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インタビュー

【RIZIN】シェイドゥラエフと再戦する久保優太「初手からチャンスはある」「僕を倒すなら諦めさせるなら、僕の意識を断つまでやらないと僕は諦めないぞ」=4月12日(日)フェザー級王座戦

2026/04/11 05:04
 2026年4月12日(日)『RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA』(マリンメッセ福岡A館)で「RIZINフェザー級タイトルマッチ」として、18戦無敗の王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に挑戦する久保優太(クボジム/BRAVE)が10日、個別インタビューに応じた(※シェイドゥラエフ インタビュー)。  試合を直前に控えた久保は、「できることは全部やってきた。練習も減量もすべて順調。怪物退治をします」と自信。  相手が“そんなことやってくるの?”と思うようなことも考えているという久保陣営では、シェイドゥラエフに振り回されてもRIZINルールのなかでスクランブルし、際の攻撃も考えられている。しかしそれは双方ともにチャンスがある瞬間だ。そして、シェイドゥラエフはそれをやり続ける強みがある。  そういう中で「いくつのかの我慢を乗り越えれば、何度チャンスが来ると考えていますか」と問われた久保は、「いや、でも初手からチャンスはあると思いますね。そこが可能性あるし、長引けば長引くほど、前回のような瀕死状態になる可能性もあるし、いろんな展開を想定した練習をしてきました。だから前回のようにはならない。同じ轍を踏んだらただのバカなんで、そうならないようにしっかりと積み上げてきましたね」と、初回から仕掛けることがチャンスを増やすことになるとした。  しかし、その序盤でほとんどの相手を打ち砕いてきたのが18勝無敗の王者だ。  久保は、「シェイドゥラエフは僕を倒すなら、僕を諦めさせるなら、前のように僕の意識を断って、僕が立てなくなるまでやらないと僕は諦めないぞって。諦めが悪いんで、僕は」と、笑顔を見せながら必死の力で戦う決意を見せた。  微笑みのスナイパーは、シェイドゥラエフ撃破なるか。注目のRIZINフェザー級タイトルマッチだ。下記は、久保との一問一答、全文だ。 [nextpage] シェイドゥラエフと再び戦う怖さ? 夢を諦めたりとか夢を追い求めない人生の方が怖い ──久保優太選手、フェザー級タイトルマッチあと2日となりました。現在の心境を教えてください。 「いよいよそうですね、この日が来たかなっていう。やることはやったというか、自分にできることは、思い返してみても“全部やって練習してきたかな”って思うんで。これでダメならもうしょうがない、ぐらいの日々は過ごしてきたなと」 ──改めて王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手の印象を教えてください。 「普通の人だったらトラウマになるんじゃないかぐらい、1年4カ月前にやられましたね。その時にいや、本当怪物だなとか。それからずっと1R KOを連発して最強だなっていうのは見てたんで、その印象というのはもう何も変わってなくて、相変わらず明後日も怪物でしょうけど、“怪物退治”をします」 ──その怪物退治のプランというのは、今は明かせないとは思いますが、どんな展開になるか、話せる範囲で教えてください。 「いや、もう当日のお楽しみです。ここまで来たらやっぱり全て──それこそ本当に楽しみにしてください。ここまでないぐらい自信持って、しかも減量も上手くいって、今の時期って結構、僕たぶん毎回インタビューでも“早く水飲みたいな”とか結構そういうモードになってたと思うんですけど、かなり減量も1カ月ぐらい前からしっかり集中して取り組んできて、前回の大晦日のような急遽決まったとか、そういうよりもしっかり春に向けて暖かいのがやっぱり得意というか好きなんで、こういう環境の方がいいなと。だからそういう意味でもしっかりと調整できました。1カ月以上かけて。しっかり準備期間とって、練習だったり減量だったり、全て順調だから、いつもよりも結構今は元気ですね」 ──久保選手は「挑戦し続ける人生」だと。王座についてから描いている青写真を教えてください。 「そうですね……。いや、なんかシェイドゥラエフに勝つためだけに過ごしてきたというか、それだけを考えて生活してきたし、それだけを考えて大晦日もダウトベックと試合したし……(青写真は)いや、何も考えないな。シェイドゥラエフに勝つことしか考えてないっていうか、頭に無いっすね。本当に勝つためだけに僕は全て賭けてきたっていう自信があるし、その思いをやっぱり明後日ぶつけるだけなんで、むしろ全く次の試合のこととか、チャンピオンになってどうとか考えてないですね。骨が折れても、僕の心は折れないんで。ボコボコになっても骨折れても、僕は最後立ってますよ。絶対それでも、それを犠牲にしても勝つ。そういう思いですね。だから勝てるなら、全然チャンピオンになった楽しいライフとかどうでもいいっスね。もう病院でオッケー」 ──後藤丈治選手と合同練習もされていましたが、何か発見も? 「そうですね。やっぱり後藤選手の格闘技に対する考え方とか……、僕って色々こうわちゃわちゃしていて、プライベートも忙しいし、なんか格闘技に集中してないんじゃないかみたいな印象を持たれるんですけど、やっぱり後藤選手って、すごい格闘技に対して真摯で真っすぐな印象があって、だからって僕が格闘技に対してふざけてるわけじゃないんですけど(笑)、僕も格闘技に対して真面目ですよ。