2026年4月10日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 150』(U-NEXT配信)に、今週は日本人選手3名が出場する。
第1試合のONEライト級(-77.1kg)MMA5分3Rで、初出場の阿部光太(TRIBE TOKYO MMA)がヒーロー・マルコ・マンギュライ(フィリピン/Elorde Davao)と対戦。
阿部は柔道・柔術ベースで愛媛から上京後、北田俊亮の勧めでパンクラスイズム横浜に入門。北岡悟の紹介でTRIBEに出稽古したことから、TRIBEに移籍した。アマチュア3勝1敗からNEXUS、GLADIATORで森井翼にリアネイキドチョークで一本勝ちするなど連勝。24年10月のHEATでは、AFCとの対抗戦で韓国マ・チャンウに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。国際戦でも勝利。前戦は2025年8月の『TTF CHALLENGE 11』にてシオネ・ヴェイコソに3RでTKO勝ち。
マンギュライはアマチュアMMAからプロMMA3勝0敗とされており、オーソドックス構えのスタンドのアグレッシブファイター。ジョン・オルニドも王者になったフィリピンZeus Fight Leagueで5Rの王座決定戦を判定勝ちでベルトを巻いている。2025年12月のPhilippine Combat Championshipで1R アメリカーナで一本勝ち。2月のONE FFでONE初参戦、大浦・マイケ・ジーザスに1R2分36秒、TKO勝ちしている。
第6試合のONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング3分3Rで、吉田晄成(TEAM TEPPEN)がホアン・ジェンバン(中国)と対戦。
吉田は2022年4月に九州の『大和』でプロデビューし、2024年6月からRISEに参戦。TEAM TEPPENに移籍し、2025年6月に寺山遼冴を破る番狂わせを演じて戦績を5戦全勝(1KO)とすると、9月にONE FF初参戦。トヴァン・ノピアン(インドネシア)に判定勝ちした。しかし、10月の「RISEフェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント」では、偶発的なバッティングによる負傷判定で梅井泰成に初黒星。2026年2月のONE FFでウズベキスタンのファクリディン・ハサノフに判定勝ちで、ONEでは2連勝。戦績は7勝(1KO)1敗。
第7試合に出場の山﨑一央(TEAM TEPPEN)も中国人ファイターのホン・チェンジーとフライ級(-61.2kg)キックボクシング3分3Rで対戦。
山﨑は極真空手を経て2023年9月に北海道の『BOUT』でプロデビュー。3連勝を飾ったが、2024年7月のワンデートーナメントの決勝戦で、現在ONEで無敗の快進撃を続ける陽勇にKO負けで初黒星。その後は2連続KO勝ちも、2025年2月のRISEで近藤大晟に判定負け。8月のRISEでは新井雄大に3RでKO勝ちした。10月にONE FF初出場を果たすとモロッコのアブデハミド・タルビとのダウン応酬の打ち合いを制して判定勝ち。1月の2戦目ではカーボベルデのディオゴ・ミゲル・シルバに判定勝ちで2連勝。戦績は8勝(4KO)2敗。
また、今大会の第5試合では空位となっているONEライト級(-77.1kg)キックボクシング世界王座決定戦3分5Rとして、レギン・アーセル(スリナム/Sityodtong Amsterdam)vs.ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ/Sitsongpeenong)も行われる。
アーセルは15歳でムエタイを始め、プロに転向するとすぐにオランダ国内には敵がいなくなり海外へ相手を求めた。2016年11月に『Lion Fight』にて世界スーパーミドル級王座をTKOで奪取すると3度の防衛に成功。2017年5月には『Mix Fight Gala』の78.5kgトーナメントでも優勝している。
ONEには2018年4月から参戦し、2019年5月にニキー・ホルツケンに判定勝ちでONEキックボクシング世界ライト級王座を獲得(4度防衛)、2022年10月にはONEムエタイ世界同級王座決定戦で勝利、キックボクシングルールとムエタイルール(3度防衛)の統一王者となった。2016年3月から8年間無敗・23連勝を飾っていたが、2024年5月のアレクシ・ニコラ戦で判定負け。キックボクシング世界王座を奪われたが、10月のダイレクトリマッチでニコラに判定勝ち、王座を奪回した。
しかし、2025年4月の二コラとの3度目のタイトルマッチで体重超過。タイトルをはく奪され、二コラが勝利すればタイトルを獲得する変則王座戦で行われ、アーセルが勝利したため王座は空位となった。2025年8月にはジョージ・ジャービスを1RでKOし、ムエタイ王座3度目の防衛に成功している。
ルンラーウィーは2015年にムエマラソンこといすゞカップトーナメントの70kg級で優勝、中国のEMレジェンドでは2017年に世界75kgトーナメント準優勝、2020年に77kg級王座を獲得。また、インドネシアの伝統武術プンチャック・シラットの2022年世界選手権では金メダルを獲得した。
ONE Friday Fightsには2023年2月から参戦し、3連勝してドミトリー・メンシコフに敗れその後は再び2連勝していたが、2024年11月にジョージ・ジャービスにKO負け。2025年8月にユセフ・アスイックに判定勝ちして戦績を158勝48敗2分とし、今回の挑戦者に選ばれた。