『ONE SAMURAI』への各団体の動向が気になる中、伊藤RISE代表は協力する姿勢を示した
2026年2月23日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催された『RISE196 -RISE 23rd Memorial event-』の大会終了後、伊藤隆RISE代表が総括を行った。

そこで2月18日に発表された、ONE Championshipが4月29日(水・祝)東京・有明アリーナで旗揚げする『ONE SAMURAI』について聞かれた伊藤代表は「チャトリさんとは昨年から会っていて食事もしたり、今年も年始に食事をして、ONE SAMURAIの内容も聞いていましたし、発表している内容は聞いていました」と、事前に聞いていたとする。
チャトリONE Championship CEOは会見内で「格闘技の業界をヘルシーに、そして盛り上げる強いものにするためには、たくさんのこの業界内のプロモーションが力を合わせる必要があります。それには、調和、フレンドシップ、友好的な関係が必要になると私は考えています。みんなが協力することによって、キックボクシング、ムエタイ、グラップリング、MMAの最大のホスピタリティを選手たちに提供することが出来ると私は思っています。こういう話を提案するだけでなく、裏ではすでにいろいろな関係者の方々と話は続けていますし、ミーティングを設けています」と、日本国内の既存の団体と協力していきたいとの姿勢を示していた。

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そのことについて伊藤代表は「我々のスタンスとしてはONE Friday Fightsみたいなスタンスなのかなと。我々も興行が1カ月に1回、1カ月に2回のこともあるだろうし、興行が重なってしまうと全ては出せないと思うので。あくまでもRISEが主であり、その中でこの選手を出したらいいのかなっていう選手はどんどん出していきたいと思います。スケジュール次第ですね。月1回と言っていたので、そのスケジュールの調整が合えば出す選手は出てくるんじゃないかなという感じです」と、すでにRISEから選手を派遣している『ONE Friday Fights』と同じような関係になるとした。
RISEは『ONE Friday Fights』に経験が必要な若手選手を主に派遣しているが、これまで安本晴翔、大﨑孔稀、門口佳佑、加藤有吾といったトップファイターも出場。2月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 144』(U-NEXT配信)には政所仁、憂也の出場も決まっている。

日本で毎月大会を開催するとなれば競合となるわけだが、伊藤代表は「全く敵対するつもりはないです。去年からずっとチャトリさんとはいろいろなことを話していて。彼とは本当に長いので、いろいろなことを話させてもらいました。本当に日本のため、またキックボクシングのため、同じ志を持っているプロモーターとやっていきたいっていう部分で、今まで相違があった部分を埋められたというか。そういうことで協力したいなと私は思ったので、敵対するというのはないです。協力しますよ」と、協力する姿勢を示す。
さらには「逆にやりたいですよね、RISEvs.ONEみたいなのでもいいですよ」と、対抗戦をやりたいとも。

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「面白いじゃないですか。いいんじゃないですか。それは日程があるから、半年後のここでやるって言ったらいいですよ、やっても」と、準備期間があれば受けて立つとの姿勢を示した。
また、選手を送り出すだけでなく、ONEから選手を貸出は臨まないのか、との質問には「それも考えたいと思うし、今後の交渉の材料として使いたいんですけれども、あっちも日本でやるし、ONE Friday Fightsもあって、たくさんの選手をみんな消化しなきゃいけない部分があって。RISEも同じですよね。それは同じような条件になると思うんですよね。だからそこはチャンスがあれば出てもらいたいと思うし、RISEもチャンスがあれば出したいなっていう感じですね」と、互いのスケジュール次第で貸し借りが出来れば、と答えた。



