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【シュートボクシング】ONEのマンモス=チャンプアが日本で王座を狙う「笠原に勝ったら次はタイトルマッチで」投げられても「パンチで倒せばいい」

2025/11/22 22:11
【シュートボクシング】ONEのマンモス=チャンプアが日本で王座を狙う「笠原に勝ったら次はタイトルマッチで」投げられても「パンチで倒せばいい」

マンモスはチャンプアと同じ意味で名づけられたという

 2025年11月24日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館『~SHOOTBOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025』(U-NEXT配信)に出場する、外国人選手の公開練習が22日(土)都内にて行われた。


 61.5kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)と対戦するマンモス・ソー・サラッチープ(タイ)は、ゆっくりとした動きで左右ミドルとワンツーのミットで手の内は見せなかった。

 マンモスは19歳で60勝12敗1分のオームノーイスタジアム認定ライト級王者。2024年9月より『ONE Friday Fights』に参戦し、コプター、リッティデット、エー・ミウに勝利。今大会で行われる『S-cup世界フェザー級トーナメント』に出場するサタントンには判定2-0、ブアキャオには判定2-1でそれぞれ惜敗。3勝(2KO)2敗と勝ち越している。


「日本での試合が決まっていい気分です。初めてなので全力で臨みたい」とし、SBルールについては「特別にSBの練習をしてきました。動画を見てどうやって試合を自分のやりたい方向へ持って行くかも勉強してきました」と対策は万全だという。

 投げに関しても「準備してきました。例え投げられても強いパンチを練習してきたのでそれで倒したい。自分の経験上、たくさん試合をしてきたのでゲームを立て直すのも得意だし、それはリング上で見て欲しいです。笠原との対戦は普通に考えている。いつも通りの気持ちです。今までも強い選手と戦ってきたし、自分ををよりよく見せるように戦っていきたい。自分はピンチに強い。気持ちも強いです」と、投げられても逆転してみせると強気。


 笠原の印象は「いい選手で強い選手。彼と対戦できるのは自分のレベルアップにつながると思っているので頑張って戦いたい」とし、「勝つ気持ちは100%。練習もたくさんしていろいろなものを準備してきたので」と、勝ちに行くとした。

「自分はフィームーでムエカオ。ヒザが得意な選手です」と言い、ヒザでKOする計画はあります。KOを狙っていきます」とKOを狙う。笠原のスピードに対抗できるか、と問われると「スピードは問題ないです。スピードのことだったり、試合を立て直す作戦を立ててきたので」と自信を見せる。


 今後について聞かれると「来年の目標は日本で王座を狙っています。機会があれば狙っていきたい。SBでもチャンピオンを狙っていきたいので、笠原に勝つことでタイトルマッチのチャンスをもらえれば嬉しいです」と、今回勝利して次はタイトルを懸けて再戦したいとした。

 また、なぜマンモスというリングネームなのかと聞かれると「ムエタイの先生に名付けてもらいました。タイの田舎の象の神様=チャンプアという意味です」という。日本で活躍したチャンプア・ゲッソンリットを知っているかとの質問には「その人が活躍している時、僕はまだ生まれていないかもしれないから分かりません」とのことだった。

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