空手
レポート

【新極真会】2連覇目指す島本雄二ら海外勢を含む優勝候補が順当勝ち、女子は20歳の南原朱里が好スタート

2019/11/09 18:11
新極真会「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」(初日)2019年11月9日(土)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ  4年に1度開催される体重無差別の『全世界空手道選手権』の第12回大会が初日を迎えた。世界101の国と地域の予選を勝ち上がった男子161名、女子43名がそれぞれ2日間にわたってトーナメントで優勝を争う。大会初日は1回戦から3回戦までが行われた。 3回戦でポーランドのマレック(左)に三日月蹴りを突き刺す島本 前回優勝者・島本雄二(日本)の選手宣誓で幕を開け、その島本は1回戦シードで2回戦から登場。得意の前蹴り、下段廻し蹴りを主軸に間断のない攻撃を続け、2回戦・3回戦ともに外国人選手を相手に本戦判定5-0と危なげなく決勝日へ駒を進めた。 後ろ蹴りを命中させる加藤大喜(右) 山本和也、加藤大喜ら日本の主力が順当に勝ち進む中、3回戦で苦戦を強いられたのは前回準優勝の入来建武。左下段廻し蹴りでアレクサンダー・ドロースト(ロシア)にダメージを負わせながらも、相手の上段への蹴りをもらう危ない場面があり、再延長までもつれ込んでの辛勝。明日に不安を残したが、2日目から調子を上げる選手も多いためまだ分からない。 上段蹴りの使い手・山本和也(右) 海外勢では、毎回最強外国人と呼ばれすでにベテランの域に達したヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)が2回戦で一本勝ち、3回戦でも技ありを奪う業師ぶりを発揮して圧勝で初日を通過。 カカトで相手の脚を蹴るヴァレリーキックの元祖ヴァレリー(左)は変わらぬ業師ぶりを発揮 マシエ・マズール(ポーランド)、ナザール・ナシロフ(ロシア)、ルーカス・クビリウス(リトアニア)ら強豪も順調に勝ち上がったが、今大会注目の外国人選手である19歳のパウリウス・ジマンタス(リトアニア)は噂通りの強さを発揮。3回戦では僅か18秒での一本勝ちを収め、ヨーロッパ選手権で準優勝した攻撃力の高さを披露した。4回戦では第6回全世界ウエイト制重量級3位の強豪イリヤ・ヤコブレフ(カザフスタン)との激突が決まっており、真価が試される。 攻撃力を存分に見せつけた19歳のジマンタスはどこまで勝ち上がるか 過去大会は全て日本人選手が優勝しており、海外勢の優勝に懸ける気持ちは毎回高まっている。今大会でも日本人選手が接戦を制して勝つと、場内には外国人応援団のブーイングが鳴り響くというまるでアウェイのような雰囲気。明日はさらに“打倒・日本”の応援が激しくなりそうだ。 上段廻し蹴りを放つ南原(左) 女子では、前回16歳にして決勝へ進出した南原朱里、JFKO全日本女子重量級3度優勝・久保田千尋の2大エースらが決勝日に駒を進めた。  南原は2回戦(1回戦はシード)、得意の横蹴りから入る動きで4年前よりも力強さを増した突きと内股蹴りで前へ出て、強烈な左下突きと止まらない突きのコンビネーションで相手を圧倒。本戦判定5-0で幸先のいいスタートを切ったが、3回戦では接戦に。女子も厳しい戦いが予想される。
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