Prime Video Boxing 152026年4月11日(土)東京・両国国技館
▼WBC世界バンタム級挑戦者決定戦〇那須川天心(帝拳ジム/WBA&WBC世界バンタム級2位)TKO 9R終了時×フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ/WBC世界同級1位)
昨年11月、「WBC世界バンタム級王座決定戦」で井上拓真(大橋ジム)に判定負け。プロ格闘技55戦目にして初の黒星を喫した那須川が再起戦に臨む。その対戦相手はWBC同級1位のフアン・フランシスコ・エストラーダ。
エストラーダは2013年4月、WBA・WBO世界フライ級タイトルマッチで判定勝ち、両王座の獲得に成功すると5度の防衛。2019年4月にはWBC世界スーパーフライ級王座を奪取し、2階級制覇に成功した。2021年3月にはWBA同級王座も獲得。2025年6月、バンタム級転向第一戦で判定勝ち。戦績は45勝(28KO)4敗。
那須川は7勝(2KO)1敗。2023年4月のプロデビュー戦から3年が経ち、世界再挑戦への道が開けた。
1R、まずは那須川が左ストレート、ジャブをボディに打つ。エストラーダは左へ回り込んでいき右ボディストレート。ジャブを突く那須川に対して左へ回り込んでいくエストラーダに、那須川は右フック、そして左ボディでエストラーダのバランスを崩す。ワンツーの那須川にブロックを固めるエストラーダ。 2R、エストラーダは右ボディストレート。那須川はジャブを突いてガードの隙間を狙う。エストラーダのジャブに那須川が左ショートのカウンターに湧き上がる天心コール。エストラーダの左ボディには右フックを合わせる。右フックで飛び込む那須川。 3R、距離を詰めてくるエストラーダに那須川は左ボディ。右ボディストレートには左フック。エストラーダのワンツーはサイドにステップしてかわす那須川。左のオーバーハンドを打つ那須川だが、そこへエストラーダがカウンターの右フック。 4R、エストラーダの打ち終わりを狙った右を2発被弾した那須川。左ボディを打ち返したが、これはローブローに。エストラーダは左フックからの左のボディ。エストラーダの左フックをブロックして打った左ストレートにエストラーダが大きくバランスを崩す。右フック、右ボディの那須川にエストラーダは左のトリプル。ジャブを伸ばしていく那須川。オープンスコアは38-38×2、39-37で那須川。 5R、葛西トレーナー直伝のハイガードをとる那須川はエストラーダの右をかわして右ボディ。左フックからの右ボディも。那須川のワンツー、ジャブをもらっても前に出てくるエストラーダ。那須川は右へ回り込みながら左ボディ。前に出てくるエストラーダにジャブを当てる那須川だが、エストラーダも左右フック。被弾した那須川だが前へ出てワンツーを当てる。 6R、右で突っ込んできたエストラーダに那須川が左ボディを見舞ってエストラーダが倒れたが、これはバッティング。再開後、那須川は左ボディ、ワンツー。エストラーダはフットワークで那須川のジャブをかわすが、那須川は左ボディをヒットさせる。那須川が左ボディからの右フック。左ボディ、左フックでエストラーダをロープ際に追い込んだ。 7Rも那須川が左ボディを当てていく。エストラーダは左フック。ジャブからの左ボディをまたも命中させる那須川は、右フックもフォロー。ジャブから左ボディ、ジャブから右ボディ、さらにフェイントからの右アッパーがクリーンヒット。下がるエストラーダ。那須川の左ストレートカウンターに大きく下がるエストラーダはロープを背負う。那須川チャンスの場面でラウンド終了。 9R、那須川のショートの左に下がるエストラーダ。左ボディ、そして右フック。このラウンドも那須川の左ボディが入る。左ボディからの右フックに下がるエストラーダ。ロープを背負うエストラーダに那須川は右アッパー。エストラーダもワンツー、右ボディを返す。前に出る那須川へエストラーダが右ストレート。ジャブを突いて前に出る那須川。 10Rが始まる前、エストラーダ陣営が試合棄権を伝え、ゴングが鳴らされた。エストラーダは左胸を抑えており、負傷したようだ。9R終了時、那須川のTKO勝ち。那須川は男泣きした。
〇那須川天心、リング上の全コメント
「泣いてないよ、泣いてないって。皆さん本当にありがとうございました。勝つってこんなに嬉しいんですね。エストラーダ選手がいたからこそここまでまた強くなれたので、エストラーダ選手に大きな拍手をお願いします。
試合前から初めて怖くて、自分が信じられない時がけっこうあって…(声を詰まらせる)本当に大変だったんですけれどみんなに支えられて復活出来ました。ありがとうございました。ありがとうございましたって言葉しか出てこないです。ここまでしっかりと勝つことが出来てよかったです。ありがとうございました。
どの局面でも、勝とうと思ってこの試合の期間、自分で打ち合いに行く練習をしたりとか、自分が苦手なことをたくさん取り組んできました。一生懸命やったら、本気でやったら半年足らずでこれだけ人間って変われるって姿を 皆さんに見せたかったんですけれど、完璧に見せることは出来てないですけれど、片鱗は見せられたかなと思います。これでリベンジの切符をちゃんとつかんだので、必ずリベンジしてみんなに応援してよかったと思われる選手に絶対なりますので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします。
格闘技、こういう試合もそうですけれど試合だけでなく、日々の生き方とか、みんなそれぞれ見えないところで頑張っていると思うし、僕もめちゃくちゃ応援もしてもらっているけれど、人前に出ていろいろなことを言われたりもあります。でも、自分は覚悟を持ってやっていますから。本当に頑張っている人には、分かってもらえる人には分かってもらえると思うので、日々を皆さん一生懸命に生きてこれからも一緒に強くなっていきましょう。こらからもね。
俺、ボクシングに来て本当に良かったと思っています。自分に足りないことがたくさん毎日の気付きでありますし、人としても強くなれているので、皆さんこれからも強くなっていきましょう。僕は絶対に裏切らないので。今後とも応援よろしくお願いします。今日はよく寝れます。ありがとうございました」