MMA
インタビュー

【UFC】平良達郎がモレノとフェイスオフ「自分の戦い方をすれば必ずフィニッシュできる」×モレノ「俺もいいグラップラーだ」

2025/12/05 16:12

平良達郎(フライ級5位)「モレノをフィニッシュして、パントージャとヴァンの勝者に挑みたい」


(C)@ufc_jp

──久しぶりにApexではなくT-Mobile Arenaでの試合になります。大きなオクタゴンで、たくさんの観客の前で戦えることに、どれだけワクワクしていますか?

「自分自身、T-Mobileで戦うのは今回で2回目で、またここに戻ってこられて嬉しいです。大きい会場で戦えることにワクワクしています」

──オクタゴンのサイズについては意識していますか?

「前回T-Mobileで戦った時もそんなに気にならなかったので、ケージが大きくなる分にはやりづらさは感じないと思います」

──今回の相手・ブランドン・モレノ(フライ級2位)についてどう見ていますか?王者以外で最もビッグネームで、人気も実力も伴った相手です

「前回勝って、上位陣と戦いたいと思っていて、ブランドン・モレノ選手との対戦が決まりました。次の挑戦者の椅子を決めるのに一番ふさわしい相手が来たと思っています」

──ファンやメディアの多くは、“モレノはここ2試合がキャリア最高の出来”だと言っています。あなたから見て、今のモレノはこれまでで最も仕上がっていると思いますか?

「モレノはたくさん経験をしてきているし、大きい試合もこなしてきています。彼の試合を見て、ストライキングの能力がどんどん進化しているっていうのを感じている。そんななかで、自分がどこまでストライキングをMMAで勝負できるのか、すごくワクワクしてます」

──インタビューで「あなたのコーチがモレノとポケモンカードで仲良くなった」と話していましたが、どれくらい本当の話なんですか?

「僕のコーチには子どもがいて、子どもたちのためにポケモンカードを集めるのが大好きなんです。モレノにもカードを渡してて、すごい喜んでいましたね」

──今回のフェイスオフで、あなた自身がモレノにカードを渡す予定は?

「いや、恥ずかしいから却下しました(笑)」

──次期挑戦者の座についてですが、今回の試合で“自分こそが挑戦者だ”と示すには、何が必要だと考えていますか?堀口恭司の名前も挙がっています。

「堀口さんは前の試合で素晴らしいパフォーマンスを見せていました。だから僕も今回の試合で、フィニッシュされたことがないモレノをフィニッシュして、パントージャ(フライ級王者)とジョシュア・ヴァン(フライ級1位)の勝者に挑みたいという気持ちでいます」

──堀口選手がUFCに戻ってきましたが、日本では長いことイベントが行われていません。あなたと堀口が活躍すれば、日本開催の期待も高まります。

「そうですね。僕も堀口さんも活躍していて、日本でUFCの大会を開催するというのは僕の夢のひとつでもあります。それが実現することを願って、ずっと勝ち続けていきたいと思います」

──メインイベント後、パントージャとジョシュア・ヴァンのどちらがチャンピオンになっていると思いますか?

「いろんなメディアから同じ質問をされていて、そのときはチャンピオンが勝つって答えていたんです。ただ、ファイトウィークを過ごしてみて、どっちも調子良さそうで、正直、分からない……、フィフティ・フィフティの戦いかなと思います」

──あなたと堀口恭司、そして他にもUFCで日本人選手が増えてきています。PRIDE時代のような盛り上がりを取り戻すには、日本人選手がもっと増えることが重要だと思いますか?

「そうですね。もっと多くの日本人選手が『ROAD TO UFC』などで勝ってUFCと契約して、日本大会も毎年開催できるようになっていければいいなと思っています」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント