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【RIZIN】榊原CEO、大いに語る。「シェイドゥラエフをどこで行かせるか」──王者が4月参戦を希望する理由は?「前半戦の大きな注目は平本蓮の復帰、鈴木千裕の復活」、朝倉vs.平本は「必ず実現させる」、大晦日視察のチャトリ代表に「RIZINと絡むしかない」

2026/01/27 12:01

ONEと交流できたら面白い。体制変更のPFLとはBellatorと近いやり取りができそう

──新たな海外勢については?

「まだ詳しくは言えないですけども、とにかくRIZINとして次はこの先、本当に積極的に、やっぱり選手たちと海外でのRIZINのプレゼンスを高めるアクションを起こしたいと思っています。まあPFLも新体制になって(PFLのドン・デイビスが退任、ジョン・マーティンCEOに)、全然考え方が変わったっていうか。Bellatorのスコット・コーカーが代表だった頃と同じような方向性に変わると思うんですよね。あのリーグ戦も止めて、そうなったらもう『Professional Fighters League』ってタイトルも変えたほうがいいじゃないかと思うけど、まあ、ガラッと変わると思うんですよ。PFLも北米での大会が相当増えるし、彼らとどう丁々発止していくか。いろんな形で海外勢を受け入れていく。団体を背負って入ってくることもあるだろうし、我々から積極的にそういう北米を中心にオペレーションが変わって分かりやすいというか、我々と与し易しの体勢にしっかりなるんであれば、またBellatorとの関係値に近いようなやり取りができるかなという感じもあるんで。いろいろこの年明け動きが出てますので、その辺をとりあえず整理をしつつ、まずは1月中にみんながビビってたじろぐようなカードを最終セットアップして発表できたらなと思ってます」

──海外の団体で言うと、ONEのチャトリ代表が大晦日に来場した?

「らしいね。なんかちらっと聞きました」

──ご招待された?

「いや、してない、してない。泣きながらチケット買ってきたんだよ(笑)。ビビッてたじろいで度肝を抜かれていると思うよ」

(※『CONFESSIONS』で榊原CEOは、「もうRIZINと絡むしかないんだわ。チャトリも見に来てたらしいね。大晦日にド肝抜かれたんじゃないのかな」とコメント)

──何かお話合いは?

「いやあ、ないですね。だからONEも本当に僕は思うんだけど──僕らはフェデレーションを掲げてるんで、全然交流しますから。交流しないと。本当に日本なんかで人気が出ないよ、ONEは。今のままだったら本当に。まあ、そこは謙虚に。RIZINをもし見て学んだんだったらRIZINとどう丁々発止するかっていうことを自分のブランド(で考えないと)──とにかく自己顕示欲が強すぎる。プロモーターは謙虚で忍耐しかないんで安い頭だから下げまくって謙虚になるべきじゃないかなと思うけど……まあ、どうでもいいです。『見に来てたらしいよ』って話を聞いたんで、あ、そうなのと。僕らは本当になにか交流できたら面白いなと思ってます」

──海外進出だったり、海外選手の招聘ということで言うと、ここ数年、円安で大変だと思うんですけども、その辺は……。

「大変ですね。とくに外国人選手は同じギャランティーだったとしても30%増し、3割増みたいな感じじゃないですか。だからこれをどう考えるかですけど、仕入れは高くなる。仕入れコストは高くなるけど、その分、僕らがやらなくちゃいけないのは格闘技の世界に通ずるものなんで、外貨を獲得する。北米市場でしっかり売り上げを上げれば、あのいただけるお金も30%(増)、今までの金額でも3割増しの金額になるっていうふうに考え方次第だと思うので。

 とは言え、一足飛びにRIZINがアメリカでPRIDEの頃のように『ラスベガス大会あります』って言っても、そこまでのプレゼンスをまだ稼げてないんで。本当にしっかり戦略を持ってアメリカでの、北米を中心に世界でのRIZINのプレゼンスを高めていきたい。その一つの戦略として、やっぱりRIZINの看板選手がガンガン、いろんな──世界にはもちろんUFCにしてもPFLにしても、ONEにしてもKSWにしてもLFAにしてもありますから──そういう力のあるプロモーションと、しっかりリレーションをとって、そういうところにRIZINのフラグを掲げてチャレンジしていくっていうことも活性化するっていうか、積極的に今年はまたやれたらいいなと思ってます」

──先日、RISEのリングで元年俸120円Jリーガーの安彦考真という47歳の選手が、RIZIN出場をアピールしていましたが、ああいう選手が入り込む余地っていうのはありますか?

「ないですね、僕、UEDA選手の応援に行ったんで。だからまあ、そういう思いを持ってもらえることは本当に光栄です。ただまあ、そもそもキックじゃないですか。だからまず無理ですね。オープニングマッチとか、そういう可能性は規定しないですけどね。そうやって言われて“なんだよ”と思わずにガンガン来てくれれば、気持ちが変わるかもしれない(笑)。全然予想してなかったですけど、僕、安彦選手っていう選手も、あの日あの瞬間に初めて認識したんですよ。そういうJリーグから格闘技界に転職しちゃって、RIZINとかの名前を出してくれてる選手がいるよっていうのは聞いてたんですけど。ご本人もリング上から言ってましたけど、あんな形で『初めまして』ってご挨拶することになると思ってなかったですけど」

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