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【RIZIN】ケラモフvs.松嶋こよみはなぜ大晦日にスライド実現されなかったのか、榊原CEOが答える「来年また話し合っていい形でのケラモフとの試合を実行できるように」

2025/12/04 20:12
【RIZIN】ケラモフvs.松嶋こよみはなぜ大晦日にスライド実現されなかったのか、榊原CEOが答える「来年また話し合っていい形でのケラモフとの試合を実行できるように」

11月3日の『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』前日に、ケラモフ戦が中止となった松嶋(C)RIZIN FF

 2025年12月4日(木)18時から、大晦日『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』(さいたまスーパーアリーナ)に関する情報番組『緊急特番! アベマでRIZIN大晦日 追加カード大発表SP』が生配信され、追加対戦カードが発表された。

 番組の中で、前日に行われたKNOCK OUTの記者会見にて12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~』(U-NEXT配信)に出場が決まった松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)について、榊原信行RIZIN CEOがコメント。



 前日の会見で松嶋はケラモフ戦について「試合が向こうの影響で流れて、僕も大晦日にスライドかなと思ったんですけれど、違う相手を選ばれて。自分の知名度の無さだったりが影響しているんだろうというので、別に何も思ってないですけれど、来年そういう時が来ればまたケラモフであったり、他の誰かであったりと、準備が出来て試合に挑めたらまたやれる機会があると思っています」と、大晦日でケラモフとの仕切り直しがあると思っていたが、別の相手を提案されたと話していた。

 当初は「大晦日にそのままスライドして、松嶋選手とケラモフというカードも充分可能性はあると思いますし、まあ年明けになるのかもしれません」としていた榊原CEOは「松嶋選手は、僕らオファーしたんですよ。ただ、ケラモフと11月に流れたからってそのままスライドして10周年のトリをとる大会に意味を持たせるのは難しいと思ってばらしたんです。ケラモフってこの10年で何人かいる王者の一人ですからね。元王者が10周年の締めに出てくるとすると、僕らからするとクレベルの方が。RIZINの歴史を点を線でつないできてくれた選手たちにそういうチャンスを与えたい」と、ケラモフの相手にクレベルを選んだ理由を11月21日のインスタライブに続いて説明。

 さらに「松嶋選手も他の相手でオファーしたんですよ。でもそれは受けてもらえなくて。なぜか前日のKNOCK OUTに出るという謎の行動に出ると。ファンのみんなには言っておきますけれど、オファーはしましたからね。だけど僕らが蹴られてKNOCK OUTを選んだんです。僕らがオファーした選手はごっつい選手ですから、それが気に入らなかったのか。でも前回11月に嫌な思いをさせてしまったので、来年また話し合っていい形でのケラモフとの試合を実行できるように松嶋選手とは向き合っていきたいとは思っています」と、別の相手でオファーしたが断られたということで、2026年にまた改めてケラモフ戦を実現させたいと語っていた。

 松嶋の言葉からすると、大晦日にケラモフと仕切り直しの一戦だと思っていたところ別の相手を提示され、その相手と戦うことには同意できなかったということだろうか。いずれにしても、ケラモフ戦を2026年に実現させることには松嶋本人もRIZIN側も前向きになっているようだ。

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