キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】井上大和が挑戦者決定トーナメントで優勝、原田闘鬼がTKO勝ちでトーナメント決勝へ進出

2026/01/29 19:01

▼セミファイナル DEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×TOJO(K-1GYM BLOWS)
TKO 3R 1分44秒 ※レフェリーストップ
〇原田闘鬼(心将塾)
※原田闘鬼がトーナメント決勝に進出


 壮絶なKO決着だった。セミファイナルで行われたDEEP☆KICK-63㎏挑戦者決定トーナメント準決勝は、K-1グループでも活躍中の原田闘鬼(心将塾)が現役陸上自衛官という異色の肩書を持つTOJO(K-1GYM BLOWS)を3R1分44秒、ヒザ蹴りで仕留めTKO勝ち。決勝へと駒を進めた。


 鬼ケ島から桃太郎への復讐を誓いDEEP☆KICKに乗り込んできた原田は弱冠19歳。昨年心将塾に移籍したことを機にリングネームを「原田闘鬼(とき)」に改名すると覚醒。同年12月、鬼として迎えた丸山晃穀との一戦では痛烈なカウンターで先制のダウンを奪うと、そのまま怒濤のラッシュで3年ぶりのKO勝ちを収めた。


 その勢いで臨んだ今回のTOJO戦、試合前は「桃太郎に殺された鬼一族の仇をとるまで私は負けない」とうそぶいていたが、プロフィールの出身地を「鬼ケ島」にまでした鬼化はホンモノだった。


 1Rからミドルキック、フック、カーフキックなど、多彩なアタックでTOJOを攻略にかかる。2Rになっても、試合は原田のペース。TOJOが入ってくるのを見透かしたかのようなワンツーのカウンターを口火に、タフで鳴らすTOJOにじわじわとダメージを与える。そして痛烈なワンツーで先制のダウンを奪う。


 2Rを終了した時点のオープンスコアは三者とも20-17で原田。TOJOも必死に反撃の糸口を探そうとするが、原田は左ボディフックでさらに相手のスタミナを削り、冒頭のフィニッシュへとつなげた。相当のダメージを負ったのだろう。大の字になったTOJOはしばらく立ち上がることができなかった。


 試合後、シードで決勝進出を決めている花見浩太(NJKF大和ジム)がリングイン。緊張のせいなのか、慣れていないせいなのか、言葉に詰まりながら「これでようやく僕の相手が決まった。一緒に盛り上げましょう」と激闘を誓った。


 一方、原田は「勝てたのは(練習につきあってくれた)心将塾のみんなや今日応援にきてくれた人たちのおかげ。4月は僕がぶっ倒すのでよろしく」と高らかにKO宣言した。決勝が組まれた、4月5日の『DEEP☆KICK ZERO 29』が楽しみになってきた。

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