▼第2試合 スーパーフライ級 3分3R
〇西園 晟(MSJキックボクシングジム)
TKO 2R
×ジャヴァド・モザファリ(イラン)
当初はプレリム第2試合として発表されていた西園の試合がメインカードの第2試合に。西園はKOSスーパーフライ級王者、WMC日本スーパーフライ級王者で戦績は9勝(4KO)1敗1分。9月のKOSでは初回KO勝ちを飾っている。モザファリは22勝8敗1分、イランのムエタイ&キックボクシング王者。2023年12月にはRWSで奥脇竜哉と対戦し、3RでKO負けを喫した。

1R、サウスポーの西園は長いリーチからのジャブ、左ロー。モザファリもすぐに右ローを蹴り返すが、西園の圧に下がる。モザファリの右ミドルには西園が左ローを蹴り返す。ワンツーを繰り出すモザファリも右ミドル、左ミドル、前蹴りと蹴りを当てていく西園。自分の距離を保ち、モザファリの攻撃をかわして自分の蹴りを当てる。

ワンツー、左右フックをヒットさせると連打で前へ出てきたモザファリを左フックでダウンさせるが、これはスリップ判定。場内が一気に盛り上がり、西園は左ストレートをヒットさせながら前へ出る。さらに右ハイからの左ストレート、左ミドル。オープンスコアは10-9×3で西園のラウンドに。

2R、西園は左ミドルを蹴って長いワンツー、さらに右ミドル、左インロー、左ボディストレート。モザファリの打ち返しはしっかりかわす。ワンツー、右フックをヒットさせるとモザファリはコーナーに詰まる。西園はパンチとヒジでラッシュをかけ、場内を沸かせる。コーナーに詰まり、何もできないモザファリに西園はワンツー、左右のヒジを浴びせる。

西園がワンツーから左右のヒジを連続で打ち、モザファリをコーナーへ釘付けに。さらに左ボディストレートから左右のヒジを見舞ったところでレフェリーがストップした。西園のKOかちに場内は大きく沸いた。


