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【Krush】KNOCK OUT2階級制覇のバズーカ巧樹が約7年ぶり参戦、瑠久が迎え撃つ。亀本勇翔も約3年ぶりに出場、昇也vs.古宮晴、瓦田脩二vs.歩夢

2025/11/10 11:11
【Krush】KNOCK OUT2階級制覇のバズーカ巧樹が約7年ぶり参戦、瑠久が迎え撃つ。亀本勇翔も約3年ぶりに出場、昇也vs.古宮晴、瓦田脩二vs.歩夢

KNOCK OUTで二階級制覇・三冠王を達成したバズーカが約7年ぶりのKrush参戦

 2025年12月19日(金)東京・後楽園ホール『Krush.183』の追加対戦カードが発表された。今年2月にワンデートーナメントが開催されるなどKrush最激戦区となっているライト級で3試合が決定。


▼Krushライト級 3分3R延長1R

瑠久(RAUSU GYM)
バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID)

 KNOCK OUTの主力選手であるバズーカ巧樹が2018年11月以来、約7年ぶりのKrush参戦が決定。ライト級トップファイターの一人である瑠久と対戦する。

 瑠久はフルコンタクト空手出身で、K-1甲子園2017 -65kg準優勝を経て2017年5月のKHAOSでプロデビュー。2023年1月・4月の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝進出を果たすも、ドクターストップで決勝には出られなかった。その後は稲垣柊、寺島輝に連敗を喫するも2025年3月に蓮實光にKO勝ち。9月にライト級に階級を下げて臨んだ篠原悠人戦では初回KO負け。戦績は11勝(5KO)9敗。

 バズーカは2020年8月にKNOCK OUT-BLACKライト級王座を奪取。2021年10月にはWMAF世界スーパーライト級王座決定戦で勝利し、2023年9月にはKNOCK OUT-REDスーパーライト級王者となって二階級制覇・三冠王を達成した。2024年3月の『ONE Friday Fights 54』ではノンタキットに判定負け、6月に中島玲にTKO負け、12月はUNLIMITEDルールで大沢文也に判定負けと連敗していたが、2025年5月に武内晴信に初回KO勝ちして再起。戦績は31勝(13KO)12敗3分。


▼Krushライト級 3分3R延長1R

昇也(士魂村上塾)
古宮 晴(team VASILEUS)

 昇也は、2019年12月の王座決定戦で勝利して第4代Bigbangスーパーライト級王者に。その後はKrushにも定期参戦し、2025年2月はKrushライト級ワンデートーナメントに出場して一回戦で伊藤健人からKO勝ち、準決勝で西京佑馬と激闘を展開した。8月のBigbangではポッシブルKに判定負け。戦績は23勝(9KO)14敗。

 古宮は聴覚障害のハンディを持ちながらもABEMAの『格闘代理戦争』で史上初の3人抜きに成功するなど大活躍。2020年4月にプロデビューし、2021年8月にはK-1甲子園 -65kgで優勝を飾った。プロでは2戦目で初黒星を喫するも、その後は5連勝と波に乗った。2024年はDEEP☆KICKに参戦し、6月には第6代DEEP☆KICK-63kg王座を奪取。2025年2月のKrushライト級ワンデートーナメントでは準優勝となった。戦績は12勝(3KO)4敗。


▼Krushライト級 3分3R延長1R

瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
歩夢(BLAITE)

 瓦田は伸びのある右ストレートを武器にアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。2021年7月・9月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた。2019年12月から8連勝と快進撃を続けていたが、2022年2月のK-1で篠原悠人に判定で敗れて連勝がストップ。4月には初防衛戦に臨んだが大沢文也に敗れて王座を失った。2023年10月にKPKBで勝利しているが、K-1 GROUPでは泥沼の7連敗中。戦績は15勝(7KO)10敗。

 歩夢は第2代KPKB(九州プロキックボクシング)ライト級王者。Krushには2023年12月から参戦し、これまで2勝2敗。


▼Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R

亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
西本竜也(ISN GYM/CLIMB)

 亀本は近年ムエタイルールの試合にも挑戦しており、2022年5月以来のKrush参戦。今年8月にKPKB(九州プロキック)スーパー・フェザー級王座決定戦に勝利して第5代Bigbangスーパーバンタム級王座、IPCC日本スーパーフェザー級王座に続いて3本めのベルトを獲得しており、久々のKrushで三冠王の強さを見せたいところ。戦績は14勝(2KO)17敗1分。

 対する西本は、極真、正道、白蓮の空手九州大会で優勝した実績を持つ宮崎県のファイター。7月のK-1福岡大会に急きょ参戦して、Krushライト級王者の大岩龍矢へ果敢に挑んだものの3RKOで玉砕。今回は、初のKrush参戦、本来の-60kgで真価を発揮できるか。戦績は6勝(4KO)3敗1分。


▼Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R

上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+)
小森玲哉(ONE'S GOAL)

 上野は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、9月には岡嶋形徒にKO勝ちと現在まで6勝(4KO)無敗と快進撃を続けている。

 小森は2013年にプロデビューし、5戦5勝をマークしたが大学受験のため試合から離れて2023年12月の『KNOCK OUT』でカムバック。連勝を重ねたが、2024年8月のピッチ・ソムパッツ戦でTKO負けすると3連敗。しかし、2025年9月のKrush初参戦で西元也史から右アッパーでダウンを奪っての負傷判定勝ち。戦績は9勝(3KO)3敗1分。

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