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【K-1 KRUSH】朝久泰央「独壇場で完膚なきまでに叩きのめす」、9勝9KOの西元也史は「一発で引っ繰り返せる」

2019/11/07 22:11
2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の前日計量&記者会見が、7日(木)都内にて13:00より行われた。 セミファイナル(第8試合)のスーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで対戦する、朝久泰央(朝久道場)は59.7kg、西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は59.8kgでリミットの-60kgをパス。  西元は9月大会で初参戦し、友尊をハイキックでKOするインパクト大のKRUSHデビューを飾った。戦績は9勝(9KO)3敗2分で勝った試合は全てがKO勝ち。 「この間の試合から間隔が短かったが、計量を終えてほっとしています。SNSとかの反応を見ると、僕は2戦目なので印象が何もないと思いますが、朝久選手の試合というだけで盛り上がっていると思うので明日は印象付けて覚えて帰ってもらいたい」と、存在感を示したいとする。  朝久は「計量をクリアーするのはプロとして当たり前。ここまで支えてくれた館長、兄貴、仲間に感謝しています。明日までに集中力と殺気を高めて必ず勝ちたいと思います」とコメント。  改めてお互いの印象を聞くと、西元は「トータル的に偏らないでいつも安定している動きができるのはシンプルに凄いと思う。それは僕にはないものですね」と評すれば、朝久は「相手の映像を確認していないので印象はないですが、戦績が全てKOというのがシンプルに凄い。でも今日、顔を見て何を狙っているか動きも分かりました。アッパーとフックの散らし、三日月蹴りとミドルの散らしなど散らしてくるはずです」と予想。  これは朝久が前回から主張している「相手の目を見れば何を狙っているのか分かる」という能力。西元は「ここから朝久選手の世界観に飲まれそうになるというか、ここから試合は始まっていると思うので。手数の多さにも付き合わず、世界観にも付き合わずいこうと思います」と、朝久のペースには乗らないと苦笑。  加えて「特にこうしたらああしようというのはないですが、あのリズムに付き合って戦えるとは思っていないので、付き合わずに当てられても一発で引っ繰り返せると思うので明日は期待していてください」と、朝久のリズムでは戦わないとした。 恒例となった中村プロデューサーへのプレゼントネタを今回も仕込んできた朝久 さらに西元は「延長まで行ってぐちゃぐちゃの判定だと言うことが言えないので、勝ち方にこだわりたい。試合が決まってからボコボコにされると言われて来て、SNSで書かれすぎてさすがに複雑な心境で。僕は3分3Rフルにかけるつもりはないので目を離さずに試合を見てください」と、3R以内にKO決着すると宣言。  これに朝久は「自分自身との戦いだと思うので、独壇場で完膚なきまでに叩きのめす」と圧勝すると言い、「勝ち方も大事だと思いますが、僕はレオナ(・ペタス=現王者)戦ではポカをしたけれど、それ以外は全部勝っているし、僕がタイトルマッチでもおかしくないと思っています。でも考えが甘かった。力ずくで片っ端からやっつけてベルトを必ず巻きます」と、タイトルマッチが実現するまで目の前の相手を倒していくと言い放った。
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