2025年11月24日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館『~SHOOTBOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025』の追加対戦カードが発表された。
▼61.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)マンモス・ソー・サラッチープ(タイ/オームノーイスタジアム認定ライト級王者)
笠原は3月から開幕した『RISE WORLD SERIES 2025-61.5kgトーナメント』に参戦し、1回戦ではパヌワット・TGTに2RKO勝ち。続く6月の準決勝ではRISEライト級王者・中村寛に延長戦の末に敗れたが、どちらに勝敗が転んでもおかしくない大熱戦だった。戦績は32勝(16KO)5敗。
笠原の再起戦の相手として用意された19歳のマンモスは73戦60勝12敗1分のオームノーイスタジアム認定ライト級王者。2024年9月より『ONE Friday Fights』に参戦し、コプター、リッティデット、エー・ミウに勝利。今大会で行われる『S-cup世界フェザー級トーナメント』に出場するサタントンには判定2-0、ブアキャオには判定2-1でそれぞれ惜敗。3勝(2KO)2敗と勝ち越している。4月大会でジャック・ジャックムエタイに勝利した兄・弘希に続いて、友希も強豪タイ人を撃破なるか。
▼70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級王者)憂也(魁塾/RISEミドル級2位)
都木は2023年9月のSB参戦以降、次々と同階級のSB上位ランカーを撃破し、今年2月にはRYOTAROを判定で下してSB無敗のままSB日本スーパーウェルター級のベルトを獲得。前回10月大会では念願の国際戦が実現し、ベルギーのサイヤン・ウォーリヤーを2RKOで沈めた。SBで敵なし状態の都木は他団体の実力者との対戦も熱望しており、今回もそれが実現した形となる。戦績は16勝(8KO)2敗。
対する憂也は長らくRISEミドル級のトップ戦線で活躍し、55戦のキャリアを誇るベテランファイター。破壊力のある右ストレートで、これまでに緑川創、匡志YAMATO、T-98といったトップファイターを撃破している。戦績は37勝(19KO)15敗3分。
都木はRISEトップクラスの憂也との一戦をクリアーなるか、それとも憂也がSB王者狩りを果たすか。
▼67.5kg契約 MMAルールイモト・ボルケーノ(FIGHT SCIENCE/SB日本スーパーライト級王者)芦田崇宏(BRAVE GYM/第8代DEEPフェザー級王者)
SB日本スーパーライト級王者のイモトがMMAルールに挑む。
イモトは前回8月のSB日本スーパーライト級タイトルマッチで、笠原弘希を挑戦者に迎えて初防衛戦。左ジャブでカットに成功したイモトは、笠原の巻き返しから逃げ切り、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。
対する芦田はベースとなるボクシングでは高校時代にインターハイと国体に出場経験を持つMMAファイター。DEEPでは第8代フェザー級王者となり、2020年からはRIZINにも参戦。RIZINデビュー戦で萩原京平に一本勝ちし、今年7月のRIZINでは元RISE王者・直樹に判定勝ちを収めた。
イモトとは2023年6月にSBルールで対戦しており、この時はイモトが延長戦の末に判定勝ち。MMA経験で勝る芦田がイモトへのリベンジなるか。それともイモトが実力者の芦田からMMA初勝利を収めるか。
▼62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本ライト級3位)健真(BLACK☆Jr/DEEP☆KICK-60kg王者)
高いKO率を誇る手塚は、前回10月大会で樋沼朝光とのバチバチの打ち合いの末に1RTKO勝ちで現在11連勝中と勢いに乗る。今回対戦する健真は軽快なステップから繰り出す空手仕込みの蹴りを得意とし、DEEP☆KICKやKAKUMEIでキャリアを重ねてきた関西キック界注目の選手。
手塚は8月のクリスチャン・グイド戦からライト級に階級を上げ、今大会では他団体王者と対戦。手塚がライト級でも連勝記録を伸ばすか、それともDEEP☆KICK王者の健真がSB初参戦で手塚を倒してインパクトを残すか。