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インタビュー

【K-1】格闘技界の女性社長が掲げる「正義感・清潔感」と100年続く組織への挑戦――大木知葉社長が語る「格闘技の産業化」と新卒採用の真意

2026/01/06 19:01

格闘技業界のアップデート。なぜ、いま「新卒」が必要なのか


――格闘技界において、新卒採用を継続的に行うのは非常に珍しい取り組みです。その背景を教えてください。

「K-1が新卒採用に本気で取り組む理由は、業界そのものを健全にアップデートしたいからです。格闘技業界は長年、属人的でブラックボックスな運営が多く、『経験者しか分からない』『外からは見えにくい』世界でした。しかし、これからのK-1は透明で、説明責任を果たし、社会に開かれたスポーツビジネスでなければならないと考えます。

 そのためには、過去の慣習に縛られない視点、常識を疑い仕組みとして整えようとする思考、そしてスポーツを“産業”として育てる意識を持った人材が必要です。新卒の皆さんは、業界の色に染まっていないからこそ、K-1を『変える側』になれる存在だと考えています」

経営指針としての「正義感・清潔感」の定義


――大木社長が掲げるK-1の「正義感」「清潔感」という言葉は、従来の格闘技のイメージとは一線を画します。これにはどのような想いが込められていますか。

「わたしが考える『正義感・清潔感』とは、格闘技ビジネスにおける誠実さです。それは決して綺麗ごとではありません。ファンに対して分かりやすく説明できる運営をしているか、選手に対して夢や人生を預かる覚悟を持って向き合っているか、そして社会から見て胸を張れる組織であるか。という、ごく当たり前のことを、当たり前にやり続ける姿勢を指します。

 新卒採用とこれが繋がる理由は明確です。クリーンな組織文化は、あとから修正するのが一番難しい。だからこそ、最初から正しい価値観を共有できる仲間と一緒に組織を作る必要があるのです。」

2026年の抱負:世界へ羽ばたくK-1ブランドの再定義


――2026年、K-1はどのような進化を遂げるのでしょうか。ステークホルダーへの約束をお聞かせください。

「2026年、K-1はさらに進化いたします。既存社員、そして新卒で入社したメンバーの力を活かしながら、『世界に向けたK-1ブランドの再定義』を本格的に進めてまいります。具体的には、海外配信権とライセンスビジネスの拡充に注力します。そして、ファン、選手、パートナー企業などすべてのステークホルダーに対し、安心して関われるプロスポーツ団体であり続けることを約束します。」

未来の仲間たちへ。格闘技を「一生の仕事」にするということ

――最後に、K-1の門を叩こうとしている学生の皆さんにメッセージをお願いします。

「格闘技を『一生の仕事』にすることは、簡単ではありません。華やかに見える一方で、地道で責任も重い仕事です。ですが、辛い日はあってもつまらない日など一日もなく、新たな気づきと刺激の連続です。そして、ファンの皆さん、選手たちと喜びや感動を共有でき、ここでしか得られない経験がたくさ
ん待っています。ぜひ一緒に『100年続くK-1』をつくっていきましょう。我々K-1は、若き“宝”が全力で情熱を注げる組織で在り続けたいと思います」

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