後藤選手はかっこいいなっていう風に思いました。試合とかも一撃の展開を作ったりとか、なんかこう殺気がこもってる試合をするじゃないですか。 そういうのは非常に思いとか考えとか、練習に対する意識に出てるのかなって勉強になりましたね」 ──先ほど「骨が折れても勝つ」というお話もありましたけれども、勝ったらチャンピオンになります。RIZINを代表する選手になるわけですが、どんなチャンピオンになりたいとか、思い描いてるチャンピオン像があったりしますか。 「そうですね……思い描いてるチャンピオン像……ヤベえ。何も考えてない。いや、本当にRIZINに来た、MMAに挑戦したのは、RIZINで、総合でチャンピオンになるために僕は転向してきたんで、やっぱりK-1チャンピオンになって、GOLRYでもチャンピオンになって 立ち技で最強と言われた時期もあって、それでもやっぱり、MMAが一番強いっていうか、なんか雄(オス)として最強みたいな何でもありのルールじゃないですか。その中でやっぱりチャンピオンになるっていう、強いやつとやりたいっていう思いがあるし、挑戦し続けて仮にチャンピオンになっても、チャンピオンの人生って、守りに入らずやっぱり挑戦し続けるチャンピオンの方がかっこいいんじゃないかなっていうのは、チャンピオン像としてあるんですけど、まあでもシェイドゥラエフに勝つことしか考えてないですね。勝ってチャンピオンになるのはオマケと言っては失礼ですけど、でも明後日は取りますよ。はい、 見ててください」 ──K-1でもGLORYでもチャンピオンになられて、タイトルマッチやトーナメントの決勝とか、ベルトがかかった試合のご自身の勝率は振り返ってみてどうですか? 「K-1とか僕、トーナメントめちゃくちゃ強い。タイトルマッチで結構強いなっていうのはあります。K-1でも3回防衛できてるんで。でも、今回はそういうのが通用しないほど相手はバケモノなんでね。それは明後日挑戦できることが嬉しいなって思いますね。まあ、過去とか未来とかどうでもいいっスね 。4月12日、本当勝てればもうそれでいいです、シェイドゥラエフに勝てればもう何でもいい」 ──本当に自信に満ち溢れているというか、それはやっぱり戦略だったり、調整だったりっていうのがご自身の中でもすごく上手くいってるっていう要因があるのでしょうか。 「そうですね。でも結構、前回(ダウトベック戦)も調子いいなっていう感じであれだったんです。途中でちょっとアイポークのアクシデントがあって終わっちゃったんですけど、パフォーマンス的にはすごい良かったのかなっていう。そういうことも含めて自分が強くなってるっていう。みんなやっぱりすごい大晦日から選挙出たりとか、“1年ぶりの試合だから弱くなってんじゃねえか”みたいな感じで下馬評では言われてたんですけど、もうすごく強くなってんじゃん、みたいな、そういう評価を頂いたんで、今回も僕は間違いなく強くなってますよ、はい」 ──過去に日本人が誰も勝てなかったジョーダン・ピケオー選手に勝った試合も有限実行で本当に勝った試合だったと思いますが、あの試合が今回もちょっと過ったり、みたいな部分もありますか? 「そうですね。やっぱり本当に“誰も勝てない”とか、そういう本当、何年間無敗とかそういう選手とやれて攻略して倒してこそやっぱり格闘技の面白さじゃないですか。僕はそういった挑戦するところを子供たちとか若い人たちにやっぱり見せたいんで。明後日シェイドゥラエフ、怪物で無敵のチャンピオンですけど攻略して見せますよ。本当あの時のように」 ──ケージでシェイドゥラエフ選手と2人きりになるってちょっと怖くないのかなって思ってしまう部分もあると思うんですけど、それだけ前向きに戦える気持ちっていうのはどこから? 「確かによく、あの1年4カ月前に“あんな試合でやられた相手に怖くないですか”って言われるんですけど、僕なにかのインタビューとかでも言ったんですけど、夢を諦めたりとか夢を追い求めない、なんかつまんない人生の方が怖い。だから本当幸せな人生だなって思います。シェイドゥラエフとあのケージで2人っきりになれるなら、夢をかけて命を懸けて戦うわけですから。そんな最高な瞬間なくないですか? 格闘家冥利につきますよ」 ──確認なんですけど、今回もタオルというかバトンは投げるなという指示ですか? 「そうですね。いや、それはあのBRAVEジムの宮田(和幸)代表に『今回は俺が持つよ』って言われたんですけど、なんかさっきあの……弟の久保賢司に『宮田代表からバトン奪ってね』って言っちゃいました。これ言ったら怒られるから(苦笑)」 ──覚悟は決まっているということですね。 「いや、そうですね。もうなんかはい。シェイドゥラエフは僕を倒すなら、僕を諦めさせるなら、前のように僕の意識を断って、僕が立てなくなるまでやらないと僕は諦めないぞって。諦め悪いんでね、僕は」 ──クボジムやBRAVEジムでの練習を拝見すると、より前回に比べてスクランブルが楽しみに感じられました。ただそこで背中を獲って削り続けられるのがシェイドゥラエフの強みでもあります。そういう中でいくつのかの我慢を乗り越えれば、何度チャンスが来ると考えていますか。 「うーん、なんだろうな。いや、でも初手からチャンスはあると思いますね。そこが可能性あるし、長引けば長引くほど、前回のような瀕死状態になる可能性もあるし、なんて言うんですかね。いろんな展開を想定した練習をしてきました。だからやっぱり前回のようにはならない。同じ轍を踏まされたら、ただのバカなんで、そうならないようにしっかりと積み上げてきましたね」 ──序盤から仕掛けることも考えられるし、長引くことも想定はできてると。 「はい」
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