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【RISE】女子大会メインの“女王対決”寺山日葵と紅絹が計量パス、「敬意を持って倒しにいく」(寺山)「全てが自分の見せ場」

2019/11/07 17:11
2019年11月8日(金)東京・新宿FACEにて、RISE初となる女子だけの大会『RISE GIRLS POWER』が開催される。その前日計量&記者会見が7日(木)都内にて14:00より行われた。  メインイベントで“女王対決”として激突するRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)は47.30kg、同アトム級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)は47.40kgでそれぞれ契約体重の-47.50kgをパス。  会見で寺山は「まず、この『RISE GIRLS POWER』という女子だけの興行のメインに選んでいただき光栄に思います。大好きな紅絹選手とバッチバチの試合をして、メインにふさわしいような、『RISE GIRLS POWER』第1弾の象徴となるような試合をして盛り上げたいと思います。よろしくお願いします」とアツい意気込み。  紅絹は「明日、第1回大会ということで計量の体つきをみても皆、気合いが入っているなと伝わってきます。そのメインでお互いチャンピオン同士の戦いということで、当たり前のように一番いい試合をしないといけないと思っています。ただあまり意識しすぎると絶対にコケるので、皆さん、頑張ってください(笑)」と、リラックスしたコメント。  今回の大会名である『RISE GIRLS POWER』にちなみ、どのようなパワーを見せたいかとの質問に、寺山は「この前の会見で百花選手も言っていましたが、女子は男子よりも気持ちの勝負が多いと思っています。気持ちの部分でパワーを出せればいいし、気持ちだけでなく技術面でも、全てにおいて男子に負けないパワーを見せていければと私は思っています」と、男子に負けたくないと闘志メラメラ。 「いい試合を見せれば必然的に盛り上がると思います。紅絹選手とだったらいい試合が絶対できる。メインとして面白い試合をして興行全体を盛り上げたいと思います」と好勝負を約束し、「お互いの技術がぶつかりあえば、絶対にいいものが生まれる。どちらかが倒れるかもしれませんし、接戦になるかもしれませんが、私は敬意を持って倒しにいくので、そこらへんを見ていただければと思います」と倒しに行く姿勢を見せるとした。  一方、紅絹は「GIRLS POWERと聞いたときに、私は『GIRLS』じゃないなと(笑)。やっぱりパワーでいくしかないなと思っているんですけれど、みんな女子だけの大会ということで全員が気合いが入っているので、全員の力が合わさって『RISE GIRLS POWER』でしか見られない戦いというのが、全体的に見られると思います。なのでこの1試合というより、大会全体を見てほしいなと思います」と、ジョークを交えながらベテランならではの答え。  また、寺山のコメントに対して「『敬意を持って倒す』とちょっと怖い言葉をいただきましたが、これが令和でしょうか(笑)。私は57戦目になるのですが、2KOでKO率は5パーセントを切ると思うので、自分はそのKOで戦う自信は正直ありません。明日は3分3R、延長もあるんですが、その全体の面白さが私の中の試合だと思っているので、もう入場から試合からインターバルから終わりまで、その全てが自分の見せ場だと思っています。倒す・倒されない──倒されたくはありませんが、そこだけじゃない試合全体を見ていただけたらと思います」と、入場から退場まで全てを見て欲しいと語った。
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