ビッグバン・統一への道 其の542025年12月21日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント3(第13試合)Bigbangスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R延長1R晃貴(team VASILEUS/王者)サンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEPPEN GYM/挑戦者)
晃貴は武尊の後輩で、19年1月の第4代Krushバンタム級王座決定戦で萩原秀斗に勝利し、同級王座を獲得。24年12月の大鹿統毅戦で判定勝利後、今年6月の『ビッグバン・統一への道 其の52』では良星から判定勝ちを収めてBigbangスーパーバンタム級新王者に輝いた。
当初は武尊にプロ初黒星を付けた京谷祐希(TEAM TEPPEN)を相手に王座初防衛戦を行う予定だったが、京谷が怪我をして欠場となり、元ラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級王者のサンチャイ・TEPPENGYM(タイ/TEPPEN GYM)に変更となった。
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▼メインイベント2(第12試合)Bigbangミドル級タイトルマッチ 3分3R延長1R髙木覚清(RIKIX/王者)幸輝(インタージム/挑戦者)
髙木は、24年3月の『ビッグバン・統一への道 其の48』で元Bigbangウェルター級王者の大輝と初代Bigbangミドル級王座決定戦を行い、判定勝ちを収め初代王者となった。同年12月の『Super Bigbang 2024』では山崎陽一をKOで下してタイトル初防衛に成功。
一方の幸輝は幼少時より修めた伝統派空手をバックボーンに、九州や沖縄のキックボクシング大会で活躍。21年4月はKrushに参戦してFUMIIYAからKO勝ち。23年2月に加藤虎於奈と対戦した。九州のKPKBで結果を残し、いよいよビッグバン王座を狙う。
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▼メインイベント1(第11試合)Bigbangフライ級王座決定戦 3分3R延長1R空龍(ホライズンキックボクシングジム)ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN)
空龍は22年8月にNKBで吏亜夢に勝利。25年6月のRISEではTEAM TEPPENの水野夢斗に判定で敗れたが、9月のビッグバンフライ級初代王座決定トーナメント準決勝では永野翔空から判定勝ち。対するブラック・シーサー颯太朗はRISEを主戦場に戦い、9月のビッグバンフライ級初代王座決定トーナメント準決勝では元太郎から勝利を収めたばかりだ。
2人はSNSでバチバチのトラッシュトークを展開し、11月のスーパー・ビッグバンのリング上でも舌戦を繰り広げて会場を盛り上げた。初代フライ級王者は、どちらになるのか。
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▼第10試合 80kg契約 3分3Rブハリ亜輝留(ウィラサクレック・ファテックス幕張/初代Krushミドル級王者)ボーンチャンナロン・タニヤマ(タイ/谷山ジム)
7月の初防衛戦で敗れ「自分のタイムリミットも考えて、ここまでかなという感じです」と引退をにおわせていた初代Krushミドル級王者のブハリ亜輝留が再起。ボーンチャンナロンと対戦する。
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▼第9試合 スーパーウェルター級 3分3R×山崎陽一(MOUNT CAPE Sports Fighting Club/元Bigbangスーパーウェルター級王者)判定0-3 ※27-30×3〇FUMIYA(E×F)
1R開始と同時に突進した山崎を後ろ蹴りで迎え撃ったFUMIYA。山崎の左右フック突進に後退するが、左ミドルと右カーフを蹴って逆転。細かい連打からの左ミドル、右カーフを当てる。
2R、FUMIYAは徹底した右ローと右カーフで山崎を追い詰めるが、山崎も左右フックにアッパーを織り交ぜて応戦。前に出るFUMIYAが山崎をコーナーへ詰めて攻勢を続ける。山崎も左右ロー。
3R、前へ出る山崎が右ストレート、左フックをヒットさせるが、FUMIYAは得意の左ミドルで反撃。右ハイキック、右ローと蹴りを多用するFUMIYA。最後は右ローを連打。
蹴りを主体にしたニュースタイルでFUMIYAが復帰戦勝利を飾った。
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▼第8試合 68kg契約 3分3R×松山 翔(TFG EVOLVE/元MA日本スーパーウェルター級王者)TKO 1R2分31秒 ※右フック〇“KONG”光生(K-1ジム蒲田チームアスラ)
自分のコーナーを長い時間背負っての戦いとなった松山。それでも右ミドルで反撃していたが、KONGの右フックをもらってグラつき、最後も右フックでダウン。レフェリーがストップした。
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▼第7試合 スーパーフェザー級 3分3R△貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、30-30△渡邉 陸(パワーオブドリーム)
好戦的な貴哉だが渡邉も負けじと応戦。右カーフの蹴り合いから始まり、パンチを交錯させた。3Rに貴哉がパンチをまとめるも、両者決め手なくドローとなった。
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▼第6試合 フライ級(51.5kg)3分3R×高橋大輝(エスジム)TKO 2R 2分17秒 ※右フック→レフェリーストップ〇秦悠歩人(インスパイヤードモーション)
1R、左フックとワンキャッチからのヒザを上手く使う秦がヒザでダウンを奪う。さらに高橋のパンチをかわしての右フックでダウンを追加。
2Rは秦がボディへの攻撃も使い、笑みを浮かべながら前へ出ようとする高橋を右フックでダウンさせ、レフェリーストップとなった。
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▼第5試合 スーパーフェザー級 3分3R〇田勢ジャイル(TOP LEAD GYM)判定3-0 ※30-27×2、29-26×ゼンギンウムト(ポゴナクラブジム)
1R、多彩な技を振り分ける田勢。返しの左フックを両者同時に放ったが、先に相手を捉えた田勢がダウンを奪う。右の強打を狙って突進するゼンギンウムトが、左フックで飛び込んだところへ田勢は左フックを合わせてダウンを追加。
逆転を狙って前へ出て打ち合いに行くゼンギンウムトだったが、最後まで田勢のペースは変わらず、田勢の判定勝ちとなった。
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▼第4試合 スーパーフェザー級 3分3R×相島珀斗(team OJ)TKO 2R 3分00秒 ※セコンドからのタオル投入〇遠藤 拓(TAKU GYM) 好戦的な両者。オーソドックスの相島は右ミドル、遠藤は左ミドルで激しいミドルの蹴り合い、そして右ストレートと左ストレートを打ち合う。最後は打ち合いで相打ちもある中、相打ち気味に決まった遠藤の右フックで相島がダウン。セコンドからタオルが投入された。
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▼第3試合 フライ級 3分3R〇松延聖希(フリー)判定3-0 ※29-26×2、29-27×宮島 駿(パワーオブドリーム) 独特な待ちの構えからヒザ、ジャブ、ワンツーを打つ松延は変則的なカーフを蹴っていく。宮島はクリンチが多く、痛いレッド―カード2枚。松延はローブローで嗚咽するほどだったが最後まで戦い抜き、判定勝ち。
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▼第2試合 フェザー級 3分3R×深谷 匠(T.G.Y)TKO 2R 0分53秒〇小江隆太(真樹ジムAICHI)
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▼第1試合 ミドル級 3分3R幸治(谷山ジム)武蔵(ポゴナクラブジム)
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▼オープニングファイト ライト級 3分3R〇大江昇成(team MIYABI)倉本皐聖(BANG BANG GYM)