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【ボクシング】那須川天心「最初から最後までクライマックスのつもりで行きたい」、井上拓真「過去イチいい状態。総合力で上回っていきたい」

2025/11/21 16:11
 2025年11月24日(月・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『Prime Video Boxing 14』の記者会見が、21日(金)都内にて行われた。  WBC世界バンタム級王座決定戦3分12Rを争う、同級1位・那須川天心(帝拳ジム)と同級2位・井上拓真(大橋ジム)が出席。  試合を3日後に控え、那須川は「淀みなく全てやってきたので、いつ何が起こってもいい状況にいます。ここまで追い込めたのもジムの皆さんのおかげだし、応援してくれる人たちのおかげだし、なにより拓真選手のおかげでもあります。選手としても人としても成長した姿を見せられると思います」と挨拶。  目の前に置かれているWBCの世界ベルトを見て「やるべきことをやってきたので、しっかりと勝つだけです。ベルトを意識してなかったんですが、目の前にベルトを見ると自分の中でもワクワクというか、たぎるものが生まれてきています。やるべきことを全てやったので、自分を全て出すだけかなと思います」とした。  井上は「コンディションも凄くいいし、練習もここまでやりきれたので過去イチいい状態です」と準備は万全だとし、「(那須川は)スピードと勘がいいところがあるので、そこを準備・警戒しながら総合力で上回っていきたいと思います。大きな舞台を用意してくださって自分としてもモチベーションが凄く高い状態なので、勝ち取って恩返しをしたいと思います」と意気込みを話した。  続いての質疑応答で、ポイント勝負になると言われており、前半戦を取るのが勝負のカギになると思われるが、自分では勝敗を分けるのは何だと思うかとの問いに那須川は「どの局面でもどういう展開になろうともいい状況に持ってきたので、ポイントとなるのかすぐ終わるかは分からないので向かい合って凄い楽しみだなというのがあります。最初からペースを取らないとボクシングは勝てないですからね。ポイントを取ったからと言って逃げ切るとは思ってないですし、強い人からベルトを獲りたいってそれだけなので、最初から最後までクライマックスのつもりで行きたいと思っています」と答える。  井上は「毎回そうなんですが、始まってみないと試合展開は分からないことなので。始まってみてどの場面になっても自分は対応できるように準備はしてきたので、ポイントはしっかり取っていきたいと思います」と、どんな展開になっても対応できる、ポイントも取っていくと語った。
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