朝倉をボディロックから持ち上げ後方に2度投げたシェイドゥラエフ
2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN師走の超強者祭り』の第14試合、RIZINフェザー級(66.0kg)選手権試合5分3Rは王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)が1R2分54秒、挑戦者の朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)にTKO勝ち。

何度もスープレックスで投げるもコーナーで正対した朝倉に四つから小外刈で崩したシェイドゥラエフはテイクダウン、ハーフガードの朝倉をパスガード。背中を向けた朝倉に両足をかけてバックマウントからパウンドを連打し、いったんヒザを立てて亀まで戻した朝倉だが、シェイドゥラエフが脇の下からパウンド、さらに左右に朝倉のヒザが折れ、うつ伏せで半身に。シェイドゥラエフの左右の強打にレフェリーが間に入った。

リング上から首を固定されて担架で運ばれた朝倉は、救急車で病院へ搬送。試合後のインタビューは行われないことが発表された。試合後総括で榊原CEOは、朝倉について「意識はある。『吐き気がある』ということで救急車で病院へ向かった。回復をしっかりサポートしていければ」と語った。



