挑戦できないでうずくまったら、格闘家なんてやらない
試合まで1カ月と少し、今後について「やることは変わらない。週2回、BRAVEでがっつり追い込んで。あとは自分の得意な部分を磨いて。試合直前に焦ってやっても強くならない。いかに怪我なく、これまでやってきたを信じてやっていくかが自分のスタンス」と、一夜漬けではない、積み上げた力と明確な戦略で、チャンピオンに向かうという。
「負けるつもりは全く、1ミリも無い。なんでそんなに『勇気がある』とか『怖い』とか『正気じゃない、ヤバい』とか、結構コメントついてるのか……、逆にそれで夢を叶えられない方が怖いです。夢を追いかけられなかったりとか挑戦できないでこうやってうずくまっちゃったら、格闘家なんて僕はやらないですね。
もう総合格闘技4年かな、僕は“最終章”と言って1回去年引退状態で、自分のキャリアをリスタートし始めました。昔はもうテイクダウンを切ることだけにフォーカスして練習したりとかしてましたけど、今はレスリングだったり、寝技とか総合を初めてから4年経ったから、今まで立ち競技しかやってこなかった自分の全てのスキルが上がってきて、技術体系がチャートで言うとしっかりしていて、今が一番強い時期だと思う。本当に進化した久保を見せていくので、当日僕がベルトを巻く姿を見てもらえたらなと思います。あれだけの敗戦があって、僕も自信がなかったらシェイドゥラエフとやりたいと手を上げなかったし、やっぱり絶対的な自信があるからこそなんです」
その言葉を受けた榊原CEOは、「シェイドゥラエフに勝てば、久保の首を取ろうと思って世界の強豪がまたRIZINに押し寄せる。“強い選手が強い選手が呼び寄せる”んで、久保も世界に名前を売るチャンスになる」と、鼓舞した。
「それだけ世界に注目されている選手だけに、やっぱり僕は日本としての強さを見せたいです。シェイドゥラエフがいつも『1日3試合やってもいい』みたいに言っていますが、それは本当に、日本人選手ナメめられてるなと。日本人の強さを僕は見せたい。
あの日、顔面を砕かれても、僕の心は一切折れませんでした。今回はそうはいかないぞと。絶対やられずに僕は勝つ。格闘技人生、僕は8歳から格闘技をやって、今年39歳になるのでその集大成、全てをシェイドゥラエフにぶつけて、一度破れた男が絶対にリベンジする。絶対勝って、目標だった、夢だったチャンピオンベルトを巻きたいと思います。一緒に戦ってくれたら嬉しいですし、新たな歴史を刻む瞬間を、共に味わってほしいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします。本当にアップセット、起こします!」──久保は“最強怪物”を攻略するか。




