リクエストに応え、照れながらもフライングゲットポーズを決めた大島
2026年3月7日(土)東京・有明アリーナにて『RIZIN.52』が開催された。
第8試合のRIZIN女子スーパーアトム級(-49.0kg)5分3Rで、ケイト・ロータス(フリー)に判定3-0で勝利した大島沙緒里(リバーサルジム新宿 Me,We)が試合後インタビューに答えた。
極めに行けなかった自分に対して悔しい
「試合終わって、極めに行けなかった自分に対して悔しい思いもありますし、これでこの試合で勝ったからといって前に進めたわけではないなと思ってます」
――極められなかった要因というのは、ご自身ではどのように振り返ってますか?
「今回、ケイト選手が凄く研究していて、対策練習を重ねてきたことを実際試合を通して伝わってきたのもあって。ガードも硬くて、組みに行くのも、ヒジ・ヒザでKOを狙ってくるのが見えたので、私自身も警戒を強めた部分もありました」
「想像してたよりフィジカルも感じたし、力も強くて、寝技ももっと私が攻められると思ってたんですけど、ガードがすごく硬くて。そこから下からのヒジも上手くて強かったですね。思った以上に強かったなと思います」
――今後の目標だったり、展望というのを教えてください。
「またタイトルまで上り詰めたいっていう思いは変わらず持ってるので、そこに行くために、どんどんもっと強い選手と試合をしなければいけないんですけど、そのためにもっと私自身もパワーアップしていかなきゃいけないなと思ってます」
――今回から新しい判定基準が導入されたが、それは頭に入れながらの試合展開は意識してましたでしょうか?
「それはかなりありました。失速しないようにとか。私自身もルールを見たけどあまり深く理解ができてなかったんで。ラウンドマストだけど、トータルして攻めきらないといけないっていうのは思ってたんですけど、3Rは攻め込まれてしまったなと思ってます」

――試合中グローブが外れてるように見えたんですけど、あれはどういう流れで?
「私も必死だったんで分からないんですけど、左手は4本指が外れてる状態だったんですけど。でも2Rの時も親指外れたりとか、ちょっとコスチュームがずれたりとか、いろいろハプニングは試合の中で多くあって。で、グローブが外れた時もアピールしていいのか分かんなくて、そのままやっちゃったっていう部分もありましたね。でも拳では殴ってないです」
――マイクであの名言を言われたところ噛んでいた感じがあったので、ここでもう一度言っていただいていいですか。
「本当ですか? こんな試合展開になってしまったんですけど、私のことが嫌いでもRIZIN女子格は嫌いにならないでください!(フライングゲットのポーズ)」
――今のような、パフォーマンス的な部分でも今回注目されたと思うんですけど、RIZINに上がる以上そういうのも大事だなみたいな意識は今回強かったですか?
「やってほしいって言われて、やらなきゃいけないなっていう使命感はありました」
「娘たちも家で練習してたんですよ、フライングゲットを。でも恥ずかしがっちゃって、結局私一人でやるはめになりました」
――本当は勝って3人でやるっていうのが理想だったんですね。
「はい。一応髪型も揃えてたんですけど(笑)」
――それともう一つ、試合の中身の話でいうと、抑え込むのが大変だったっていうのは、その身長差で頭で顎下を押さえるみたいなのがやりにくかったのはありますか?
「やりにくかった…そうですね。力も強くて、頭も押されてたんで、フィジカル差もあったし、体で押さえつけなきゃいけないっていう思いも強く持ちすぎて。どうしても体が小さいんで、少しでも動くとバランスを崩してしまうし、いろんなことが頭によぎりながらやってました」

――相手がクローズドガードが多めだったのは自分にとっては良かったですか?
「やりにくかった。本当は割ってサイドにつきたかったんですけど、出来ませんでした」
――名言のことなんですけども、試合が終わった後に言おうっていうのをいくつか用意してあったうちの一つだったんですか?
「そうですね。試合前はコスチュームを着て入場してほしいとか、結構言われてたんですけど、試合は試合で集中したかったので。試合が終わったら言ってほしいって期待があったと思うんで、応えさせていただきました」
――うまくいったらフライングゲットやろうとしてたってことですね。
「はい、そうです。やったんですけどね、ちょっとだけ」






