斎藤裕が2024年7月の久保優太戦以来となるリングへ、YA-MANが相手に抜擢された
2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナ『師走の超強者祭り』の対戦カード発表記者会見が、11月5日(水)都内にて行われRIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで斎藤裕(パラエストラ小岩)vs.YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が決定した。
直前で決まったというこのワンマッチ。会見に登壇したYA-MANは「本当、このカードが決まったの4日前とか5日前ぐらいですかね。本当にギリギリでオファーいただいて。それまでは強豪外国人とやりたいなと思っていたんですけど、やっぱり10周年の大晦日。今までRIZINを盛り上げてくれていた斎藤選手、介錯してやろうかなと思ってるんで、皆さん楽しみにしててください」と、“介錯する”と言い放った。

大歓声で迎え入れられた斎藤は、約1年5カ月ぶりの復帰戦に「皆さん、お久しぶりです。試合(間隔が)空いてて、その間にお店やったり、いろいろ違うことをやってたんですけど、こんなに素晴らしい10周年の記念大会ということで。盛り上げれるなら自分も力になれると思ったので、もう覚悟を決めて試合やることを決めました。とにかく自分の思いとかいろいろなことを考えるんですけど、魂とかいろいろなものをリングの上に置いていきたいと思いますので、ぜひ当日会場で応援してもらいたいです。よろしくお願いします」と、“リングに置いていきたい”とこれが最後になるかのような言葉を口にする。

なぜ斎藤との対戦を決めたのか、と問われたYA-MANは「斎藤選手は昔から凄い好きな選手で。斎藤選手とRIZIN10周年のところで絶対に面白い試合ができると思って。斎藤選手となら10周年にふさわしい試合ができると思ったからですね」と、10周年を飾るにふさわしい戦いが出来ると思ったから、と回答。
元王者を倒し、来年はタイトル挑戦を狙うのかと聞かれると「もちろんです。ここで元チャンピオンの斎藤選手に勝って、強豪外国人倒していって、今回未来さんがチャンピオンになってくれると思うので未来さんに挑みたいですね」と、来年挑戦したいと話した。

一方、斎藤はファイターとして戦うことを決意したきっかけを聞かれると「7月に榊原さんがお店に来てくれて動画を撮ったんですけど、その時に『大晦日行けるなら』っていう話があって。なかなかすぐやるにもお店だったり、いろいろな人たちの協力が必要だなと思ってたので。薄っすら、やるなら大晦日だなっていうのは思ってましたね」と、次の試合をするなら大晦日と考えていた、と明かす。
ラーメン屋の業務を抑えて練習に臨むつもりか、との質問には「お店に立つことは極端に減ると思いますね。スタッフの方たちが集中させてくれるというか、試合に向かって頑張ってねっていう形で、送り出してくれるような感じになるので。自分は出来るだけ試合に集中するような流れになると思います。変わらずに皆さんにはお店に来て欲しいですけど(笑)」と、試合までの期間は練習に集中すると語った。



