俺は自分が強いと確信しとった

――安保選手がセコンドについてましたけど、安保選手とは試合後どんな言葉を交わした?
「瑠輝也くんって結構冷酷なイメージじゃないですか。だから初めて涙流してましたね。ツーって勝手に涙流れてるんやって。本人もびっくりしてて、俺もびっくりしました。そういう泣いてるとこ見たことないんでびっくりしました」
――来年以降も安保選手と一緒にやっていくのか?
「もちろんです」
――最後に、今Xのトレンドにジョリーっていう言葉が入っていて、全体の4位になっています。
「悪い意味でトレンドには何回も1位になったことあるんで、もう何も言えないです」
――でも嬉しいは嬉しい?
「嬉しいは嬉しいですね」
――下馬評では不利な予想があったと思います。それについてはどう思ってましたでしょうか?
「皆さんBreakingDownの試合での動きしか僕のことを判断してなかったと思うんですけど、僕ずっと言ってたんですけど、BreakingDownでは僕、全然自分のパフォーマンスできてないと。もう1分で全力で潰し合いやし、10秒で立たされるのでMMAなんてMMAができてないのと一緒なんで。でも俺はもう自分が強いと確信しとったんで。下馬評でどんだけジョリーが負けるって言われようがプレッシャーもなかったし、もうやることはやるだけの勝ちを確信、ほぼ確信してたみたいな状態でしたね」
――アンチに対して何か言いたいことありますか?
「ちょっとはファンになりたくなったか? 別に受け入れたくないわけではない。今からでも遅くないよ」
――手のひらを返させるようなことができたと思うんですが、そこら辺はどう思いますか?
「正直、僕も瑠輝也くんもそうですけど、自分がやりたいことをやってるだけなんで、それに対して周りが勝手に評価してるだけだからなんとも思ってないです。アンチが手のひらを返そうが、どうせ俺がまた不祥事とか嫌なこと起こしたらどうせまたアンチしてくるやろみたいな、そういう感じなんで。自由にしとったら、人にとっては不祥事じゃないけど、ジョリーこんなことするんや、嫌やなって絶対思われると思うんですよね。でもそれでも俺がやりたいことだから俺はそれをやるんですよ」
――今後、試合がRIZINとかで組まれていくときに、試合に向けてのスタンスって、今回と同じような感じにしていくのか、その礼儀正しさで行くのか、どっちの方で行くんだろうなと。
「格闘技のスタンスですか? それとも気持ちのスタンスですか?」
――試合に向けてのアピールの仕方ですかね。
「それはもう対戦相手によるんじゃないですかね。僕は極真空手をずっとやったんで、元々は押忍の精神がしっかりあるんですよ。中学校の頃にグレちゃって、威嚇をしないと相手を押さえつけられないっていうのを中学のガキの頃に学びました。それを大人になってもある程度それで成功してきたんですけど、なんかここって至高の領域じゃないですか、RAIZINの舞台は。別にそういう威嚇で相手が怖げづくみたいな世界線じゃないんで。するべき時にムカついた時にはもちろんするんですけど、基本的にそんなオラオラやったって寒いだけって俺も正直思ってるんで、やりたくてやってるわけじゃないです」
――今日、奥様は会場の方には来られてたんですか?
「はい。控え室にもいたし、会場でも席で見てくれたと思います」
――改めてこのRIZINの大舞台での勝利で。奥様にどういった言葉をかけたいとかって今思い浮かんでることありますか?
「心の底から愛してるよって。そういう気持ちでいっぱいです」


