でまたいで立ち上がりを潰す。ヒザを立てられない西條。そのままホーン。クーパーのラウンド。  3R、中央に出るクーパーに開始6秒で左を突いてダブルレッグに入った西條。ケージまでドライブし、バッククリンチから前方に崩して背中に乗るが足をかけられず。左は脇差しも右は右腕の上からクラッチしている西條。中腰で前に落とすクーパーに、西條はダブルアンダーにできず前に落ちる。  しかしすぐにうつ伏せからシングルレッグで立とうする西條。そこにアームインギロチンを合わせるクーパーはクローズドに西條を入れる。絞るクーパーに、右ヒザを押して頭を抜いた西條が上に。  すぐ半身になるクーパーは亀から足を手繰りに。それを右足をかけてクーパーの右手を右足をまとめる西條。奥の左手首もコントロールしにいくが、腰を上げたクーパーはシングルレッグで立ち上がりに。右足を飛ばして切る西條に右手を外に出したクーパーは亀からダブルレッグの形になるも疲弊かドライブできず。  がぶる西條はヒジを背中に落とすとサイドバックへ。片ヒザ立ちでまだ右足を手繰るクーパーの側頭部に右ヒジを突き、左脇を差してキムラクラッチを組んで左腕を背中側に回す! しかし腕を前に戻したクーパー。再びヒザをマットに着いてシングルレッグに。  西條はクーパーの頭を腹の下に入れてがぶり。クーパーをいったん仰向けにさせるが、足を掴んだままうつ伏せになるクーパー。脇にヒジを落とした西條。脇を隠すために右手を解いたクーパーの手首を掴み、再びキムラクラッチへ。しかし頭を抜いているクーパー。  西條は一気に背中側へ回すが、同時に右回りで回転したクーパーは西條の股に左腕を入れて返してトップに! なおも手首は掴んでいる西條は下から腕十字狙いも、前転せずに残したクーパーがヒジを抜いて上四方に。  しかし、西條も左腕を股下に入れてブリッジで返そうとする。それをかわして背中に回ったクーパーがバックマウント。残り1分。右足をつかんで外して中腰で横に落とした西條。左腕を外に出したいが、左手首をコントロールしているクーパー。シングルレッグでレッスルアップを狙った西條を潰したクーパーががぶったままホーン。  判定は3-0(29-28×3)でクーパーが勝利。自身の間合いで打撃を当て、組み技でも強いレスリングとグラップリングで最終ラウンドに疲弊したものの、最後まで切らさなかったクーパーが初の日本での試合を白星で飾った。  試合後、クーパーは「すごく楽しかった。西條選手も良い試合をしてくれました。またここに戻ってきたいと思います」と語った。
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