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K-1 JAPAN GROUPが新たな試み「コンプライアンス講習会」を実施、武尊らプロ選手が参加

2019/11/11 12:11
 K-1 WORLD GP、K-1 KRUSH FIGHT、K-1 KHAOS NIGHTを運営するK-1 JAPAN GROUPが新たな試みとして「コンプライアンス講習会」を10月に行った。  これはK-1 JAPAN GROUPと契約している200~250人の選手を対象に、主にスポーツ・芸能関係の法律トラブルを取り扱う顧問弁護士を講師に招き、実際にあったスポーツ選手のトラブルを題材に分かりやすくクイズ形式で出題してコンプライアンス研修をするというもの。取材日にはK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTとK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフのプロ選手が参加した。  講師の弁護士からは「この仕事をしていて悲しいのは、無免許運転で逮捕されて結局は引退することになったり、将来有望な選手が女性トラブルで捕まって引退したりといったことが実際にあったことです。実力で引退はしょうがないですが、実力以外のつまらないことで途中でやめないといけないことにならないように参考にしていただければ。引退までいかなくても練習に集中できなかったり、試合に集中できなかったりもあるので、社会のルールを守ってよりよい選手生活を送りましょう」との趣旨説明があった。  事例には女性トラブル、最近増えているというSNSでのトラブルなどがあげられ、約1時間にわたって選手たちは研修を受けた。  講習会終了後、K-1スーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は「勉強になりましたね。実際にこういうことがあるなっていう事例があったので気を付けないといけないと思いました。K-1を背負う立場として自覚しないといけないと改めて身が引き締まりましたね。K-1ファイターはプロのスポーツ選手としての自覚を持って、こういう研修を受けるのは大事だと思います」との感想。  第3代K-1 KRUSH FIGHTライト級王者&第4代同スーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は「分かっていたこともありましたが、改めて説明していただくことで再確認というか引き締めないといけない部分があるなと感じました。大手企業でもコンプライアンス研修を始めているそうなので、格闘技界ではK-1が率先してやっていくのはいいことだと思います。選手を守っていくためにしていただいているので、余計なことを考えずに選手はやっていかないといけない。個人として気を付けることをしっかり気を付けないといけない、と再確認しました」と、同じくプロスポーツ選手として自覚を持って行動しないといけないと語った。
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