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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈がトレーナーとのトラブルについて声を震わせてのコメント「ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなった」「認めて謝ってくれれば一緒にまた組んでやりたい」

2025/12/29 22:12
【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈がトレーナーとのトラブルについて声を震わせてのコメント「ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなった」「認めて謝ってくれれば一緒にまた組んでやりたい」

ニューコスチュームで計量を無事パスしたぱんちゃん

 2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~』(U-NEXT配信)の前日公開計量&記者会見が、29日(月)都内にて15:30より行われた。


 KNOCK OUT-RED女子 -48.0kg契約3分3R延長1Rで対戦する、ぱんちゃん璃奈(フリー)は47.85kg、ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級9位サネーガーム・サックチャムニ(タイ)は47.55kgでそれぞれ計量をパス。


 記者会見で、ぱんちゃんは「皆さんご存知の通り、12月25日のクリスマスに大ダメージを受けて、何日も寝られないぐらい、そういうことがあったんですけれど、本当にKNOCK OUT代表の(山口)元気さん含めスタッフ含め、トレーナー、選手の方、いろんな人に支えられて体重を落として試合をするっていう選択ができたので、本当に今回一番いろんなことに感謝を感じられたかと思っています」と、自身のSNSで伝えていたトラブルがあり、様々な支えがあって試合まで漕ぎつけたという。

 続いて「家族とかスポンサーからは『ぱんちゃん、今日は試合のことだけ喋って黙っててね』って言われたんですけれど、元気さんからさっきGOが出たので、私もすごい今モヤモヤしてるので、何でも聞いてください」と、聞かれたら何でも答えると言い放つ。


 その精神状態がこの試合に影響するのでは、と聞かれると「昨日ぐらいまでは本当に不安が多かったし、寝られなかったし、どうしたらいいんだろうっていうショックもあったり、いろいろな想いがあって。本当に大変だったんですけれど、今回のことでいろんな人が、連絡くれて、本当にいろんな人が支えてくれて。一人だったら試合に出られなかったと思うので、トレーナーさん含め、本当にみんなで一緒に勝ちたいなっていう気持ちがあります」と答えた。

 そのトラブルについて話せる範囲で、と問われると「私は自分も悪いことしたし、本当にダメなことをしたので、頭が地面につくほどいろんな人に謝って。そこから謝らないと格闘技に戻れないって自分で思ってるんですよ、格闘技を汚しているので。だから、ジムのみんなにとか悪いことをしたらやっぱり認めて謝ってほしいし、そうしたら一緒にまた組んでやりたいとも思ってるんですけれど。なので、良太郎トレーナーには言いました。一言でも謝罪を書いてくれないと、私は会見で何を言うか分からないですよと。


 本当に止めた方がいいですよ、私のことを、って言ったんですけれど何もなかったので。言える範囲で言いますと、ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなったということですね。で、私が知ったのはクリスマスですけれど、他の女子選手がずっとそのことをメンタルトレーナーをやっている重森選手に相談をしていて、重森選手がその選手に捜査機関に相談した方がいいって言って、今そういう機関も動いているので、今ちょっとセコンドにつけることができないのと、私たちに対してちゃんと上辺だけじゃなくて改善をしてもらわないと、一緒にやっていくことが厳しいということで。良太郎さんには凄く恩があるし、もう本当に家族のようにトレーナーとして慕っていたので、ちゃんとしてくれないと一緒にいることはできないですよっていう思いも込めて今言ってます」と、声を震わせながら話した。


 刑事事件レベルの話なのか、と聞かれると「私は受け取った側(女子選手)が、もうそうならそうだと思うので。あまり詳しいことは言えないんですけれども。やっぱり安心して通えるようジムを作るっていうのが会長であって代表であると思うので、それができないと思う女子選手たちがいるなら、そこはもうダメだと思うので。これぐらいにしかちょっと言えないですね」と、言葉を濁した。

 このトラブルがメンタル的に試合に影響しないのか心配されるところだが、ぱんちゃんは「明日はムエタイデビュー戦なので、自分がムエタイに通用するかどうかが分かる一戦なので、自分も凄い楽しみ。ムエタイテクニックで相手選手に勝てることはないので、フィジカルとパワーで押し切って、ヒザを100発もらってもダウンを取ってKOを狙いに行きたいと思います」と、テクニックにフィジカルの強さで勝負するとした。


 相手のサネーガームは「明日の試合では楽しい試合をしたいと思っています。日本で日本の皆様が私のファンになるような試合と、自分の得意技はヒザ蹴りということで、明日は全力で挑みたいと思います」とコメントした。

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