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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が完敗に涙「プライベートもキックもどっちもダメだからどうしよう。どうしたらいいですかね」

2026/01/01 18:01
【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が完敗に涙「プライベートもキックもどっちもダメだからどうしよう。どうしたらいいですかね」

取り乱したようになって涙を流したぱんちゃん

 2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~』U-NEXT配信)にて、サネーガーム・サックチャムニ(タイ)に判定3-0で敗れたぱんちゃん璃奈(フリー)。


 2019年2月にプロデビューして以来、無敗の快進撃を続けてきたぱんちゃんは2024年5月の『巌流島』で初黒星。とはいえ、リングではなく体重差もある試合だったため、公式のキックボクシングでは今回が初の敗北。戦績は20勝(5KO)2敗となった。

 対戦相手のサネーガームは現在ラジャダムナンスタジアムの女子ミニマム級9位にランキングされており、12月中旬に行われた『SEA GAMES Thailand 2025』では銀メダルを取った強豪。初のREDルール(ヒジ打ちあり、首相撲などのつかみからの攻撃無制限)で戦うには危険な相手だった。

 試合後、ぱんちゃんは「強かったな。それ以外に(言葉が)出ないですね」と意気消沈した様子でコメント。


「蹴りはもちろん向こうの方が上手いって分かっていたので、なんとかパンチを当ててポイントを取らなきゃとか思って。あとカーフとパンチで作戦を立ててたんですけど、パンチの距離で全てテンカオ、ミドル、前蹴りで入らせてもらえない。こういう蹴りで入らせてもらえない選手と戦ったのが初めてなので、パンチで来る選手とは打ち合えるので私のパンチも入ったんですけれど、全て蹴りでいなされたので(パンチが)届かなかった。

 上手かったな。自分も攻撃を当てられてる部分もあったんですけれど、それ以上に、もらった攻撃の方が多かったんじゃないかなと思ってます。上手かったです。本当に」と、サネーガームの上手さに対応が出来なかったと振り返る。

 首相撲で2度崩した場面もあったが、1Rと2Rでは首相撲で焦っている雰囲気があったと指摘されると「1Rはさすがムエタイの首相撲って感じで。組んだ瞬間に私のヒザ蹴りが出せないところで、向こうのヒザだけが連打で当たるっていう回し方をされて何もできなかった。あそこでポイントを取られたんだと思います。自分のフィジカルで対応できる部分もあるんじゃないかなと思ったんですけれど、やっぱり実績ある選手にそれが通用しなかったって、それだけですね」と、やはりテクニックで封じられたとする。


 ムエタイルールでの練習が足りなかったということか。そう問われると「練習が足りないっていうよりかは、ムエタイをしてる女子とやったこともないので、どれぐらいのパワーなのかとか、どれぐらいのフィジカルなのかとか、本当に組んでみないと分からなかったです。トレーナーにも言ったんですけれど、組まなければ分からないと。

 で、一発目組んだ感じが、強い、上手い。だから打撃に変えていかなきゃとも思ったんですけれど、打撃も合わせられる。でも焦ってはいなくて、カーフもパンチも効いていたし、顔面ヒザも当てられたところがあったので、コツコツやっていこうと思ったんですけど、それ以前にミドルも上手い。相手が本当に上手かった、いや、もう本当に上手かった。完封されたと思ってます」と、経験がなかったことを理由にあげた。

 これでBLACKルール(ヒジ打ち無し、ワンキャッチワンアタックのキックボクシングルール)に戻るのか、それともREDでリベンジを目指すのか、と聞かれると「本当は、サネーガーム選手が先週アマチュアでメダルを2回目取ってるし、彼女に勝てばもう日本の女子とは100%できないと思ってたし、タイ人のトップ選手に挑戦していく道だったんですけれど、彼女に勝ってないので日本人と勝負するしかないのかなってちょっと思ってます」と、タイ人選手ではなくその前に日本人選手との試合をすることになりそうだとする。


 REDルールを続けていくということか、との質問には「いや、どうしたらいいかちょっと自分が分からないです。どうしたらいいんでしょうね」と、まだ気持ちの整理がついていないようだった。

「アップでも本当に調子良かったし、動きも良かったし、凄い自信もあったんですけれど、それでも勝てないってことなので。やっぱりそんな甘くないな、強いなってことしか言えないですね」

 試合前に言っていたヒジ打ちは出せなかったのか、それとも出さなかったのか、との質問には「煽りで言っただけであって、トレーナーの意見含めて練習でも、ヒジは一切出すつもりなかったです。さすがに相手の映像とか見てて、組みも上手いし、日本人と戦った時にヒジは出せばいいねっていう話をしてて、今日もタイのムエタイの選手にデビュー戦の私がヒジを当てようっていうのは1ミリも考えてなかったです」と、言っていただけで最初からヒジで勝負できるとは思っていなかったと明かした。


 そして、試合前にあったトレーナーとのトラブルが試合に関して影響はなかったかと聞かれると「いや、そんなの言い訳にしたくないし、ここで勝ってすっきりしたかったんですけれど、プライベートもキックもどっちもダメだからどうしようってなって。どうしたらいいですかね」と、取り乱したように涙を流した。

 最後にファンへのメッセージを求められると「ムエタイデビュー戦、期待してくれた方。やっぱりちょっと厳しかったです」と肩を落とした。

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