シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】前回不完全燃焼だった魁斗「鬱憤も溜まっているので思いっきり暴れたい。理想としては2RぐらいでKO」

2026/02/05 20:02
【シュートボクシング】前回不完全燃焼だった魁斗「鬱憤も溜まっているので思いっきり暴れたい。理想としては2RぐらいでKO」

S-cupで優勝した安本晴翔に勝っている魁斗だが、もう一度戦いたいとする

 2026年2月14日(土)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2026 act.1』(U-NEXT配信)で内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦するSB日本フェザー級4位・魁斗(立志會館)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 昨年11月のソエブ・ベンテビシュ戦では1RでTKO勝ちしたものの、消化不良に終わり、今回溜まった鬱憤を爆発させるか。

もう一回安本選手とやれる位置まで登っていきたい


――2025年はご自身にとってどういう1年になりましたか?

「6月大会でキャリア初のKO負けを経験した年だったというのが自分の中で一番大きな年でした。今振り返ると、KO負けして悔しかったので良いことではないですけど、やられた山田虎矢太選手にもう一回やり返すという気持ちで燃えていてモチベーションになっているので、良いように捉えています」

――すぐにでも虎矢太選手にリベンジしたいですか?

「そうですね。虎矢太選手に限らず、僕の中では負けた相手全員にリベンジしたい気持ちが強いです」

――再起戦となった11月のS-cupトーナメントリザーブファイトではアルジェリアのソエブ・ベンテビシュ選手と対戦し、1Rにソエブ選手が左ミドルを空振りして腰をマットに強打したことでレフェリーストップ。魁斗選手がTKO勝ちしましたが、やはり消化不良でしたよね?

「もうめちゃくちゃ消化不良でした(笑)。試合まですごく追い込んでしっかり仕上げてやってきたのに、あんな形で終わって、大阪から応援に来てくれた人やU-NEXTを見てくれていた人にも申し訳ない気持ちになったし、自分自身も試合でもっと試したいことがあったので残念な気持ちになりました。ちなみに、試合後、ソエブ選手は『古傷がどうだったから…』とか言っていたのを聞いたんですけど、試合の時はレフェリーがストップした瞬間にすぐに立っていたし、試合後には裏で普通に走ったりと元気そうにしていて(苦笑)。本当に負傷したのかなと思ったんですけど、あの時に何があったかは本人にしか分からないことですよね」


――魁斗選手の序盤の右ロー一発でソエブ選手が戦意喪失した可能性もありますよね?

「どうなんでしょう。僕は一度も攻撃をもらっておらず、身長は僕よりも大きかったのですがパワー、スピードもそんなに感じなかったし、僕の攻撃だけ当たられていたので、あのまま試合が続行していても圧倒できていた手応えは1R序盤からしてましたね」

――どの試合でも相手の力量が早い段階から分かりますか?

「だいたい分かりますね。この相手だと時間がかかるな、手こずる相手だなとか、結構、肌感で分かります。安本晴翔選手とやった時(2023年8月26日)は、試合前から強いだろうな想定していたので驚きはなかったですけど、戦っていくうちにこのまま行けばもしかしたら行けるかもしれないなという自信はありましたね。逆にKO負けした虎矢太戦の時は、試合中に自分の思うようにできず、どうしようかなと迷いが出てしまいました」

――リザーブファイトでしたが、やはりS-cup本戦出場することは考えてました?

「そうですね。虎矢太選手と対戦したメイマン・マメドフ選手は前日計量でオーバーしていたので、マメドフ選手がもし勝っても準決勝に出られず、僕が本戦に出られる可能性はあると思って、ずっと準備はしてたんですけど全然ダメでしたね(苦笑)」

――その後、安本選手が山田ツインズをKOして優勝したことに関しては?

「同じシュートボクサーが負けたことに関しては特に悔しい想いはなく、たらればなので何とも言えないですけど、僕が本戦に出場していたら、結果は変わっていたのかなとは思いますね」

――今後、安本選手と対戦する可能性もあると思うんですけど、今の安本選手にはどういう印象がありますか。

「今はRISEチャンピオンになって自信を感じますし、前回僕とやった時よりも絶対に強くなっていて、過去に僕が勝っているとはいえ、世間の評価は安本選手の方が強いと思われているので、一回、僕がしっかり結果を残して成長していき、もう一回安本選手とやれる位置まで登っていきたいと思います」


――前回の試合後、練習もすぐに再開されたんですか?

「試合をした気がしなかったし、何も怪我はなかったのですぐに練習は再開しました。練習は立志會館だけでなく、変わらず道化倶楽部と、小学生の頃からお世話になっている及川道場に出稽古に行ってます。道化倶楽部では代表の山口裕人君や鈴木真彦君は僕のことを仲間みたいに見てくれます。年末年始はみんな試合が決まっていて、一緒に練習できましたし、僕は勝手に仲間意識を持たせてやらせてもらっていて、出稽古というよりも半分自分のジムみたいな感じで行かせてもらって、いい練習ができています」

――道化倶楽部特有のバチバチのスパーもやってるんですか?

「スパーリングになったら結構やるときはやりますね。やはり緊張感のある練習ができていることで、試合では自信を持っていけるところもいいと思います」

――年末年始もいい練習ができていたんですね。そういう中で、2026年初戦で内藤選手との試合が決まりました。

「僕は外国人選手とやるのかなと思っていたんですけど、内藤選手は同じ階級の上位ランカーですし、僕は別に決まった試合は断らず、対戦相手を別に選ぶつもりもないので、自分の成長につながる試合にしようかなと思います」

――選手としてはどういった印象がありますか。

「結構、守りに入っている感じがするので、攻めてきてくれたらいいなと(笑)。技術だけでいったら全然僕の方が上だと思っていて、僕は今倒すことを意識して練習していますが、ディフェンシブな戦いをやられるとやりにくいですよね。でも、そういう相手でも倒していかないとダメなので、今回は自分の一方的な試合になるんじゃないかなと思います。しかも、前回の鬱憤も溜まっているので、思いっきり暴れたいです。理想としては、2RぐらいでKOできたらいいですね」

――2026年初戦をクリアーして、その後に考えている展開はありますか。

「やっぱり強い選手とやっていきたいと思ってるので、強い選手が相手だったら誰でもいいかなと。僕は今フェザー級4位で、上位には負けている川上叶選手、虎矢太選手の二人がいるのでぜひ組んでもらえたらやりますし、また全然違う相手や外国人と組まれても燃えるのですが、まずは目の前の相手に集中してやることが一番大事かなと思います。次は内藤選手と熱い試合をして僕が圧勝しますので期待してください」

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