MMA
インタビュー

【RIZIN】榊原CEO、パッチー戦の秋元は「即答だった」。無敗王者対決シェイドゥラエフvs.ヒズリエフも? 週末PFLドバイ大会視察へ

2026/02/02 21:02

北米進出は「記念受験」にしない(榊原CEO)

──「世界でのRIZINのプレゼンスを高める」という話がありましたが、今、日本国内に海外団体も進出している中で、あえて北米進出という意図は?

「そうですね、あの“記念受験”みたいに、“1回だけアメリカでやる”っていうのは別にできると思うんですね。だけど、本当に僕らが満を持してというのは、しっかり準備をして北米に行くということ。UFCの牙城である北米のマーケットのシェアを何割か取れるように、戦略的に本当にマンパワーも含めて総力戦で行かないと。どっかの団体みたいに、スタンプラリーのように、いろんな国で1回ずつやるっていうのは、そんなの1回目から儲かるわけないんで、そんなことやっても無駄なんですよ。だから本当にやる、行く以上は5回、10回と(やる)。そのための1回をまず試金石というか、テストマーケティングでやるのもいい。でも、それを受けて、その半年後か一年後、一年以内にはドンと10大会とか、そういう準備をして行きたいなというふうには思ってます」

──その足がかりとして、「Bellatorのときのような関係に」と言っていたPFLなどと手を組むことも?

「そうですね。PLとはもうすでに新しいCEO(ジョン・マーティン)とはZOOMで会議していますし、次のドバイ大会(2月7日の『PFL: Nurmagomedov vs. Davis』)に僕も行って話してこようかなと思っています。PFLも逆に新しい投資が入って方向性を変えて、やっぱり北米のマーケットを軸に──Bellatorを買収しておいて、中東とかアフリカとか欧州とかいろんなところでぐちゃぐちゃやってたけど──北米に根ざすということで、海外もやるなかで北米で十数大会やると思います。

 PFLのオペレーションも変わって、スコット・コーカーとBellator時代にやれたような、お互いプロモーションvs.プロモーションじゃないけど、考え方を共有して、選手のトレードや派遣など、本当にそれぞれ両団体のベルトをかけた戦いをまたやるとか、そういうことをすることによって、まあ、本当にシェイドゥラエフがPFLのベルトに挑んでいくのも見たいじゃないですか。


(C)PFL

※大晦日後、シェイドゥラエフはPFLの2024フェザー級王者ティムール・ヒズリエフ(18勝無敗)との試合について問われ「特にそういうことは気にしない。誰とでも、どの団体の選手でも戦えるように準備が整っている。ただ、グローバルランキングで私のように17戦無敗で全て1R、2Rでフィニッシュしている選手はいない」と自信を見せていた)

 AJ・マッキー(※3.20 アダム・ボリッチと対戦)にしても、また来てサトシとやるっていうのもあるだろうし、いろいろな形で化学反応を起こせるような関係値を新たなCEOの下で──彼らは前向きなので──築いていけるかどうかっていうのを週末にはドバイに飛んで話をしてこようと。その結果を皆さんにお伝えできたらなと思ってます」

──Bellator勢というと、ファイトマネーが高いことがネックだったと思いますが。

「いや、適正料金に。あの時はスコット(コーカー)はUFCに対抗する上で『UFCに出るよりBellatorに出た方がファイトマネーがもらえる』ということで、選手たちをつなぎ止めるというか、囲い込んでいた。一旦、本当にべらぼうに上がったんですけど、まあかなり落ちてきてますね。まあ、落とさざるを得ないですよね。PFLももう途中からギブアップして、選手たちに『この金額ではオファーできないけど、この額だったらこのままPFLで継続する』というようなこともやり始めてたんで。特に北米で活躍している選手たちのファイトマネーは、トップアスリートは別にいいんですけど、そのほかはUFCもなかなかギャラを上げてる感じがないんで。僕たちも適正料金で──円安が僕らにとっては相当キツいですけど、RIZINでも呼んでこれるレベルの価格帯になっていくと思います」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.342
2026年1月23日発売
元王者モレノを下した平良達郎。2.8 UFC連勝目指す堀口恭司。朝倉未来をTKOのシェイドゥラエフ、サトシ撃破のノジモフのロングインタビュー。【40周年対談】佐藤ルミナ×鈴木千裕、武尊×野杁正明も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント