逃げるルートを潰されてた

――2Rに入っていけば、もっと自分の動きが出せる、状態になれるっていうプランがあった?
「そうですね。前回2Rに突入した時にシェイドゥラエフも落ちてたんですけど、僕はそれ以上に瀕死だったんで。そこに勝機を見いだしたっていうか。肉を切らせて骨を断つじゃないですけど、50発フルでパウンド打てる無尽蔵のヤツはいないじゃないですか。だからそこに勝機を見出したっていうか、それしか逆に勝つルートはないっていうんですかね。正攻法でやってもヤツには勝てないじゃないですか。だから、そういう風に削って削って、自分もダメージを負いながら弾丸を減らしていくっていうしか勝つ方法はないのかなって思って。そういう作戦でした」
――前回と比べてシェイドゥラエフが絶対的なポジション的な意識とか、手堅くなって攻めてると感じられることはありました?
「どうだろう。でもあのバックつかれて朝倉未来選手もやられてたし、ああいう形に入られたら、もう動けなくなるっていうのは分かってたので。僕もバックあげようか正面向こうか、あの時かなり…あのルートはちょっと難しかったですね」

――前回の方がいろんな手を使って殴ってるような感じがしたんですけど、今回はここにハメて、これでやるっていうふうな動きにシェイドライフが見えたんです。
「そうですね。だからそこで正面向いたら殴るし、後ろ向いたらバックチョーク来るしっていうので。足をロックされてもう逃げるルートを潰されてたんで。ああなったら僕もやられるなとは分析してましたけど。そうですね。悔しいですね」

――2分ぐらいのタイミングで、久保選手が金網に押し付けられるぐらいのところで、久保選手のヒザがシェイドゥラエフ選手に入ったかなって思うような場面があったんですけど、その瞬間、感触っていうのはどうですか?
「そこで僕もしっかりと切るっていうか、そこで距離が近くなっちゃって。前回の試合で、ヒザが当たっても組んでくるっていうのは分かってたんで。練習通りそこは行かなかったなっていう。ただどうですかね、そこはシェイドゥラエフの強さじゃないですかね。多少のボディでは怯まないっていうところ」
――シェイドゥラエフ選手と2試合戦ったのは久保選手だけだと思うんですけど、これからいろんな選手がまたシェイドゥラエフ選手に挑んでいくと思うんですけど、これから挑んでいく選手に対して何かかけたい言葉みたいなものあります?
「いや、他の選手は他の選手だから。自分はシェイドゥラエフを超えることしか、自分が倒すことしか考えてなかったんで。みんなそうかもしれないですけどね。特には」


