余裕の笑みを浮かべるスーパーレックを睨みつける与座
2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)に出場する選手たちの記者会見&公開練習が、12日(水)都内にて行われた。

第10試合のONEバンタム級(※65.8kg)キックボクシング3分3Rでスーパーレック・ギャットムー9(タイ)対戦する、与座優貴(team VASILEUS)はミドルキックから左右フック、そして右カーフと流れるようなコンビネーションのミット打ちを披露。その上中下に打ち分ける、技をつなげるスピードに場内からはどよめきが起きた。

会見後の囲み取材で、スーパーレックとフェイスオフした感想を聞かれた与座は「なんだろう…いい意味でムカつく目をしていて早く戦いたいなと思いました」と、最初から最後まで余裕の笑みを浮かべていたスーパーレックにムカついたという。


この試合に勝てば、現王者ジョナサン・ハガティー(英国)への挑戦は間違いなしと見られていたが、ハガティーは回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)を断裂し、日本大会を欠場。長期戦線離脱が予想される。

そのことについて聞かれると「長引けば長引くほど自分はハガティ―に絶対勝てるので。ベルトを巻く日が遠くなっちゃうのは悲しいんですけど、その間はしっかり自分がバンタム級をあっためておこうかなと思います。なのでしっかり日曜日、まずはスーパーレックにKOで勝ちたいなと思っています」と、自分が代わりにバンタム級を盛り上げる、そのためにスーパーレックをKOすると語った。



